神戸~宝塚~大阪 (その2)
2014年6月15日(日)
関西遠征二日目である。カプセルホテルで快適に目覚める。おいら、この閉塞感が好きなのかもしれない。子どものころ、二段ベッドで寝ていたせいかなぁ。
8時過ぎに起きて、ひと風呂浴びる。もう一度寝れば最高なんだけど・・・。このままいると、ワールドカップの日本の初戦が始まっちゃう。10時前にチェックアウト。
そのまま、宝塚へ直行。阪急電車も宝塚仕様になっていてテンションが上がる。
有川浩の「阪急電車」を何となく思い出しながら、窓の外を見ていたら、宝塚の少し手前で、妙な看板を発見。
「地すべり資料館」・・・・?
こりゃ、降りなきゃいけない。慌てて、次の駅「仁川」で降りる。
実は、電車の中からは「150m」と見えたのだが、実際は「1500m」。しかも地すべりがあったのは山のほうだから、川縁の道を上流に向かって歩く。世の中のひとはみなサッカーを見てるのか、人っ子一人いない。
歩くこと20分ちょい。汗だくでようやく着きました。地すべり資料館。
知りませんでしたが、阪神大震災のときに、ここ仁川百合野地区で100m幅の地すべりがあって34名の犠牲者が出たそうな。
今では、水抜きや杭打ちなどを施して、安定しているようで、斜面にはボランティアによる植栽がされていました。芝桜の季節がいいそうです。
展示物の中に、神戸の急傾斜地崩壊地区、地すべり地区、土砂災害系改築等を示したパネルがありましたが、ほいと見ると見知った団体の名前が。こんなところで、出会えるとは・・・。
思わぬ道草を食ってしまいました。駅に戻り、宝塚へ一直線。
ひとつ手前の宝塚南口で下車。というのもお目当てがあったのでした。
お目当てその1はここ「サンドイッチ ルマン」
神戸にいたときに見ていた「ごぶごぶ」という浜ちゃんと東野の番組で、浜ちゃんが絶賛していたサンドイッチやサンなのですわ。タカラジェンヌにもファンは多いらしくく「差し入れ」にも使われているようだ。
浜ちゃんが絶賛していたたまごサンド。それだけだと飽きちゃいそうなので、ハムサンドとのセットを頂く。
ずしりと重いサンドイッチ。これだけのボリュームでも卵はしつこくなく、レタス。胡瓜の入ったハムサンドも水っぽくないんですわ。800円チョッとの値段は、コンビニのサンドと比べちゃうと難しいところだけど、喫茶店のサンドイッチだと思えばアリですね。
橋を渡って、木陰でサンドイッチのブランチ。
次に向かったのは手塚治虫記念館。
手塚治虫は、5歳から約20年間、宝塚で暮らしてたんだって。その縁だそうな。
小学校に入った頃から、天分を見せていたようで、そのころの漫画もしっかりとしていて、既に「ひょうたんつぎ」らしきキャラクターが登場しているのにはビックリ。
その他、直筆原稿やら、作風の変化やら、じっくり見れば何時間でもいられるんだろうけど、地すべりで予想外の時間を食ったので1時間半ほどで次なる目的地へ。
その名も「すみれミュージアム」
宝塚音楽学校と宝塚歌劇団の歴史がわかるんですわ。
音楽学校の一年をわかりやすくした動画とか、創設以来の歌劇団のチラシとか、ここもじっくり見たら相当時間がつぶせます。が、そんな時間はなくて、ここも1時間半ほどで退散。
(ちなみに、手塚記念館が700円、すみれミュージアムが300円。どちらかを先に見ると2館目は半額。おいらの準で回ると2館で850円だったが、逆に回れば650円だった。何か、損した気分だ。)
で、本日の本命、初・宝塚大劇場!!
雪組の 『一夢庵風流記 前田慶次』『MY DREAM TAKARAZUKA』 ← 感想はこちら
幕間にはウロウロ。さすがに、メイク&衣装は女性のみだそうな。
いやぁ、いつもながら夢の世界ですね。今回は雪組のトップスターの最終公演ってことで、大階段から降りてくる姿も見ていて感慨深いものがありますなぁ。
楽しゅうございました。
で、大阪・難波の「虎ばん」へ。
マグロは入ってない、ってことで餃子やら、山形牛やら、キムチやら、にんじんしりしりやら、マグロのレタス包みやら・・・。美味しゅうございました。
22時過ぎまでタップリ頂いて、キムチもテイクアウトして、夜行バスで東京へ。
充実した二日間でした!
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