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2014年4月の記事

2014.04.25

【劇】 公の園2 (ANN Company)

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ANN companyといったらテレ朝系の何か・・・?
これ、浅野温子、永野里美、野崎美子(演出)が立ち上げた企画集団のことなのだそうな。

「不幸な人の幸せを謳うスピリチュアルの会『公の園』が解散。創立メンバーのマリア(浅野温子)と喜美子(長野里美)も離れ離れとなる。
 数年後、喜美子は都内の中の公園でマリアを捜し回る。そしてベンチで聖書を読むマリアをやっと見つける。喜美子は元教祖マリアに『公の園』の再結成を迫る。もうこりごりだと逃げるマリア。

 その時、その高台の公園に、思い悩んだ青年、鳴海(大沢健)がやってくる。鳴海は大病院の臨床医で、自分のミスで元婚約者を死なせたことを悔いて身を投げようとする。しかしマリアと喜美子のピントの外れた説得で何とか思いとどまる。
 そこに、この公園で宣教する夜羽又三郎(小野了)が、ホームレスの姿で現れ舞台は騒然となる。又三郎は安息日に公園で聖書を読むマリアに恋心を抱いていた。ところが、その恋には愚かなからくりが。それに憤慨したマリアが喜美子ともう一度『公の園』の会を復活させようとするが…。 」
劇団HPより。)

サブタイトルは「~神様のいる公園~」。

冒頭、客室の入り口から入ってきたマリアは、無言で、場内を見渡し、舞台に上がり、柵の向こうの景色を一瞥してから、中央のベンチでおもむろに新約聖書を読み始める。ここまで数分間、無言のまま、客電もついたまま。

で、暗転してようやく始まる。
喜美子とマリアの会話。たぶん、敬虔なクリスチャンであるマリアと、髪なんてこれっぽっちも信じてないように見える喜美子の、かみ合ってるのかかみ合わないのかわからない会話がおもしろい。

「何人も人を殺した」という鳴海(大沢健は「梅ちゃん先生」のお姉さん(ミムラ)の旦那さん役だった人)を、あなたお医者さんね?と看破し、彼の自殺を訳のわからない理屈で思いとどまらせた(ように進行する。)。

実は、彼の身投げは、これまた怪しげな宗教家である夜羽(「ヨハネ」と読むのだ)の書いたシナリオだったのだが、『愚かなからくり』ってのが、何を指しているのかは、芝居を観た後でもピンとこない。
とにかく、ヨハネは自らの集会にマリアと喜美子を担ぎあげようとしていたのだ。

後半はその集会。またまた客電がつき、観客は皆、その集会に集まってきた信者。
声高らかにハレルヤ!と叫び、配られる「愛の神(紙)」に手を伸ばし、あまつさえ、献金箱にお札を入れる人まで・・・。

教祖風の浅野温子が、客席をまわり、客に問いかけたり、ハグしたり・・・。

前々日に観た「観客席」の無理やりな客いじり(包帯巻いたり、かつらをかぶらせたり・・・)とは違って、自然に話の中で自分たちも残りの半分になっているのはさすが。

終わってみれば、とにかく「自分を好きになれ」「神は、愛したものを倍返ししてくれる(だから、愚痴を言うと、愚痴が倍になって返ってくる)」といった、いいセリフもあるんだけど、あんまりにも面白すぎて記憶に残ってないのだ・・・。

浅野温子さん、自らのブログで毎日のように顔パックの画像をアップしているけど、ボディラインなんぞもきれいで、同い年とは思えませんわ・・・。

観劇日:2014年4月23日
小屋 :池袋・シアターグリーン
木戸銭:5800円

# 集会で配られた「愛の紙」、これで鼻をかめば花粉症もたちどころに治るそうな。


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2014.04.23

本日の手づくり弁当(4/23)

2014

豚卵とじ、塩鮭、焼餃子、温野菜、塩昆布、玄米ご飯

冷蔵庫整理週間、第2弾。

メインは、前日と同じく豚と玉ねぎ。昨日は王覇で炒めたので、今日は煮て、卵とじ。
卵焼き器にみりんと麺つゆを煮立たせて、玉ねぎと豚肉投入。蓋をして火を通したら、溶き卵を回しかけして蒸らす。
弁当箱に薄く盛った玄米ご飯に盛り付ける。
四角い卵焼き器、蓋がなくてフライパンの丸い蓋で代用しなきゃならないんだけど、弁当箱に乗せるには具合がいい。

塩鮭はグリルで焼き、餃子はフライパンで焼く、ミックスベジタブルはシリコンスチーマーで温めて、塩を軽く降る。
あ、弁当を食べるころには冷たいので「温野菜」ってのは間違いか?

これで残る食材は生卵1個と、冷凍庫にミックスベジタブル少々、油揚げ1枚、玄米ご飯が1パック。
さすがに、これじゃ第3弾はないな・・・。
(っつうか、花アン見て、弁当作ってると、朝が慌ただしすぎる。)

2014.04.22

本日の手作り弁当(4/22)

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豚肉と玉ねぎの中華炒め、三色卵焼き、野菜餃子、かんぷら飯、はんごろし、のりたま

ゴールデンウィーク前に、冷凍庫の食材を整理すべく、朝起きてから、急きょ弁当作りを思い立つ。
冷凍庫の豚肉と、買い置きの玉ねぎを普通に炒める。味付けは王覇とクレージーソルト。どっちも頑張って、いい味出してますな。

卵焼きは、いつものミックスベジタブルだけど、味付けを塩とメイプルシロップにしてみました。焦げるといやなので、あまり火の通ってない状態で、レンジで仕上げ。ほんのりと香りが残ってて、いい感じです。

ミックスベジタブルはまだまだたくさんあるなぁ。卵はあと3つ。餃子も冷凍庫にあと4,5個。
ごはんは玄米ご飯が2パックかな。

このほか、豚肉100グラムほど、甘塩鮭一切れが冷凍中。

【劇】 観客席 (劇団☆A・P・B-Tokyo)

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IOHファミリー・安室満樹子さんからお誘いを受けて、原宿まで行ってきました。
劇団☆A・P・B-Tokyoとは、アバンギャルドなパフォーマンスをするブラザーズなのだそうな。寺山修司の作品を長らく手がけていて、この作品もそう。

簡単に言えば、劇団側が作れるのは芝居の半分だけ、残りの半分は観客が作るもの。だから、観客席にいるからって匿名性に守られて安閑としていてはいけない・・・っていうことらしい。
これだけをテーマのオムニバス。客席に役者を仕込んで、寸劇を始めたり、客をいじったり・・・。

