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2014.10.27

【劇】 カサブタかきむしれっ! (演劇ユニット3LDK)

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中野のザ・ポケット。休日に自宅からチャリで。のんびり走って20分くらい。歩いても30分、近いなぁ。
演劇ユニット3LDKは初見。ロビーには「いわき市」の観光ポスター。

福島県いわき市にある農業高校。
  そこでは、今まさに牛の出産が始まろうとしていた。
だがその時!!生徒たちが牛舎に閉じこめられてしまい・・・
  時計の針を止めた女 vs 前に進もうとする男
  忘れることを選んだ女 vs 過去に抗う男
  そして選択を迫られる生徒と教師たち
  カサブタで覆われた傷口は、
  ジュクジュクしたまま疼いている。
」(公演WEBサイトから)

これだけ読んだら、何やらサスペンスものにも読めるが、とすると、タイトルは文字通りで痛すぎるし、福島ってことは、やっぱフクシマ・・・?
予習しない方がよかったかなと思いつつ、客席へ。思いのほか、奥行きの広い舞台。オフィスの机が並び、ソファが一つ。壁のポスターや、扉の表示で「小名浜農業高校の職員室」ってことはわかる。とすると、やはり原発か?

新任の音楽教師とJAの若者、妊娠した女生徒とPTA副会長であるその母、養護教諭と元夫の獣医。この3組の人間関係に、いろいろな思いを持つ畜産科の生徒たち、厳格な教頭をはじめ、これまた、キャラの立ってる教師たち。

これらの登場人物が、最初は吉本新喜劇ばりのドタバタを繰り広げる。とにかく、その場しのぎをしようとする音楽教師が空回りしながら、ますます状況を悪くする・・・というパターン。

養護教諭とPTA副会長が「産むの、産まないの」で繰り広げる、勘違いの会話がうまくかみ合う辺りは、アンジャッシュのよくできたコントさながら。(教諭は学校で飼育している牛の話、PTA副会長は娘の話)

で、最後あたりの、牛舎に閉じ込められ独りで牛を出産させることになった女生徒を、マイク越しにみんなで歌って励ます場面は、キャラメル・ボックス(か、東京キッド?)そのもの。

フクシマ以降、地元の酪農農家が抱える悩み、津波で我が子を失った元夫婦(「時計の針を止めた女 vs 前に進もうとする男」)、地震直後事故で恋人を亡くした音楽教師と彼女にプロポーズしたJA青年(これが「忘れることを選んだ女 vs 過去に抗う男」?)。それぞれが、それぞれの考え方で、これを受けとめようとしているのだってことがわかるお話。

東電の挿話はなくてもよかったかもね。

観劇日:2014年10月25日
小屋: 中野 ザ・ポケット
木戸銭:3800円

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