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2013.06.18

【映】 図書館戦争 

こんなに観たくて観たくてしょうがなかった映画ってなかったなぁ。
そもそも、おいらの中では「落語>芝居>映画>テレビドラマ」という序列ができていて、待ち遠しい芝居、待ち遠しい落語ってのはあっても、映画は「時間があれば、いつでも観られる」「すぐにDVDが出る」「1年絶てばテレビでやる」と思うからねぇ。「劇場でご覧下さい。」なんだけどね、本当は。

で、行ってきました、「図書館戦争」。
不勉強で有川浩という作家も、図書館戦争も知らなかった。昨年10月にキャラメルボックスをみたとき「原作は有川浩」ということを知り図書館へ。
最初に借りたのが地元が舞台となった「阪急電車」。これが面白くて手当たり次第に予約を入れたが、100人待ち200人待ちはざら。それが一気に「貸し出し可能」となったわけ。

で、そうこうするうちに、映画が封切りになったとの話。普通だったら、こんなもの見向きもしないのだろうけど、読み進めれば進めるほど映画が見たくなるのね。

で、感想ですが、泣きました。はい、もう、ボロ泣きですね。

始まって3分、まだ「図書館戦争」のタイトルが出る前に涙がポロっ。
あざといな、と思うのは、小説に出てくる「稲嶺指令」が既に故人という設定。故人として写真で出てくるのは、なくなった児玉清さん。「アタック、チャーーンス」で有名だが、実は読書家で書評も多く、図書館戦争の巻末には、有川との対談も載ってるくらいです。有川のたっての願いで、稲嶺指令は故人として子・児玉清に、小生で稲嶺だった指令は仁科にして、児玉清の友人である石坂浩二が演じているんだから・・・。

小説を読んでいないと、良化法の世の中なんてのの描き方が説明セリフだけでは判りにくい部分もあるかもしれないし。でも、読んでると、ちょっとした微妙な表情のニュアンスもわかるし・・・。

何よりも、配役がどんぴしゃなんですよねぇ。堂上の岡田くん、郁の榮倉奈々はじめ、柴崎、小牧、手塚・・・。全部、小説のイメージどおりですわ。すごいですねぇ。舞台だとあて書き、ってのもあるけど、もともとある小説を実写化してこれって凄いな。

最後のシーンで、堂上が相手を叩きのめすシーンが割りと長かったのは岡田ファンへのサービスに違いない。

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コメント

先輩、ご無沙汰しています。怒濤の有川祭を拝見し、書き込まずにはおれなくなりました。図書館戦争!好き過ぎて書店のPOPまで集めた熱血バカです。挙句実写化が夢にまで見たあのキャスト。続編が待たれます。

うしさん。

いやぁ、ここにもいましたか「熱血バカ」が(笑) この本・アニメ・映画は熱烈な方が多くて、神戸でも「熱く語る会」が成立したほどです。映画を見ながら、酒を片手にワイワイとやりたいですね!!

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