小人症のマジシャンで俳優のマメ山田さんが出てくるんだけど、安室さんと並んだら確実に5人分はあるな。

最前列に座っちゃったことも合って、実に、居心地の悪い2時間だったのだけど、これがあっという間だったんだな。不思議な時間と空間でした。ラスト、数本のマッチ棒に各役者が火をつけて、その火だけで、火が消えるまでの数秒でメッセージを投げつけてくる。マッチの炎の明るさに改めて驚きましたわ。


観劇日:2014年4月21日
小屋: 原宿・the sad cafe STUDIO
木戸銭:4000円


2014.04.21

新宿で献血(90回目)(2014.4.18)

東京に戻って3ヶ月余り、前回、神戸の六甲全山縦走大会翌日の献血からも4ヶ月。年間1200mlの縛りも解けたので、献血してきました。
東京っていうと、新宿西口、有楽町、渋谷は経験済みだったので、池袋、秋葉原・・・を狙ったが、GWのカナダの前となると、少々難しい。
ってことで、新宿の東口に行ってきました。


【献血ルームへ】
新宿東口のルームの受付は18:30まで。仕事を定時で上がっても余裕ですわ。
丸の内線新宿駅を降りて、地下街を三丁目方面に歩いていくと、紀伊国屋の隣で「献血お願いします」の呼び込み。エレベータを上がると、そのビルの6階がルーム。

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【受付】
都内で一番大きなルームらしいです。受付時間ギリギリ18:15くらいの入室。

受付の先客は、日本人男性2人、外国人女性(ラテン系?)1人のグループ。受付の人とちょいと揉めている風。

推測するに、「南アメリカ縛り」か何かかかってて、「使えない血液かどうか、採ってから調べればいいじゃないか。」的なことを言っているようだ。それじゃ、禁じられている「検査のための献血」と同じだよなぁ。

まず、睡眠時間と最後に食事をした時刻を聞かれる。通常通り6時間、食事(昼食)は12時半。

荷物をロッカーにしまって、自動血圧計で血圧測定。上が136と少々高め。少々急いだからかな。

プリントアウトされたものを持って、再度受付へ、暗証番号と身長、体重をキーパッドで入力したあと、タッチパネルで問診に回答。

全部終わって、申込書に印刷されて出てきたものをチェック。住所が神戸のままだったので変更、さらに、「海外から帰って1年しばり」の質問に去年のモンゴルを忘れて答えちゃいました。これも修正。ま、帰国後、11月に献血してるんだから問題ないとは思うけど。


【問診】
受付後、そのまま問診室前で待機。問診室は3部屋。平日だからかセンセイはひとりだけ。完全に扉が閉まるようになっていて、プライバシーには配慮されている。

若いオトコの先生。案の定、最高血圧が「ちょっと高めですね。」という指摘は受けたけど、許容範囲で、他の問診も異常なし。「今日も400mlお願いします。この後ろ(と先生の後ろの扉を開いて)の茶色い椅子でお待ちください。」

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【検査】
問診OKで、すぐに血液検査。
検査用の採血場所は採血室の一角。3つほどブースがあったけど、ここも看護婦さん一人で、先客は若い女性(初めてらしい)が1名。

待つ間に、採血室の様子でも写真を撮ろうかと、森三中の大島似の看護婦さんに「人物は入れないので、こちら側(空いている採血ベッド)の写真を撮ってもいいですか?」と確認すると、「はぁー?? どういう意味ですか??」と端から戦闘モード。

で、採血室の入口にあった立て看板をわざわざこちらに向けて、「ここに書いてあるでしょ、撮影禁止です。」。
「あ、すいません、気付きませんでした。」 そりゃ見落としてたオイラが悪いんですけどねぇ・・・・・・・・・・・・。
よそじゃ、看護婦さんがシャッター押してくれるところもあるのにねぇ。「何よ、この変態」的な扱いを受けちゃって、意気阻喪。

で、手持無沙汰に数分。自分の番になる。左右の腕を見せて「左からだとすぐに採血できますから、検査は右から。」ってことに。

検査採血のカウンターの後ろに血液検査の器械。その場で結果がわかる。最初のスクリーニングに使う血液は2mlなのだそうな。あれで、何がわかるのかな。
比重を見るために硫酸銅溶液にポトリポトリと血を落としていた時代からは格段の進歩。、

で、検査結果がOKとなって「では、温かい飲み物を、できれば2杯呑んでから、あちらの青い椅子でお待ちください。」

昼食をとってから既に6時間ということもあったせいか、まずは水分を補給してこいとのことで、待合室に戻る。

ここの飲み物は3台のベンディング・マシーンで飲み放題。
いつもどおり「温かいコーンスープ」を呑もうと思ったら「温かいポテトスープ」ってのがあったので、これをいただきながら、煎餅を一枚つまむ。
煎餅系とビスケット系が籠に入っていていただき放題。


【採血】
で、さすがに2杯は飲めないので、1杯だけで、採血室に戻る。
検査待ちは茶色いベンチ、採血町は青いベンチと、分かりやすくなってる。

ここでも先客が一人だったけど、彼女は右腕を待っているらしく、「後の方、左腕なのでお先にね。」ということで、先に採血ベッドへ。
さっきの大島看護婦さんだったら気まずいな・・・と思ったけど、別の人でしたわ。そもそもベッドは10台以上空いているし、採血担当の看護婦さんも3人いたので、先客も待たせる必要はないと思うんですけどねぇ。

採血には、特段の変わったところはなし。おいらも(先のやりとりで意気阻喪したこともあって)、自然体でテレビを見てたら、いつもよりちょっと時間がかかって、6分ほど。

看護婦さんに訊いたら、通常7、8分で採血終了するそうなので、それよりは、2割ほど早いってことか。ちなみに15分過ぎると、針先で血が固まり始めちゃう恐れもあるので、採血中止にすることもあるそうな。
「400ml献血で始めて、200ml採血し終わったところで中止になったら、その血は200ml献血扱いになるんですか?」
「いえ、採血パックの中に薬品がが400ml用の量なので、200ml採れても輸血には使えないです。」
「じゃあ、捨てちゃうんですか・・・」
「いえ、血液製剤の材料とか・・・」(ちょっと、歯切れが悪かった)


【採血終了】
採血室ら待合室まで戻った時点で、入室から30分ほど。待ち時間はそれぞれのところでせいぜい2,3分なのに、思いのほか、時間がかかった。

ベンディングマシーンで、今度はコーンスープ。アイスクリームやドーナツなんかはないのねぇ。終わり時間に近いからかなぁ。渋谷のルームの方がその点は選べるな。

ちなみに、ビスケットや煎餅の入った駕籠は、待合室の各テーブルの上ではなく、受付カウンターの隣に一か所だけ置いてあった。「持ち帰りはご遠慮ください。」ってことだから、見えるところに置くんですかね。

