プチ六甲縦走(3)
前週のプチ縦走で、同僚からストックをお借りしたら、とっても楽。その効果と必要性を実感。
週明けの火曜日には、三宮駅前のICIでトレッキング用のストックを買ってました。
木曜日、「茶わん」に寄って縦走の話になる。店長の四本さんも、大会には出ていないものの、ちょこちょこと山歩きをしているそうで、ストックの話やら「ハイドロシステム、便利ですよ。」ってな話。さらには、六甲の地図やガイドブックを貸して頂いた。
移動時にストックを固定できるリュックも必要になり、土曜日に同じくICIで購入。そのとき相談にのってくれた店員さんが六甲縦走の常連さんで、装備だけでなく、服装、歩き方、水分補給、事前のトレーニング等いろいろとアドバイスしていただきました。さらに、ハイドロシステムのチューブも購入。
プチ縦走(その1)の筋肉痛は、中一日の火曜日に襲ってきた。太ももの前側がここ数年なかったようなひどい筋肉痛。ってことで、アミノ酸やら、VAAMやらも購入。テーピングとドーピングに頼る作戦。
そして、3連休のまんなかの日曜日、摩耶山から宝塚の24キロ余を歩くことに。
阪急六甲から摩耶山頂行きの始発阪急バスに乗り、掬星台に9:35到着。(阪急の駅員さんに訊いたら、何故かこのバスではなく、市営バスの乗り場を教えられ、危うく乗り遅れるところだった。要注意。)
入念にストレッチして10時ジャストにスタート。
歩き始めてすぐ「全山縦走」の標識を写真に撮っていたら、前週にいろいろ教えてもらったバスの誘導員さんがいたので、「先週はありがとうございました。」と声をかけたら、意外なお言葉。「そっちは、当日のコースじゃないよ。」
当日は、掬星台がチェックポイントになり、車道にでずに、山道に入るそうな。オイラが写真を撮っていた標識ははコース外なんだって。そういや、前週のSさんがそんなこと言ってたかな? おじさん、親切にも、コースの入り口まで案内してくださった。ありがとうございます!!
オテル・ド・摩耶を抜け、舗装道路をしばらく歩いて、ようやく山路へ。その後も、山道、舗装路を交互に。
六甲山ホテル。趣のある旧館の正面。
記念碑台。11時。順調。
階段を登った上に記念碑があるそうだが、パス。後で調べたら、グルームさんを讃える碑があるのだそうな。大会当日には絶対に行かないだろうから、今回見に行っておけばよかった・・・。
神戸学検定にも出た(しかも不正解だった)「六甲オルゴールミュージアム」の前を通過。
ところが、ここは通るはずのないところ。記念碑台の交差点を越えたら、すぐに右の小道に入り、六甲山小学校、神戸ゴルフ倶楽部を抜けるのが正しいルート。おいらは「サンセットドライブウェイ」ってところを歩いてしまったらしい。
後でよく確認すると縦走マップの隅っこに、、正規ルートの拡大図があったのですが、気づきませんでした。不覚・・・。
パニックになりながら、行ったり来たりしながら、現在位置を確認。おいら「地図を読めないオトコ」になってる。
ようやく「みよし観音」で、本来の縦走路に合流。距離的には大した遠回りではないかもしれないが、アップダウン、そして、何よりも、現在地確認のために行ったりきたりで、かなり時間はロス。正直、心が折れましたわ。
みよし観音は、飛行機墜落事故で、乗客の避難に献身的な働きをしながら、自らは命を落としたCAさんを讃えて建立されたそうな。合掌。
こんな山道を歩いていたら・・・
・・・11:50六甲ガーデンテラスに到着。
こいつが、試験にも出た「六甲枝垂れ」。トイレを借りて、ゼリーとバーで腹ごしらえをして、10分ほどの小休止で出発。ところが、歩き出すべき方向が判らない。テラスの従業員さんに訊いたら「どっちも大丈夫ですよ。右が山道、左が車道です。」 なら、そう書いてくれればいいのに・・・。
気を取り直して、六甲最高峰を目指す。
何度も車道を横断。これだったら、車道を歩いたほうが安全な様な気もする。後で「縦走マップ」をみたら「どちらでもよい」そうな。上り下りは多い土の道を選ぶか、比較的緩やかなコンクリート道を選ぶか。当日の疲労具合にもより悩みどころだ。
歩き始めて3時間弱、距離にして10km、ようやく六甲最高峰へ。道に迷ったせいもあって、思いのほか時間がかかった。
(続く)
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