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2014.04.14

【読】 ああ南壁 (藤木高嶺)

19963599
久しぶりの「読書」記録である。

神戸時代は、始発駅から地下鉄に30分座って通勤、しかも、職場から歩いて3分に市立図書館・・・と、「いつ読むの? 今でしょ!」的なシチュエーションだった。
が、今は、「超」ではないにせよ、満員電車に揺られること20数分、図書館も近くにはない。(いや、職場の近くに「砂防図書館」とか「海事図書館」といったマニアックな図書館や、なんといっても「国立国会図書館」もあるにはあるのだが・・・。) 何よりも違うのは、東京メトロは車内でスマホが使えること。結局、スマホで時間つぶししちゃうんですなぁ。

さて、この本、副題は「第二次RCCエベレスト登攀記」とあるとおり、新聞記者だった作者が、1973年の日本のエベレスト登山隊に報道隊員として参加した時の記録をまとめたもの。さすがジャーナリスト、いろんなことが克明に記されている。
自らは登頂タックしていないのに、アタック隊の頂上での苦闘が「その場に居合わせたように」描かれている。思わず、力が入っちゃいますわ。

世界最高峰エベレスト。そこに到達するだけでも凄いのに、北壁、南壁、東南稜といったルート、単独・無酸素といった登り方、そしてプレモンスーン・ポストモンスーンといった季節・・・、それを登山家たちは競っているんですねぇ。
とにかく、想像を絶する世界ですな、8000m超は・・・。
隊員のリストを作って年齢や職業を確認したり、ルート図のページと行ったり来たりしながら読み進んだ、まさに「極地法」のような読書だったので200数十ページの文庫本に1週間かかっちゃいました。

40数年経った今、防寒具、靴などの装備や、無線、気象予報などのサポート機能は格段に上がっているとは思うけど、結局は自然と人間との闘い(折り合い)なわけで・・・。三浦雄一郎さんやイモトアヤコの登頂に「あそこまでサポートされたらできるだろ。」って言うのは簡単だけど、実際、命がけなんだな、ってよく分かりますわ。

職場の上司に薦められた一冊でした。


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