カントリーマームを頂いて、朝刊を読んでいたら名前を呼ばれ、献血カードを返してもらいました。
90回目。「イギリス滞在縛り」の空白の5年間がなければ、とっくに100回達成していたんですなぁ。400ml全血にこだわってるので、年に3回しかできないから、あと3年かかっちゃいます。まだまだ、先が長いな。

と、武井咲ちゃんみたいな可愛らしいボランティアのおねーさんが「携帯メールクラブ会員になっていただけませんか?」
神戸や大阪で勧誘されたことないので、東京都だけのクラブかと思ったら、複数回献血クラブって全国的な取り組み(の、東京都での相性)なんですって。どうも、入会促進キャンペーン月間だったんだ。

どうせ複数回やるんだし、「いいですよ。」と答えると、お喜びで、専用のタッチパネルを持ってきて、その場で登録。


【処遇品】

で、処遇品。コインを1枚くれて、これで自販機にあるパンやらお菓子やらから一つ選べるのと、今回は「タニタからの寄贈品で、金芽米のご飯パック、さらに、複数回クラブに入ったので、パソコン用メガネと、献血ちゃんのハンドソープ・・・。
久々に、「売血感」タップリ・・・、とふと漏らしたら、おねーさんあわてて、「ホンのお礼です。」

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2014.04.18

【劇】 巣鴨四丁目落語会 (立川志の輔)

一昨年の梅雨明け、下北沢以来の志の輔さんである。まあ、ちょうど、神戸の間がぽっかりと抜けた感じです。
お馴染み、巣鴨・studio Fourさんの落語会。即日完売のこの落語会ですが、幸運にも追加が募集があり、チケットゲットです。

長めの客入れのたいこの後、鉄九郎さんの三味線に乗って現れた前座は六番弟子の志の太郎さん。
おいら、たぶん、初めてお目見え。季節柄、「長屋の花見」。無難に仕上がってました。

そして、志の輔さんが高座へ。
座るなり、マイク(録音用の小さなもの)の向きを直し、「これ、真ん中か?」たぶん、前座さんが座布団をひっくり返すときにずらしちゃったんだと思う。たぶん、後でお小言だな・・・。

今年初めての巣鴨四丁目。1月はパルコ、2月・3月は東南アジア、4月は弟子の真打お披露目と忙しくて。
4月はいいかな、と思ってたら、StudioFour の西島夫妻から「○○なら空いてます」「○○どうですか」と矢の様なメール・・・。で急に決めました。今回で141回目です。

今週は、月曜日が富山、火曜日が名古屋、どちらも1000人の前でお話。ここは昼、夜80人ずつ。1000人だろうが80人だろうが、私がやることは同じなんですが・・・。ここは建物のローンがあるから。
でも、80人には80人にしかできないお話もある。1000人の前では小保方さんのネタなんてできない。

小保方さん、関係者が少しずつ会見してるけど、ワイドショーネタになったらいけない。日本の論文の信憑性が疑われている。湯川秀樹さんまで疑われちゃうんじゃない?

中途半端な会見をしないで、調査します、こうでした・・・で充分。医学、科学は0か1か。その点、落語はあいまいでいい。理研は何かを隠している。そんな気がする。

この季節、「研修生」っていう名札を付けた人が店頭にでる。携帯ショップに行ったら、研修生が対応するんだけど、何を訊いても後ろに控えている先輩に確認してから応える。「それなら、そいつが最初から出てればいいのに。」

で、始まったお話は「御神酒徳利」。
うっかりモノの番頭さんが、算盤占いの名人に仕立て上げられてしまい、上方へ行く羽目に。
最初の宿場でも失せものを首尾よく見つける。下げは、「治ったら訊きにこいと出ている」

途中で、おいらの隣のおばあさんの携帯の着メロ(「ジュピター」)。ちょうど「八つの鐘が鳴るまでは、入ってきてはならぬ」というところで、志の輔さん「あれは八つの鐘ではないな、本物の八つの鐘が・・・」とさらりと。素敵です。
ここは、劇場のように「携帯の電源を切れ、時計のアラームは鳴らないように」なんてことを全く言わないんだけど、常識ですよねぇ。

中入り。二席目の演目は「大河への道」ってのは予告済み。

高座に釈台が置かれ、出囃子に乗って志の輔さん登場。
脱いだ羽織を、後ろに落とすのではなく、わきに置く。「ごめんなさいね。さっき(1席目で)、落ちちゃって、蛍光灯(高座後ろ下の照明)にかぶっちゃったんです。着物は使い捨てだからいいんですけどね・・・」

1席目の「お神酒徳利にしようと思ったのは、ここにきて楽屋で」「後があるので、かなり早口になった」との裏話。

さっきも言ったけど、今週は富山から名古屋へ。移動に乗ったのがローカル列車。
前の車両にアメリカ人、後ろの車両にドイツ人。英語ってのは、1分に1つくらい単語が聞こえるからいけない。パソコン打ってても、居眠りしようとしても気になる。

忘れもしない2010年10月28日、長崎に行った。JR九州の車両は素敵。長崎につくと、ホームにはお役所が観光案内。

旅の楽しみは、地元の友達が何を持ってきてくれるか、カステラ、カステラ、カステラ。弟子には評判がいい。一升瓶がくるとガッカリする。
何でもかんでも竜馬、竜馬、竜馬。長崎ちゃんぽんにまで竜馬。そんなとき、独演会を見に来てくれた品のいい初老の女性が「福山雅治のお母さん」・・・、と長崎の下りから、佐原に至る辺りは、竜馬記念館の扇浦さんの話も含めて、2012年のリバイバルと同じ。

たっぷり1時間半以上話す。途中、「聞いてる?」「判ってる??」と客席に問いかけるのは、きっと、自分もストーリーを立て直しているに違いない。

サゲは「主任、Good JOB!」

2011年に作ったこの落語(おいらは、翌年7月の「リバイバル『大河への道』)、しばらく、やるのだそうな。
というのも、2018年が伊能忠敬生誕200年。2018年の大河は2015,6年くらいには決まるだろうから、それまでしかこの落語はできない、次は100年後。期限付きの落語って初めて・・・・、だそうな。

いつ聞いても、素晴らしい、志の輔さんなのでありました。
終演後、東京に戻ってきたご挨拶に楽屋へ。1年半ぶりにご挨拶できました。

観劇日:2014年4月17日(木)
小屋:  巣鴨・Studio FOUR
木戸銭:4000円

2014.04.17

【劇】 路地裏物語 (劇団暴創族)

