【読】ダウン・バイ・ロー (深町秋生)
八神瑛子シリーズに気をよくして、同じ作者の小説を読み始めたのだが、期待はずれ。
山形のさびれた町で、次々と起こる女子高生の自殺、子ども殺し、放火・・・。これに、自殺した女子高生の友人である響子が巻き込まれていくのだけど、いやはや、何とも・・・。広島やら山口やらで、連続殺人や放火、少女同士のリンチなんていう現実の事件が起こっているからか、イマイチ楽しめなかった。
登場人物の会話のほとんどが山形弁?で続くのも、のめりこめなかった原因かも。
タイトルの「ダウン・バイ・ロー」は刑務所のスラングで「親しい兄弟のような間柄」ってことらしいけど、これは響子と死んだ遥のことなのか? ちょっと残念な一冊でした。
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