【劇】 戯曲冒険小説 (劇団レクラム舎)
一人芝居の(?)駒塚さんが、久しぶりに普通の(?)お芝居に出るとのこと。清水邦夫の本・・・、ってことで、文字通り冒険でしたが、予定もぽっかり空いたので観にいってきました。
ほぼ真四角の舞台を2方向から見るしかけ。衣紋かけにかけられた着物と、そこに透明の球の中にハイヒールが片方だけ入ったものが並べられている。
主人公の男性は年上の妻と暮らす。妻との約束で、ハイヒールの万引きを試みるが、ことごとく失敗。
舞台変わって喫茶店。万引き男とコートを着たよれよれの男、そして、初老の男性3人が客。
初老の男性は、近所の靴屋の主人。万引きを見つけてついてきた。何故、万引きをするのか・・・。万引き男の話が始まり、そして、レインコートの男も話に加わり、万引き男の家に行くことに。
奇想天外、何を言いたいのか判らないまま、ラストまでグイグイ。なんとなく、もやもやした感じで終わるのだが、結局、万引き男の妻の頭の中の暴走(妄想?)だった、ってことで修正してみると、ごくごく普通の夫婦のやりとりってことにもなり、冒頭の夫婦の会話も、そして、球体の中のハイヒールも意味がわかってくる。
でも、もっとわかりやすいお芝居の方がいいな。
終演後、駒さんといつもの仲間と「反省会」、そこで、ようやく「なるほど・・・」という感じでござんした。
観劇日:2014年10月15日
小屋 :下北沢・下北沢小劇場B1
木戸銭:4000円
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