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笹塚ファクトリー、多分初めてじゃないかなぁ・・・。

「ひとつの空間とふたつの時間」でお話は進む。
オムライスが絶品の洋食屋「路地裏」。その家族を巻き込んでの、1984年のある出来事と、それから四半世紀経った2010年の出来事。

劇団HPによれば、「時代は1984年(昭和59年)。とある路地にある洋食店「路地裏」の店主・栄吉は地域開発を理由に立ち退きを要求されていた。そんなある日、家出したの一人息子、栄太郎が彼女のみちを連れて帰ってきた。
時は流れて2010年(平成22年) 一昨年、「路地裏」店主の栄吉が亡くなり、店は空き家に。そこに栄太郎が、娘の栄子を連れて戻ってくる。栄太郎は「路地裏」をカフェにリニューアルしようと考えるが・・・」

この二つのときが、自在に入れ替わり、笑いの中にも家族の秘めた思いが明らかになっていく。

ダブルシチュエーションコメディというが、IOHの家族シリーズにも似た良作である。

冒頭2010年、娘にやり込められてばかりのダメ親父なのだが、26年前の出来事を知ると、「父ちゃん、かっこいい」になるんですよねぇ。
時は経っても、子どものころに食べた味は忘れない。
物語をハッピーエンドに導く鍵となったのは「オムライス」でした。

5日公演の初日でしたが、子役さんも含めて安定した演技でした。
客席には老人の姿が多かったです。これって、この劇団の特徴? それとも笹塚の土地柄??

観劇日:2014年4月16日(水)
小屋: 笹塚・笹塚ファクトリー
木戸銭:3500円

ってことで、家に帰ってから、有り合わせの材料でオムライスを作ったとさ(笑)

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2014.04.16

【劇】 レディ・ベス (帝劇)

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前週からコクーン、日生と続いてミュージカル3連チャンは、久しぶりの帝国劇場。
いったいいつ以来・・・?、と拙HPを紐解いてみると、ちょうど7年前の「マリー・アントワネット」、これまた東宝ミュージカルで、本作でベスの侍女役の涼風真世さんがマリーをやってました。
舞台はフランスからイギリスへ。

「16世紀イギリス。ヘンリー8世の王女として生まれたレディ・ベスは母親のアン・ブーリンが反逆罪で処刑されたため、家庭教師ロジャー・アスカムらと共にハートフォードシャーで暮らしていた。
そうしたある日、若き吟遊詩人ロビン・ブレイクと出会う。ベスは、彼の送っている自由なさすらいの生活に心魅かれる。
メアリーがイングランド女王となると、ベスを脅威に思うメアリーの側近、司教ガーディナーらの謀略はさらに強くなる。
ベスは絶え間なく続く苦境に、自分自身の運命を嘆きながらも、強く生きることを決意し、ロビン・ブレイクと密やかに愛を育む。
メアリーの異教徒への迫害が続くなか、民衆は次第にベスの即位を望むようになる。そんな中、メアリーはベスへある告白をする…」
(チラシより。)

家庭教師のアスカムが冒頭、時代背景を説明する歌。柔らかい低い声でお経みたいだから、ついつい聞き逃しちゃう。
少しばかり、メアリーとエリザベス、そしてそれぞれの母の関係を勉強していった方が判りやすい。なぜ、「プリンセス」ではなくて「レディ」なのかなんてこともね。(とても判りやすい予習サイトはこちら

とにかく、ヘンリー8世ってのが、王妃をとっかえひっかえしたから、このお話が出来上がる訳。ただの女好きなら側室にでもしておけばいいのだけど、やはり王子が欲しかったのでしょうな。当時の王妃は世継ぎを期待されたんでしょうから。(だからこそ、王妃側も王以外の「生きのいい」男性との密通を重ねたのではないかと。)
「離婚」ができないから、カソリックと縁を切って、英国教会を作る・・・、なんて、スケールでかすぎ。

歴史上は、アン・ブーリンは人気のない女性ということになっているようだけど、この芝居ではとっても魅力的。
一幕では、母親を「不義密通を働いた売女」として、「彼女のせいで自分はこんな目に」と罵るベスが、自らも身に覚えのない反逆の罪でロンドン塔に監禁された二幕では「そうか、母も無実の罪だったのか・・・」と悟った瞬間に母への思いは180度変わり、ベスが辛くなると空想の中に現れて彼女を導く。

司教ガーディナーとスペイン大使シモン・ルナールが酒を酌み交わしながらの悪巧み。ここは「美女と野獣」のメゾン デ ルーンを思い出す。また、民衆が「イギリスにはエール(ビール)を」と飲み唄う部分は、同じように美女野のガストン酒場のシーンみたい。
ルナールはスペインだからワイン、そして民衆はビール。この辺りも象徴的に描かれている。(スペインと結託しようとしたガーディナーは、そのワインで自らの命を落とすことになるのも皮肉。)

処刑されそうになるベスを3度も助ける、女王メアリーの夫・フェリペ。ちょいとおバカっぽいキャラで、登場シーンでは、美女を相手に際どい歌も歌うけど、ラテン系で楽しいな。下心が成就せず、残念・・・。

昨年見た、メアリースチュアートでは、エリザベスが、従妹のメアリーを幽閉の後、死に追いやっている。二つのお芝居のどこまでが史実に基づいているのかわからないけど、歴史は繰り返すのね。オンナって怖い・・・。

開演前、舞台上には天球儀がひとつ。斜めになった時計の文字盤状の回り舞台、背景には12星座があしらわれた環。ロビンとの愛を捨て、紹鴎としての道を彼女が選んだこと(そして、生涯独身を貫いたこと)は、そうなるべき星の下に生まれたベスの運命だったことを表しているのだろうか。

女王メアリーの崩御の報を聞き、それでも最後の逡巡を見せるベス、恋人の吟遊詩人・ロビンを見つめる。ややあって、彼が彼女の前にひざまずく。これを見て、彼女は踵を返す。この一連の表情がなんとも悲しげ・・・。グッときましたわ。

全世界に先駆けての公演となったこの芝居、プレビューが終わり、本公演2日目の舞台。ってことは、まだ全世界で本番を見た人は2700人ほど・・・。なんということでしょう。今後、この芝居が世界の定番ミュージカルになれば、最初の3000人ということで、一生言い続けるに違いない>限定モノに弱いおいら。

にしても5組のWキャストだから2の5乗=32通りの組み合わせがあるわけで(実際にはそこまで散らばってないだろうけど)、いろんな組み合わせでみたくなる、ってのは、完全に術中にはまってる。

