【劇】『洋服解体新書』(玉造小劇店)
東京に戻ってきて、初観劇。新しい住まいの近く、高円寺の「座・高円寺」という芝居小屋で、わかぎゑふの作品。
芝居の様子は、おけぴネットの稽古場レポートが詳しい。
明治になって、洋装がはやり始めた頃の日本。
洋服に魅せられた人々、腕のいい仕立て職人たち、そして「鬼」と呼ばれるある集団のかかわり。
達者な役者さんたちが放つ、江戸弁と関西弁。
舞台中央の大きなテーブルが、皇族の家のテーブル、仕立て屋の仕事台、質屋のカウンター、オークションの会場と様々に表情を変えながら、一見関わりが薄そうなエピソードが続く。それが、ひとつにまとまっていく。
関西のわかぎゑふだからかける、あの話・・・。しかし、それをサラッと描いている。
たのしくて、そしてホロリとさせるいい芝居でした。
そうそう、腕の立つ洋服職人の役をやっていたのは「ロゼッタ人」のCMに出てた人、洋服に関わる子爵をやっていたのがIOH「家族対抗歌合戦」にも出ていた伊藤貴明さんだった。
『洋服解体新書』(玉造小劇店)
2014年2月12日19:00~
高円寺「座・高円寺」
4500円
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