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2013.09.17

【劇】 キミサリ (IOH produce)

20年来のおっかけをやってる演劇集団IOH。もともとは、主宰の林さんはおいらの呑み友達、ってことから始まってます。同い年の彼とは出会って30年近くなりますね。

そんな彼のたくさんの芝居の中で「きみ去りしのち」は、皆が認める代表作なのでは無かろうか?
初演は97年4月、初のGW公演が好評で、同年9月には早くも再演、その後98年11月には「夜と夜の旅人」との1ヶ月ものリレー公演。そして、01年の本多劇場進出もこの作品、さらには06年、充電期間に入る前のIOH最後の公演は、本作とその続編である「やっとお別れ」。

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5公演47ステージという数もさることながら、IOHの節目節目に演じられた、そんな作品が、「キミサリ」として戻ってくる。こりゃ、台風18号が猛威をふるおうが、日本中でオクトーバーフェストをやっていようが、お受験まで1週間であろうが見ないわけにはいかない。

ってことで、仲間にも声をかけて感激オフをしたてて、神戸から遠征しました。
主人公の周一は本多劇場公演では三浦浩一さんが、それ以外はずっと小野剛民さんが演じていましたが、今回は長戸勝彦さん・木根尚人さんのダブルキャスト。

「なぜ、敢えてキャストを変える??」
「同じ脚本を、違う役者さんに演じてもらうことで、芝居に幅がでる。」

近くにいれば両チームとも見たいところだが、スケジュールの違いで木根バージョンのみの観劇となりました。
ストーリーはこちらへ。01年の本多バージョンで、登場人物が違っているけど、本筋は変わりません。結局、「泣かせどころ」(「泣き所」?)は一緒。

今回、オリジナルバージョン(97,98,06バージョン)と大きく違うのは、長女・弥生には19歳の娘がいること。従って、初演の「逃げた板前の子を宿している」という設定ではない。(娘の父親とのいきさつはそうかもしれないが、明確には語らせていない。) 加えて、近所の高2の女の子が出てくる。
弥生に娘がいる点は、役者の実年齢のこともあり(汗)、「身ごもっている」とするには無理があるため、すっと入ってくるし「ふつつかな娘ですが・・・」という母の背中を押すセリフも収まりはいい。

ただし、獣医の友サン(「友サンです。」というセリフが残っていたのは嬉しかった)のプロポーズの「マーチが子どもを産んだ」のくだりが、ストーリーでつながりにくくなってしまったのが残念。初演バージョンでは、マーチの子どもを愛おしいと思うのと同じく、弥生のお腹の中の子どもを愛おしいと思う・・・という口説き文句だったの。

Photo_2

一方、近所の女の子。学校ではいじめに遭っているような設定ではあるがとくにその伏線は回収されず、ストーリーには直接からんではこない。作者の中では、少々呆けてしまった周一だけに見えるキャラ、というアイデアもあったそうだ。
作者に、「それも面白かったじゃん?」と言ったら、「うちは、キ●ラ●ルじゃない。」と言わんばかりの顔をした。んじゃ、「あかね色」「さよなら」は何??(笑)

細かい点では、また、お寿司の数が7→8に変更になってますが、長女+娘、次女+夫・息子、三女+夫、四女 に師走くんが加わると8→9ではないかと・・・。玉露まで出すサナダムシがカウントされていないのは不自然。これは、長女の娘をカウントし忘れているのではないか・・・の疑惑。(さらに言えば、ともサンも家族になるのにねぇ。)

そう言えば、師走クンを引き留めるシーンが初演ではもっと力ずくだった気もします。

オフ会参加者には長戸バージョンもご覧になった方がいて、周一さんの「ダメさ加減」、淳一君の「バカさ加減」は毛ねバージョンの方がしっくり来たそうな。逆に言えば、ダメじゃない周一、バカじゃない淳一ってのも、見てみたい気はする。

舞台装置で言えば、茶の間にかかる「一期一会」のがくはおさるの直筆、店の入口のガラス戸に書かれていた「古田輪業」が「古田自転車」に変わっていたのは美術サンとの行き違い?

茶の間の下手側のふすまがガラス戸になっていたので、家全体の間取りが判りにくくなった(さらに言えば「この家は温かい。壁もふすまも息をしている。」という師走クンのセリフの『ふすま』が見当たらなくなってしまった。)なんてのは、ツッこんではいけないところだな。
# チラシの片隅にちっちゃく名前が載ってて、すげー嬉しかった。追っかけ冥利に尽きますわ。

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