休肝日のはずの月曜日、終演後、無性にエールビールが飲みたくなり、劇場近くのパブレストランへ。残念ながらエールはありませんでした。

観劇日:2014年4月14日 (月)
小屋  :有楽町・帝国劇場
木戸銭:13000円


2014.04.14

【読】 ああ南壁 (藤木高嶺)

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久しぶりの「読書」記録である。

神戸時代は、始発駅から地下鉄に30分座って通勤、しかも、職場から歩いて3分に市立図書館・・・と、「いつ読むの? 今でしょ!」的なシチュエーションだった。
が、今は、「超」ではないにせよ、満員電車に揺られること20数分、図書館も近くにはない。(いや、職場の近くに「砂防図書館」とか「海事図書館」といったマニアックな図書館や、なんといっても「国立国会図書館」もあるにはあるのだが・・・。) 何よりも違うのは、東京メトロは車内でスマホが使えること。結局、スマホで時間つぶししちゃうんですなぁ。

さて、この本、副題は「第二次RCCエベレスト登攀記」とあるとおり、新聞記者だった作者が、1973年の日本のエベレスト登山隊に報道隊員として参加した時の記録をまとめたもの。さすがジャーナリスト、いろんなことが克明に記されている。
自らは登頂タックしていないのに、アタック隊の頂上での苦闘が「その場に居合わせたように」描かれている。思わず、力が入っちゃいますわ。

世界最高峰エベレスト。そこに到達するだけでも凄いのに、北壁、南壁、東南稜といったルート、単独・無酸素といった登り方、そしてプレモンスーン・ポストモンスーンといった季節・・・、それを登山家たちは競っているんですねぇ。
とにかく、想像を絶する世界ですな、8000m超は・・・。
隊員のリストを作って年齢や職業を確認したり、ルート図のページと行ったり来たりしながら読み進んだ、まさに「極地法」のような読書だったので200数十ページの文庫本に1週間かかっちゃいました。

40数年経った今、防寒具、靴などの装備や、無線、気象予報などのサポート機能は格段に上がっているとは思うけど、結局は自然と人間との闘い(折り合い)なわけで・・・。三浦雄一郎さんやイモトアヤコの登頂に「あそこまでサポートされたらできるだろ。」って言うのは簡単だけど、実際、命がけなんだな、ってよく分かりますわ。

職場の上司に薦められた一冊でした。


2014.04.13

【劇】 ラブ・ネバー・ダイ (日生劇場)

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たまたま日生劇場の横を通りかかったら、こんなポスター。タイトルだけじゃ、何かわからないけど、これは明らかにファントム・・・。
SNSでの芝居友達のつぶやきに反応したら「前売り券は完売」でも、「追加公演があるよ」ってことで、何とか見逃さずに済みました。

「オペラ座の怪人」の出来事から10年、実はファントムは米・ニューヨークのコニーアイランドに逃れていた。そこにラウルと結婚して一子をもうけているクリスティーヌがやってくる、という運命のいたずら(或いは、これこそ『運命』だったのか。)

一幕からグイグイときますよ、もう。敢えて予習していかなかったので、展開にもひきつけられたけど、オペラ座とは違う、コニーアイランドの芝居小屋の大騒ぎも楽しい。何よりも、市村さんのファントム、平原綾香のクリスティーヌがいいのさ。

「オペラ座の怪人」の曲も、チョロッと出てきたり・・・。さすがに、前作を見てないと、楽しさ半減だろうなぁ。
前作では良さげな青年だったラウルが単なるばか者だったり、メグやジニー夫人も最後は悪い人になっちゃう。

で、ラストは悪い予感が当たった・・・。「Love Never Dies」(愛は、決して死なない)ってことは、愛じゃない生身の人間は死んじゃうってことかぁ。

日生劇場に入ったのは、多分、10数年ぶり。観やすい劇場ですね。
舞台中央に大きな輪が立っているのだけど、よくみると左半分はファントムの仮面がモチーフになっている。そのことが、このコニーアイランドをファントムが牛耳ってることをあらわしてたんですなぁ。

追加公演のチケットをゲットした客が熱いのか、カーテンコールは実に7回(文字通りのカーテンコールも2回ありました。)

観劇日:2014年4月13日
小屋: 日比谷・日生劇場
木戸銭: 13,500円


2014.04.12

【劇】 春がハーモニカを吹く理由 (東京カンカンブラザーズ)

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初めての小屋、初めての劇団。今回東京に戻って来て、そんな感じの観劇が多いです。
今回は、IOHファミリーの農塚誓司さんが出ると言う事で、足を運びました。
前売り券は完売、キャンセル待ちをお願いして、なんとか滑り込みました。誓ちゃん、感謝。

劇団HPによれば、「都会で働く一人のホストが、愛した女性と結婚を決意し故郷に帰る。 二人で幸せな家庭を築くはずだった・・・ 。しかし、その男に身に覚えのない殺人の容疑がかけられた!」

タイトルの「春」は、この元ホストの名前。故郷でおなかの子どもとの生活を夢見ながら、結婚準備している春と婚約者。

もうひとつのストーリー。メジャーデビュー直前の女性4人のダンスユニット。が、ある男にスキャンダルを握られる。「私に任せなさい。」という敏腕女性プロデューサー。

この、一見何の関係もなさそうな二つの話が絡み合う。

春のホスト時代の先輩が殺された。
現場には、春の母の形見のハーモニカが落ちており、目撃者もあり、かつて被害者とトラブルがあった春は、さながら紅林麻雄のような刑事の拷問の様な取り調べに屈し、全く身に覚えがないまま7年の刑に服することとなる。

おなかの子供を流産してしまった婚約者は、それでも7年間春を待ち続ける。
家族の理解もあり、出所してきた春とのあまりにも遅い幸せな生活が始まる・・・、とくれば、何とも気が収まるのだが、ここはそうはならない。

劇団HPにある「あまりにも切なく悲しいラブストーリー」の通り。悲しすぎる結末なのですわ。唯一救いと言えば、彼に罪を着せた人物が、7年経って良心の呵責に耐えかね、事実を公にするのでは・・・と思わせるラストになっていること。

そんなシリアスな芝居の中での農塚さんの役どころは、春の長姉の元亭主。
彼も痴漢の濡れ衣を着せられ、これまた刑事に脅されて示談に応じ、それがもとで離婚しちゃったんだけど、元妻の実家に出入りしているという設定。「空気の読め無さ加減」を好演してました。春の一件で何故か元妻とよりを戻したかのようなシーンがありました。ちょっと謎・・・。


観劇日:2014年4月11日(金)ソワレ
小屋: 中野・ ザ・ポケット
木戸銭:4000円

2014.04.10

【劇】 イン・ザ・ハイツ

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ブロードウェイで、いくつもの賞をとったミュージカルの日本初公演。

