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2014.07.23

【劇】 巣鴨四丁目落語会 (立川志の輔)

これまでの人生で、年間最多観劇記録は2002年(名古屋)の45本。今年に入って半年ちょっと、この日の落語会が45本目。人生タイ記録。既に、今月末の「ミスサイゴン」、来月の「朝日のような夕日を連れて」、そして、9月の「火のようにさみしい姉がいて」のチケットは押さえてあるので、記録更新は確実です。
まあ、数を見りゃいいってものでもないし、平日に芝居を見ると、どうしても夕食が遅くなって、増量傾向に拍車をかけてしまうので、そろそろおとなしくしないとね。

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ってことで、3か月ぶりの志の輔さんである。今月終わりから本多劇場でやる「牡丹燈籠」の巣鴨バージョンってことなのだが、さて、普通の牡丹燈籠とどうちがうのか?

開演前、舞台上には登場人物の相関図が鎮座。お露と新三郎の物語かと思ったら随分、たくさん人が出てくるんですねぇ。

で、この相関図をどけるのかと思ったら、ちっちゃな座布団がちょこんと下手に敷かれる。はて? 太鼓と三味線で、前座さんが・・・と思ったら、浴衣姿の志の輔さんご本人。「自称落語家の立川志の輔です。」・・・、早速時事ネタ。が、その点はそれ以上ふくらますこともなく、事前に届いたメールについてひとくさり。そして、指し棒を片手に、解説が始まりました。

圓朝さんの牡丹燈籠は1日2時間、15日ぶっ通しで演じたもの。これを、たまたま速記者(日本に速記術が入って、最初にマスターした2人)が練習がてら客席でメモをとっていたらしい。
改めて落語大全集で読んでみて、是非やりたい・・・となったのだそうな。

しかし、さすがにそれを今かけるわけにいかないので、前半部分を盤面解説で一気に。

いやぁ、込み入ってますねぇ。先妻の子がどうの、父を殺されてどうの、侍の娘に見初められてどうの、不義密通に、とまあ、いろんなことがてんこ盛りですわなぁ。
「ガッテン」のような解説口調かと思えば、突然、お話が始まったり・・・。

35分ほどの解説で、盤面右半分は大体分かりましたよ。
「さて、後半の主人公は誰でしょう? 『笹屋』は違いますよ、これは居酒屋です。」(笑)

10分間の休憩といいつつ、20分ほどの中入りで、相関図はしまわれ、いつもの立派な座布団が敷かれ、紋付き姿の志の輔さん登場。

恋、不義、師弟愛、親子の情、そして、悪党ふた組。
前半と後半のお話が、実は時系列的には前後していたり、そのおかげで、妙に符合したり・・・と、野田秀樹の世界をセリフだけで理解するような。
怪談ではなくて、仇討ものの人情話なんですな。全ての伏線が改修されるのですわ。

見事、仇討を果たした孝助に、師・平左衛門の霊が現れる下りは志の輔さんのオリジナルとか。そのころには、志の輔さん汗だく・・・。

終演後、「本多のリハーサルの気持ちもないではなかったが、70名ばかりのこの空間と本多では全く別物ということがわかった。」と述懐されていたのが印象的でした。いまさらチケットは取れないけど、本多もみてみたくなりましたわ。

観劇日:2014年4月22日
小屋 : 巣鴨・Studio FOUR
木戸銭:4000円

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