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2015.03.05

【劇】 屋根の上の魔女 (劇団浪漫狂)

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3月にはいってようやく今年3本目。ゆるゆるとしたペースですわ。
今回は初見の劇団。1992年の旗揚げ以来、解散やら改名を経て、今回39回公演というから、かなり頑張ってる劇団ですよねぇ、何しろ紀伊國屋ホールだし。そんな劇団の初日を観ることになりました。

「静かな郊外の住宅地。こっそりルームシェアをしている“児島”達の元に鬼の形相の大家が来る。1階に引っ越してきたのだ!バレて追い出されるのは時間の問題。そこでご機嫌をとる為、大家が旅行に出かける七日間、8才の娘”ひかる”を預かる事に。だがこの子は難聴の為、口がきけなく閉鎖的!仲良くなんてなれない!!
…しかし“ひかる”の奇妙な行動からおかしな現象が起きる…『あの子は魔女だ!』

記憶喪失? 警察官? 泥棒? キモオタ? ビビアン??
様々な人達が絡み合い、とんでもないオバカで“熱い”一週間が幕をあける。
希望に充ち溢れたドタバタファンタジー。」
(劇団ブログより)

とにかく、登場人物が多いんですよ。
上記のメインストーリーに入る前、これの10数年後の現在?からの回想の形をとってて、そのシーンに既に4人出てくる。この人たちのドタバタが「悪い予感」。やたらと大きな声のセリフも聞き取れなかったし、このまま芝居が続いたらきついな・・・。

暗転してからのシェアハウスも、何故、この舞台設定なの?という感じ。
裏に犬が飼われているような住宅街なのに、建物の2階にスナックが2軒?あり、そのうちの1軒が舞台。外階段でつながる1階が住宅らしい。
そのスナックの、控室なのか何か判らない押入れだとかに5人の住人がいるのですわ。
スナックの必要ってある?? おいらだったら、上下で二世帯住宅の二階部分を格安で借りている・・・、ってことにして、ごく普通の住宅に描くけどなぁ。
それと、廊下での人の動きが見えるようにしたいのか、壁やドアが枠だけなので、最初何か判らないのよ。

ここまでは、台本がどうの、演技がどうの・・・以前の問題。

で、メインのお話も、上記ブログの最後に書いているとおり「ドタバタ」で始まる。悪い卦が出たのでシェアハウスを出て行こうとする占い師と、引き留める管理人・劇団員のやりとりも、コミカルに演じようとするのはわかるけど、「コント」以上の何物でもない感じ。

ところが不思議なもので、オイラが慣れてきたのか、それとも役者さんが慣れてきたのか、だんだんセリフが聞こえてくるようになった。どんどん人物が登場してくるにつれて、舞台の上が調和してくるのですわ。

その中でも圧巻は、子役(役の上では8歳で、実年齢も9歳)の女の子。
突発性難聴で口もきけなくなった・・・という設定なので、せりふはないんだけど、彼女がいると、舞台が引き締まるんですわ。

で、気づいた。これがこの劇団が伝えたかったことだと。彼女は魔法使いなんです。そして、彼女が来ることによって、みんなが変わったのです。前半のドタバタはそのための、長い長い、助走の時間だったのです。(実は、最後の最後に、シェアハウスの住人達が口々に吐露するセリフで『説明』されるんです。)

感動する、ってところまでは行かなかったけど良いお話。長くは感じなかったけど、このストーリーならいくつかのエピソードをそぎ落としたり、細かい小芝居をやめれば1時間半にまとめられそう。
オトナの事情で、多くの役者さんの見せ場をなるべくたくさん作らなければいけなかった、っていう感じがします。

役者さんは魅力的な人が多かった。
上にも書いた、主人公(のひとり)の子役さん(宮井くらら)は、中盤での心の中での独白シーンや、終盤の治癒後はセリフもあるんだけど、とっても透き通った素敵な声で、演技も堂々としてましたわ。
また、セクシーな塾講師を演じてた女優さん(かでなれおん)がねぇ、いいんですわ。いや、そういう意味で(汗)。後で調べたら、グラビア系のお仕事もされていたとか。昔、ワードやエクセルのヘルプに出てきた冴子先生っぽかったです。
あとは、ドジな空き巣の親分さん(劇団長らしい)や戦争オタクの実は潜入捜査官(座長らしい)は、納得の演技でしたね。

# アンケートに「友達になれそうにない登場人物は誰ですか?」ってのがあったけど、思いつかないくらい、いい人だらけでしたわ。

開演が5分少々押しただけでなく、開演後に入ってくる客が数十人規模。悪天候とか公共交通機関の乱れ、ということでもなさそうだから、通常と違う「18:30開演」なのを勘違いした人もいたのではないだろうか。子役が出ている関係なのかもしれないけど、そこはシッカリと事前に特別のアナウンスをしておくべきではないかしら。
それと、出演者が多く、その知り合いが「義理」で観に来ているかは知らないが、殆どの時間帯、スマホの画面を見続けてるバカ野郎がいた。


観劇日:2015年3月5日ソワレ
小 屋:新宿・紀伊國屋ホール
木戸銭:4600円

(2015-3)

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