【劇】 神なき国の騎士 (せたがや文化財団)
「-あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?」というサブタイトルがついている。
劇団第三エロチカの川村毅が脚本、野村萬斎が演出・主演である。
サブタイトルのとおり、ドン・キホーテの物語。
野村萬斎が、いい声でドン・キホーテを演じる。冒頭は、彼が風車を巨人と思って突撃するところから始まり、いつのまにか現代の日本にタイムスリップ。
「怪奇城」に攻め込んでいった彼は、その前で抗議デモを行っていた白塗りの民の支持を受けて、あれよあれよと言う間に大統領にまで登りつめる。
「自分が思い立った日から、一切の電気を消す」なんていう政策を掲げているところは誰かを彷彿させる。
と、すぐに民衆に飽きられ(呆れられ)た彼は、愛馬ロシナンテたちとも別れ、囚われの身になる。
一方、ロシナンテとろばは、なにやら人が済まない場所に紛れ込む。
危険とされているそこはどこ、そして・・・。
メッセージ性は高そうなのだけど、イマイチよく判らないまま、終わってしまった。
観劇日:2014年3月5日
小屋:世田谷・世田谷パブリックシアター
木戸銭:7000円
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