【読】『図書館』四部作 (有川浩)
有川浩の図書館戦争シリーズ。
「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」「図書館革命」を神戸市の図書館で借りて一気に4巻読みましたわ。
予約してたら80人待ち・・・なんてので、半年近く待ちましたね。最初の3冊は文庫本を借りたんだけど、最後の1冊は待ちきれなくて、単行本にしました(単行本は、それほど予約が入ってない。)。4冊とも違う分館から送ってもらった。人気なんですねぇ。
最初、主人公の郁のイメージが魔の連ドラ「純と愛」のキャンキャン喚いてる女優のイメージで、イマイチだったんだけど、映画化で榮倉奈々が演じてたと聴いて、イメージ修正。堂上も岡田君とは・・・。手塚があまちゃんの種市センパイってのもねぇ。そんなこんなで、頭の中で映像化しながら、それでも活字を追って行く。
6年前の小説だけど、憲法改正の議論がなされている今、検閲だのメディア良化だのって、考えさせられるなぁ。
でも、基本は恋愛ものですな。4巻のラストはほほえましい・・・。
とにかく4巻、一気に読み終わったんだけど、困ったことに往復の通勤や昼休みも読書にあてちゃいました。本来、休息時間なのに。
さて、映画を見に行くのが先か、別冊を読むのが先か。
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第1巻~第3巻の舞台は、武蔵境、小田原、水戸と関東だったけど、第4巻の最終話で大阪での良化特殊部隊との息を呑む攻防。
ようやく梅田周辺に土地勘が出てきたので、臨場感もあったが、何よりも護衛している作家の当麻を変装させるのに大丸百貨店か阪神デパートかを、交差点の信号の変わり目で選んだところがツボ。
郁は阪神百貨店を選んだのだが、そこで、藤間は売り場のオバちゃんたちによってたかって・・・(以下ネタバレのため自粛)。あれって、大丸じゃあり得ないよなぁ、きっと。やっぱ、大阪のオバちゃん、最強だぜ!!
投稿: ぴな | 2013.06.02 19:34