タイトル「イン・ザ・ハイツ」の「ハイツ」とは、ニューヨーク・マンハッタンの北に位置するワシントン・ハイツのこと。
ここは、ドミニカなどの移民が多いところらしい。ここで繰り広げられる、貧しくも夢を持つ移民たちの物語。

主人公は2組の若い男女。ウスナビは、両親が遺した小さなお店で、従兄弟と一緒に、街の人たちに飲み物や、宝くじ、新聞や雑貨を売っている。彼は、隣の美容院で働くヴァネッサに恋をしている。
もう一組、街のタクシー会社で働くベニーは、ボスの娘であるニーナが気になっている。

ニーナは、遠く西海岸のスタンフォードで学ぶ才媛、ところが学資稼ぎのバイトが忙しく落第、傷心をかかえてハイツに戻ってくる。

そんな中、ウスナビの親代わりの老女アブエラ(前田美波里!)が買った宝くじが9万6000ドルの大当たり!
彼女はウスナビと従兄弟に当選金を分け与え、ウスナビと一緒にドミニカに帰ろうとする・・・。

それからしばらくして、独立記念日の夜。ベニーの父は娘の学資に充てるために会社を人手に渡し、ベニーは職を失い、ニーナとの交際も禁じられてしまう。
自分の落第が原因で・・・と落ち込むニーナを、ウスナビはディスコに誘う。それを誤解したヴァネッサとの行き違い・・・。

その晩、突然、大規模な停電。暴徒となった街の人々はウスナビの店を襲う。そして、アブエラは・・・。

2組の恋の行方はどうなる、ウスナビはどこへ・・・、と文字を書くとハラハラなのだけど、実は、ウスナビと従兄弟のセリフのほとんどはラップで語られる。普段、ラップなんぞ聞かない耳には、和訳した字余りのセリフが詰め込まれたセリフが、なかなか入ってこないんですわ。
それと、ミュージカルナンバーの歌詞も、どうやら、日本語とスペイン語と英語が入り混じっている(言葉のるつぼってことか?)ので、これまた聞き取れないことが多くて・・・。
(下の#で描いたような事情が大きかったのかも・・・)

それならそれで、最初から英語のミュージカルだと割り切って、細かいところは気にしないで、ラップのリズムと、歌とダンスを楽しめばよかったのだ。

予習が必要な舞台でしたが、ストーリーは単純で判りやすい(ちょっと、ウェストサイド物語も入ってる)し、ラテン系のダンスも乗れる(美容院の経営者がマルシア。さすがに腰の回転がきれいでしたよ)し、人気がでそうなお芝居でした。

# 隣の席のイケメン青年が、上演中ずっと、髪を触ったり、シャツのボタンを開け閉めしたり、腕組みしたり、前かがみになったり、カバンのファスナーを開け閉めしたり、二の腕やふくらはぎを激しく掻いたり、指の関節を鳴らしたりと、これのセットの繰り返し。たびたび目が合うので、動かないように目顔で促すけど改善されない。
音楽に合わせて体が動いちゃう、といったものではなくて、癖というか病的というか。こっちとしちゃ、舞台に集中できず。
休憩中に劇場の方に事情をお話してしたら空いている席に替えて下さり、二幕は落ち着いてみることができました。
30年以上芝居を観てきたけど、初めての経験ですわ。

観劇日: 2014.4.9
小屋 : 渋谷・シアターコクーン
木戸銭: 9500円

2014.04.08

【劇】 DAY in A SUN (大人の麦茶)

06朗読劇である。多分、初めて。IOHの林さんが、昨年秋に朗読劇をやった、っていう話をしていたので一度どういうものか観てみたかった。朗読じゃないんですね、朗読劇。歌あり、ダンスあり。

引きこもりの弟・ハルヤとガサツな兄・フジオ。兄の同級生・ユイコがハルヤの家庭教師になったことからお話は始まる。真っ直ぐに見つめるユイコを相手に、心を開いていくハルヤ・・・。

同じ脚本を4チームがそれぞれ演じる。これって、全部見ると面白いんだろうなぁ。
千秋楽だったため、客席には関係者も多かった模様。よく判らないところで笑いが起こってた・・・。

観劇日:2014.4.8
小屋 :新宿・紀伊国屋ホール
木戸銭:4800円


【ス】 野沢で春スキー (2014.4.5-6)

3月の野沢ツアーPartⅡの際に、「春はゲレンデでBBQ!」ってのが盛り上がった(らしい。)。
が、調べてみると、ゲレンデ内で火は使えないということで、通常の宴会に。

2014年4月4日(金)
20:50、K車にてピックアップ、練馬でM君を拾って、野沢へ。既にOさん、Yさんは現地入り。
途中、高速の「緊急工事による車線規制」の渋滞にはまり、高速を降りたら雪・・・。
1時半にげんたろう屋到着。
温泉に入って、さっそく宴会。ワインの1.5リットルをあけて4時にお開き。

4月5日(土) 快晴
さすがに起きられず、朝食は9時ちょい前。天気はびっくりするほどいい天気。宿のおかみにゴンドラまで車で送ってもらい、さっそくやまびこへ。

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BBQができなくなったお詫び・・・、ってことで、宿の旦那さんが缶ビールを差し入れてくれました。

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「今シーズン、初めてストック持って山に来た」ってことですが、さすがにうまいですねぇ。ついていくのがやっと。193cmの板でやまびこBをスイスイ降りていくんですもの。

やまびこAは、都連主催のレース(第1回 関東甲信越選手権大会)が開かれていて、滑れなかったのですが、ここでも猪谷会長発見。またまた、写真をお願いしちゃいました・・・。
会長、板を付けてはいらっしゃいませんでした。

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旦那さんのサンポイントレッスン。
「姿勢を高くして、視線は遠くを」「かかとではなく、足裏全体のイメージ」「外向傾をしっかりつくる」

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で、雪の中に隠しておいた缶ビールとワインで、ゲレンデの端っこでプチ宴会。
Oさんが、後から後からつまみを出してくれて、天気もいいし、美味しいし、BBQじゃなくても楽しかった。

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仕事に戻る旦那さんと別れて、いつもの白銀へ。
既に呑んでいるので、ワインから始める。いつもの「野沢菜炒め、つまみ焼肉、つまみ豚カツ」で。おいしく頂く。

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で、あんまり天気が良くてもったいないので、ひとりゲレンデへ。

パラダイス2本滑って、3本目にふと魔がさしてシュナイダーに入っちまった。
全く圧雪されていないので、モサモサ。ところどころ土も見えてました。

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で、パラダイスより下はリフトが動いてないので、日影から長坂までシャトルバスに乗って、長坂ゴンドラでパラダイスに戻る。皆さんを大分待たせてしまった・・・。

