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2013.02.27

【劇】 「教授」

『教授~流行歌の時代を、独自の価値観で生きた歌好きの免疫学者、そして、観念的な恋愛に己を捧げた助手~』というのが本当のタイトルらしい。もう、それだけで全てを言い尽くしている。免疫学者(実は、寄生虫の研究者)が椎名桔平、助手が田中麗奈である。

3場もので、60年安保の年(=1960)、その5年後(=1965)、60年安保から12年後(=1972)

安保反対デモの最中、機動隊に追われた男女学生が逃げ込んだのが教授の研究室、寄生虫の標本のガラス瓶が並ぶ中、ゲバルト学生と教授のかみ合わない会話が続く。

なぜか、その教授に惹かれ、転部してしまう女子学生。

5年後、男子学生は厚生省の役人になり、女子学生は教授の助手となる。二人はそれぞれの道を歩み始めるが、自らの体内に寄生虫を飼っている教授の生活は一見変わりがない。

12年後、男子学生はNYに赴任し、助手は故郷の兄が持ってきた見合いを断る、一方教授のところには見知らぬ若い男がやってくる。彼はいったい? 教授の隠された謎は・・・。

と、まあ、こういう感じである。「隠された謎」とは書いたが、十分すぎる伏線はある。

それぞれの時代の代表的な歌を、舞台奥に置かれたグランドピアノで中村中が弾き語りをする。

五木寛之のエッセイ『わが人生の歌がたり』をもとにしたそうで、彼の作品、風貌について触れた台詞もある。

が、何よりも2場では、上条恒彦本人(美学の教授役)が名曲「出発の歌」を熱唱する。これは鳥肌ものである。

# ビートルズに触発されて作ったとされる、この曲、レコードになったのは1971年なので少々タイミングが違うようにも思うが、リリース前に作られていたということで

【データ】
「教授」 ~駐効果の時代とある教授の人生~ (アトリエ・ダンカン)
 2013.2.27 @ サンケイ ホール ブリーゼ (9000円)

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