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2013.06.12

【劇】 てけれっつのぱ (文化座)


舞台は明治初年の東京と小樽。戊辰戦争で夫を亡くし、芸者に身を落とし生計をたてていた「あや乃」。彼女を薩摩藩出身の官僚・別所が落籍し妾に。女郎屋で身の回りの世話をしていた「おセキ」も妾宅に奉公。そこに降って湧いた別所の北海道転勤。商売を始めることを条件に同行したあや乃とおセキ。小樽で煮売り屋を始める。そこには何故か別所の本妻・佳代まで同居。さらにあや乃の父に恩を受けた車引きの銀次とその妻・髪結いのロビン、おセキの息子夫婦と、縁者があや乃を慕って小樽に集結。
煮売り屋も車屋も髪結いも、それぞれ順調に進み始めた矢先、おセキが体調を崩し、別所は東京転勤を命ぜられ、そして、店は地上げ屋に狙われる・・・。

何とも奇妙なタイトルである。志の輔さんの十八番のひとつ古典落語の「死神」。その中で出てくる「死神除け」のおまじないである。
ラスト、全てをゼロリセットして、やりなおそう・・・と大八車一つで明日に向かって歩くシーンで「てけれっつのぱ」だ。東日本大震災からの復興途上の日本だからこそ(あるいは、18年前の大震災を経験した神戸でこそ)、より元気づけられるシーンだったように感ずる。

神戸演鑑での観劇。いつもは、何とも「ヤラセ」っぽい拍手なのだが、この日の舞台はごく自然に拍手が起こり、そして軽快な客出し音楽に合わせて自然とカーテンコール。客電がついてからの2回目は予想外だったのだろうなぁ。
                                    (13。6.10神戸文化ホール 神戸演劇鑑賞会)

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