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下りのゴンドラで帰るという皆さんと別れて、熱燗を2本。
最後はユートピアを滑る。結構ハードでしたわ。

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宿に戻って、大湯へ。何度もあつ湯につかったので、少々のぼせたのか、最後の熱燗2合が効いたのか、部屋に戻るなりバッタリ。1時間ほど爆睡。

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晩御飯は、宿のご家族や、いつもお世話になる食堂久保田のヨーコさん、タイ古式マッサージのハルミさんも一緒にしゃぶしゃぶ!! 馬刺しもふるまわれて、生ビール飲み放題!! いやぁ、しこたま飲みました、食いました。

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食事の後も、旦那さんのレッスンは続き、日付が変わる前にお開きとなりました。

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4月6日(日)小雪~吹雪
二人が早朝下山、残る3人。8時に朝食、おいらは二度寝。
9時半過ぎに宿を出て、ゲレンデへ。

やまびこにはチェアスキーのグループ。凄いところ滑ってました。
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天気はこの季節に驚きの小雪。
やまびこを何本か。3人とも、前日の旦那の滑りが脳内に焼き付いていて、ノンストップ。
きつかったなぁ。

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1時間半ほど滑っていたら、雪がどんどん強くなってきたので、少し早いけど白銀タイム。
シーズン中は二日目は食堂久保田なんだけど、既に営業終了、レストハウスもやってないので、二日連続。

久しぶりに、白銀で食事をしましたわ。「長野県スキー場の美味しいラーメンベスト3」に入った「ごま味噌ラーメン」900円。大変おいしゅうございました。

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が、食事が終わっても、雪は強いまま。仕方がないので、モードを変えて、濁り酒の熱燗。

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ようやく1時過ぎになって、雪がやんだので、パラダイスを3本。お二人はゴンドラで下山。
おいらは、レースが終わったやまびこに行ってみたけど、Aコースは閉鎖したまま・・・(悲)

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仕方がないのでCコースを滑ったけど、この2時間ほどの雪で、これまた季節外れのパウダー・・・。
ガスは濃かったけど、人も少なくてウハウハ。

最後は、やまびこから日影までノンストップ。チャレンジを滑るつもりが、「いっけねぇ、月の方向に出ちゃったよ。さっきのところ、右だったんだ・・・」

結局、今日もユートピアを滑って、18分の滑走が、国内滑り納め。上の平から下は視界も良好。最後はお日様も出ていました。

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宿に戻り、内湯につかり、板をあとりえSに送り、温泉卵のお土産を頂いて16:30、野沢発。

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うまい具合に渋滞のお尻を追いかける形。夕飯は藤岡。19時前についたので、ハラダのラスクをゲット(翌日、職場に持っていったら、女性から大好評)、食事はカルビクッパジャン。

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その後も順調で22時前には杉並の拙宅に送ってもらいました。

ちなみに2日目の滑走状況を時間と標高で表すとこんな感じです。(山旅ロガー使用

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ツアー費:27000円(1.5泊3食、交通費、昼・夜宴会等もろもろ含む)
   計  27000円

シーズン滑走日数 23日

2014.04.04

本日の手作り弁当(4/4)

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豚と大根と玉ねぎの煮物、じゃが芋もと玉ねぎとミックスベジタブルのケチャップ炒め、ほうれん草の煎り酒和え、塩昆布。

弁当を作るつもりはなかったのだけど、前夜9時半に寝ちゃったら、朝早く目が覚めたので、急きょ作りました。こんな芸当ができるのも冷凍ごはん様々です。

昨日の角煮を1センチ弱にスライスしたので、「角煮」じゃなくて「煮物」。煮汁をくぐらせたので、少し味が強くなった。塊よりも弁当箱の納まりはいいな。

で、野菜で残ってたのが、ジャガイモと玉ねぎなので、どちらも細切りにして、ミックスベジタブルとオリーブオイルで炒める。ケチャップで味付けしたけど、少々甘いので胡椒をパラリ。

ほうれん草、塩昆布も前日と同じ。

全体として手抜き感満載ですが、おいしいからいいや。

2014.04.03

【劇】 Re:verse (アヴァンセ)

坂上忍が作・演出。

主演は水崎綾女。三匹のおっさんで、偽スカウトマンにゆすられる女子高生役だった子。今回は二児の母をやっている。
そのほか、嘉門洋子小野真弓渋谷哲平といった、懐かしい(失礼)お名前もあったが、照明が暗めで、席も遠かったこともあり、誰が誰だかわからない。唯一、オイラの中で存在感をだしてくれたのが、お宮の松。 2月に観た「エリカな人々 (東京マハロ)」でも、パッと見、豪放、実は小ずるい感じのキャプテンでしたが、この芝居でも似たような役回り。

2012年3月11日、あの大震災からちょうど1年たった朝。茨城沖を震源とする直下型地震が発生。津波は数万の人々を呑みこんだ。
それから4か月後、まだ、心の傷も癒えない頃。フリーディレクターの主人公(水崎)は、大切な人を亡くした人々にインタビューを行うドキュメンタリーを企画した。

カメラが回る前で、あの日、あの時、何が起こったかを告白する人々。でも、それはきれいごとにしか過ぎなかった。彼女の発する質問で、嫁姑の確執、育児ノイレーゼ、連れ子との不仲、実父の介護疲れ、職場恋愛、等、心の底にしまっておいたものが抉り出される。
「あの子を、あの人を、自分は見殺しにしたんじゃないか・・・・」 誰もが心の底に思い、しかし、封印してきたこと。

消防団の男は、水門を閉めて、避難所の整理に向かう途中で、同僚が泣いて怖がる子供たちをなだめて避難させる光景を目にしながらアクセルを踏んだことを、自らカメラの前で告白・・・。

それにしても、なぜ、ディレクターの彼女はそんな企画を始めたのか? 彼女自身の「あの日」は? そして、時計の針は決して巻き戻せないのか。。。。

架空の「茨城沖大地震」に名を借りながら、実は東日本大震災そのものを描く。初演は2012年とのこと。
カメラの画像を壁面に映し出したり、それぞれの証言が一斉に起こったり・・・。観るのも疲れるお芝居。

初日とあって、業界つながりの観覧者(=芝居そのものには興味がない)が多かったのか、はたまた、小劇場に比べて舞台との一体感が弱いのか、開園直後に携帯が鳴り、終演間際のいいシーンでバイブが鳴動し、そして、四六時中、ガサゴソと雨でも取り出すかの雑音が続いた、ガッカリ。

