【劇】 庭にはニワトリ二羽にワニ (せんがわシアター121)
リーディング公演、すなわち朗読劇。標題作と「キニサクハナノナ」の二本立て。いずれも30分ほどの短編。
開演時間。男優がピアニストを連れてくる。が、他の3人は来ない。しばらくして、男女2人が来るが、一人足りない。
呼んでこいといわれて袖に入るが、待てど暮らせど戻ってこない。残された二人の役者もピアニストも飽きてくる。
新聞読んだり、「いっせーの」やったり・・・。
ようやく、4人+ピアニストが揃っても、それから、開演中の注意事項・・・。ようやく暗転。
「庭には・・・」は4人の役者と、ピアノ伴奏、そして、舞台奥に映し出される紙芝居風の絵とが役割分担して、いい感じに仕上がったドタバタ。ミュージカルのような、朗読劇のような、何とも不思議な・・・。
何とも空気の読めないマダム。死んだ母ワニの革で作ったベルトを娘ワニに巻いてやるなんて・・・。
でも、何となく、最後はみんなハッピー。
休憩後は一転して、しっとりしたお話。亡くなった人に、心残りをなくしてあげるというお話。とっと、IOHぽい。
最初が前座、一席目が新作、二席目が人情話・・・。できのいい落語の独演会を聞きに来た様な幹事。
そんないいお話なんだけどねぇ、やっぱ、子どもにはムリよ。
私の前のれるには2人の子連れ。まあ、始まって3分で飽きて、立ったり座ったり・・・。
二作目は、前の方の上手の客席から、ビニール袋をゴソゴソやるような音が延々と。それこそ、芝居の間ずっと。ありゃ、ひどいわ。ブルーシートで折鶴でも折っている様な感じ。周りが注意しないのかしらねぇ。
そんなこんなで、興を殺がれちまった。酷い話だ。
気を取り直して、終演後は、演出・出演の志賀廣太郎さんにツーショットをお願いしました。エライ先生を捕まえて「三匹のおっさん、ずっと見てました・・・」なんて、ほかに言う事なかっのか?>ぢぶん
観劇日:2014年7月1日
小屋:仙川・調布市せんがわ劇場
木戸銭:2000円
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