【劇】 ラブ・ネバー・ダイ (日生劇場)
たまたま日生劇場の横を通りかかったら、こんなポスター。タイトルだけじゃ、何かわからないけど、これは明らかにファントム・・・。
SNSでの芝居友達のつぶやきに反応したら「前売り券は完売」でも、「追加公演があるよ」ってことで、何とか見逃さずに済みました。
「オペラ座の怪人」の出来事から10年、実はファントムは米・ニューヨークのコニーアイランドに逃れていた。そこにラウルと結婚して一子をもうけているクリスティーヌがやってくる、という運命のいたずら(或いは、これこそ『運命』だったのか。)
一幕からグイグイときますよ、もう。敢えて予習していかなかったので、展開にもひきつけられたけど、オペラ座とは違う、コニーアイランドの芝居小屋の大騒ぎも楽しい。何よりも、市村さんのファントム、平原綾香のクリスティーヌがいいのさ。
「オペラ座の怪人」の曲も、チョロッと出てきたり・・・。さすがに、前作を見てないと、楽しさ半減だろうなぁ。
前作では良さげな青年だったラウルが単なるばか者だったり、メグやジニー夫人も最後は悪い人になっちゃう。
で、ラストは悪い予感が当たった・・・。「Love Never Dies」(愛は、決して死なない)ってことは、愛じゃない生身の人間は死んじゃうってことかぁ。
日生劇場に入ったのは、多分、10数年ぶり。観やすい劇場ですね。
舞台中央に大きな輪が立っているのだけど、よくみると左半分はファントムの仮面がモチーフになっている。そのことが、このコニーアイランドをファントムが牛耳ってることをあらわしてたんですなぁ。
追加公演のチケットをゲットした客が熱いのか、カーテンコールは実に7回(文字通りのカーテンコールも2回ありました。)
観劇日:2014年4月13日
小屋: 日比谷・日生劇場
木戸銭: 13,500円
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