# 主人公が「○○さんは、お亡くなりになられたのですね。」という言い方を多用していたのが耳障り。「お亡くなりになったのですね。」か「亡くなられたのですね。」のどちらかで十分ではないか? 二つ重ねることで、かえって慇懃無礼な感じがするのは私だけだろうか? マスメディアの人間の「慇懃無礼」「巧言令色」をあえて、あの不自然な敬語で表しているとすれば、坂上忍、すごいや。


観劇日:2014年4月2日ソワレ
小屋: 下北沢・本多劇場
木戸銭:6000円

本日の手作り弁当(4/3)

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豚の角煮、ほうれん草の煎り酒和え、ゆで卵、鶏レバー甘辛煮、かんぷらご飯、昆布の佃煮

豚肉のブロックが安くなっていたので、久しぶりに角煮を作った。とはいっても、ちょいと魔がさして、バラではなくロースのブロックにしてしまったこと、下茹でをしたのだけど、タイマーのセットを忘れて、かなり長い時間塩ゆでをしてしまったことで、ちょっと想定とは違ってました。

外側をフライパンで焼いて、塩茹でした時点で、ゆで豚として十分イケちゃう(晩御飯は、薄切りにしてパンにはさんで食べた)んだけど、一緒に煮る大根や玉ねぎを切ってしまったので、初志貫徹で、煮豚に。

麺つゆ、みりん、茹で汁、大根、玉ねぎ、生姜と赤ワイン少々を圧力鍋に放り込んで、15分加圧。
大根は軟らかく、玉ねぎは姿がなくなり、肉もほろほろ。
冷めてもおいしい。浮いた脂はしっかりとったつもりだけど、弁当箱を開けたらやはりうっすら白かった・・・。

ほうれん草は塩ゆでした後、煎り酒で和えてみました。煎り酒、「料理人季蔵捕物控」に出てきてて、興味があったのですが、仙台の友人のお弁当日記に使われていたのを読んで、買ってきました。作るのも難しくなさそうなんだけど、まずはどんな味か確かめてみないとね・・・。
で、本来は白身魚のような味の薄いものに使うらしいですが、とりあえず・・・。上品な感じですが、ほうれん草にはちょいと・・・。普段買うしょうゆの10倍くらいだから、次は作ろう。

卵は具が思いつかなかったので茹で卵にしちゃいました。
レバーはスーパーの総菜コーナーで購入。

かんぷらご飯、久しぶり。荒木町。ととやの富さんの子供のころのもの。ジャガイモごはんです。本来、鯛節で作るんだけど、豚の茹で汁がいい味出していたので、これで作ってみました。新じゃがをさいの目に切って水にさらして、炊き込みました。本当は貧しい食事のはずなんですが、美味。

2014.04.02

本日の手作り弁当(4/2)

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豚・ピーマン・玉ねぎの味噌炒め、玉玉焼、野菜餃子、温レタス、おまめさん、山ちゃんふりかけ、はんごろし

新年度、最初の弁当です。っても、特に趣向があるわけじゃないけど・・・。仕事帰りに立ち寄った生協で豚バラが半額になっていたので、そこからふくらましてみました。

ナスがまだ高かったので、豚バラ肉のお相手はピーマンと玉ねぎ。実は、これ、初めての取り合わせなのだけど、とってもおいしいですわ。味付けは、岐阜の「鶏ちゃん味噌」。豚肉にもあいますね。ピーマンも、玉ねぎも、炒める前にレンジでチンしましたわ。にしても、普段、バラ肉は買わないんだけど、ふっくらとして、おいしいですわ。脂肪を燃やさないとな。
たまご焼きの具は玉ねぎ。かなり大量に入れたけど、うまく固まってくれました。

餃子は、豚肉がかぶらないように野菜餃子をチョイス。レンジでチンしたレタスを下に敷いておきました。

簡単、お安く、おいしく・・・。

2014.04.01

NEW減量日記88

この一月半、週代わりで乱高下でした。全体的には着実に体重増えてるんですよねぇ。
通勤で結構歩いていると思ったんですが、ダメですね。考えてみれば、スキーシーズンって、ろくな運動しないもんな。

【2014年2月9日(日)~2014年2月15日(土)】
(週平均67.38kg 17.70%)
?kg(?%)→67.4kg(17.2%)→67.7kg(17.7%)→68.0kg(17.0%)
→66.8kg(18.7%)→?kg(?%)→67.0kg(17.9%)

休肝日は3日、実家に2回帰りました。68キロを記録したのは実家に帰った翌日ですわ。

【2014年2月16日(日)~2014年2月22日(土)】
(週平均66.72kg 17.67%)
?kg(?%)→66.5kg(16.3%)→66.4kg(18.6%)→66.5kg(18.4%)
→66.6kg(18.2%)→67.0kg(17.4%)→67.3kg(17.1%)

週の前半、3連続休肝日。

【2014年2月23日(日)~2014年3月1日(土)】
(週平均67.92kg 17.68%)
?kg(?%)→67.0kg(17.1%)→68.5kg(18.4%)→68.1kg(17.5%)
→68.2kg(17.8%)→67.8kg(17.6%)→?kg(?%)

この週も3休肝日。月曜日は職場の懇親会で、68.5キロはその翌日。そこから落とすのに日にちがかかりました。

【2014年3月2日(日)~2014年3月8日(土)】
(週平均68.04kg 17.72%)
?kg(?%)→67.6kg(18.2%)→67.9kg(17.9%)→68.4kg(18.1%)
→68.2kg(17.3%)→68.1kg(17.1%)→?kg(?%)

3休肝日を確保。呑んだ日も、それほど食べているわけじゃないのに、何故か横ばい。太るパターン。

【2014年3月9日(日)~2014年3月15日(土)】
(週平均66.89kg 19.94%)
?kg(?%)→67.1kg(17.9%)→67.0kg(17.4%)→66.9kg(17.1%)
→66.8kg(19.7%)→66.8kg(17.6%)→66.75kg(?%)

3休肝日。特に何もしなかったのに平均で1キロ以上落ちてる。不思議。

【2014年3月16日(日)~2014年3月22日(土)】
(週平均67.18kg 16.78%)
?kg(?%)→66.5kg(17.5%)→67.6kg(16.5%)→67.1kg(16.3%)
→67.5kg(16.8%)→?kg(?%)→?kg(?%)

この週は、月、火、水とヘビーな飲み会、そして、木曜日の夜からゲレンデへ・・・。

【2014年3月23日(日)~2014年3月29日(土)】
(週平均67.24kg 17.94%)
?kg(?%)→67.7kg(17.9%)→67.1kg(18.2%)→67.5kg(17.4%)
→67.4kg(18.3%)→66.5kg(18.2%)→?kg(?%)

3休肝日を確保。

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