もう10日も経ってしまいました、「赤坂 食べないと 飲まナイト」、略称「たべのま」。
赤坂と溜池のはざま、赤坂二丁目の店主さんたちが「お客さんを呼び込もう」と始めたイベントだそうで、仙台の稲虎ほろよいスタンプラリーと同じく、飲み屋さんをハシゴしよう・・・というイベント。
ちなみに、比較すると、
稲虎 前売り4000円(当日4300円)・1日で4店・参加101店・終了後抽選で賞品。
赤坂 前売り3500円(当日4000円)・2日で5店・参加48店・各店で缶バッジ。
稲虎はエリアが4つに分けられ、それぞれから一店ずつ、という縛りがある。赤坂は、余ったチケットは、後日、参加店で金券として利用できる・・・等、いろいろな工夫もあるのですわ。
昨年秋の第6回の日、偶然、まるしげのカウンターで飲んでいたら、隣のお客さんが「たべのま」参加者。聴けば聴くほどたのしそう。
次回は是非!ということで、そのとき一緒に飲んでいた高校の後輩と、満を持して参戦。
事前に、まるしげのKさんに、オススメのお店を何軒かチョイスしていただく。
「うちは、いつも来て頂いてるから、是非、初めての店に行ってください。」ということで、マップにいろいろ書き込んで、予習もバッチリ。
赤坂二丁目は、普段、あまり馴染みの無い界隈。
一軒目のお店の前で、件の後輩と18時に待ち合わせ。昼でもない、夜でもない時間帯の赤坂ってのも、新鮮。
一軒めは「
うのあん」。待ち合わせより少し早めに着いたら、店長さんが店の前にいらっしゃったので、お店の話やイベントの話、さらには二軒目行くなら・・・、を伺う。

18時に合流、入店。
まるしげサンによれば「鶏が美味しいですよ!」。奈良のお店なんだけど、鳥取の大山鶏なのだそうな。
さすがに一軒目からカレーうどんでもなく、たたきと炭火焼をチョイス。
奥の右がたたき、左が炭火焼。手前は、揚げびたし?みたいなやつで、店長さんのサービス。
いやぁ、どれもホントに美味しかったですわ。
店内もいろいろ見せていただきました。7人の個室も二つあり、ちょっとした接待にも使えそう。気さくな店長さんだし、カウンターもあるので、一人でもOK。とにかく、美味しかった。

二軒目は、
まるしげサンも
うのあんサンもお勧めのベルギービールのお店「
ボア・セレスト」。
普段だと通らない路地の地下のお店。普段だと、恐る恐る足を運ぶ立地なんだけど、安心して入れるのも、
たべのまのいいところ。

こちらは、ヒューガルテンをホッピーで割った「
ラ・レーヌ・ブロンシュ」が飲める。
普段だと、一杯1100円(1200円?)のヒューガルテンが、おつまみ付きで700円なんですから、
たべのま最高! 「白い王女」と言う名前のカクテル、このイベント用に作ったんだって。やっぱ、地元ですから、ホッピーじゃないとねぇ。

ちなみに、お店の名前の「ボア」はフランス語で森、「セレスト」は、この、豊穣の女神「ケレス」のことだそうな。

店内には、こんなカードも。各国の国民性を揶揄してる。でも、何となく「なるほど」と思えちゃう。

ベルギー生活も長かったオーナーさん。カウンター客が我々2人しかいなかったこともあり、いろいろとお話して下さった。カルチャーセンターの講師もされたことがあるそうで、とにかく、いろんなことを良くご存知。
ずらりとボトルが並んでいるけど400種類は揃えているとか。当然ながら、
仙台のダボマスのことはご存知。

ビール、ベルギービールときて、ここでワインが欲しくなる。
この店も、まるしげさんのオススメのお店「
ルシェロ」。

この時点で19時10分。「一軒30分程度で」というのが、
たべのまのツールなので、いいペース。さすがに、待ち行列ができていて、二組4名の先客あり。
既に三軒目なので、急ぐことも無く、待つ。

待ち時間に渡されたメニュー、手作り感に好感度アップ。
エビスビールにも魅かれたけど、初志貫徹で赤ワイン。
10分ほどでカウンター席に案内。小さい店に団体さんが入ってたので、少し回転が悪くなっていたよう。
まるしげサンのお勧めの生ハムも歯ごたえ十分だったけど、左下の、いぶりがっことクリームチーズが特に美味しかった。本当は2人で違うものを頼めばよかったけど、ワインスイッチがはいっていたので、これしか思い浮かばなかった。

声をかけたら、わざわざカウンターから出て来てくださったオーナーさん。
こちらのお店、4000円で飲み放題付きのコースがあり、しかも、10人から貸切OKって言うんだから、使い道が多そう。特に、
女子会にはいいんじゃないかなぁ。

ここから、さらに未知のエリアに突入。
と、その前に「本部」へ。このイベント、地元・ホッピービバレッジの社員の皆さんが後押し。そろいのシャツを着て、街なかで案内も。
実は、ここで、次回11月の前売り券を買うと・・・

・・・マップとチケットが収まる、パスケースをいただけるんです。
パスケース欲しさではありません。楽しいから、前売り券を買いました。

さて、4軒目は一番端のエリアの「
ぶんぱち」。
このお店も、
まるしげサン、
うのあんサンどちらもオススメ。
うのあん店長さんによれば「前回の
たべのま後にプライベートで行ったとき、料理長さんが
たべのまのときのつまみを出してくれたんですが、よくまあ、こんなもの出すな・・・、ってくらい、凄いものがでるんですよ。やり過ぎです。」と大絶賛。

期待が高まる看板、やる気というか、イベントを愉しんでる感が溢れてますよね。
ちょうど、5人の団体さんが入ったところ。ここでも待ちましたが、10分もたたずに入店。
もともとは香川から来た「焼しゃぶ」のお店だそうで、奥の個室の宴会用なのか、もの凄い霜降りが目の前を横切って行った。。

で、うわさの「やりすぎ」メニューが出てきました。ホタルイカのアヒージョ、牛タンの柔らか煮、スナップエンドウ(だったかな?)
確かに、思いもよらない取り合わせですね。4軒目にして、ようやくホッピーを頂きました。
右の方が噂の料理長さん。女将さんも、とても気さくな感じでした。
ここはカウンターがなさそうなので、一人でフラっとくるのは厳しいですが、
うのあん同様、大事な人と美味しいものを食べにくるのに良さそうです。

さて、店を出て、5軒目をどうしようか・・・ってところで、
たべのまコンシェルジェさんのお2人が店の前に。
「4店目でようやく、ホッピーを飲みましたよ。」「あちらに、
スペイン風ホッピーがありますよ。」ってなことで、
ノーマークだったお店へ。

コンシェルジェさんご紹介の「
タベルナ・ユキ」。有希ちゃんか由紀さんが出てくるんだろうか、ドキドキ。
こちらも人気店のようで、待ち時間があったので、コンシェルジェさんといろいろお話。ホッピービバレッジって、大きな会社のようで、社員さん40名ほどなんだって。もっと大きな会社かと思ってた。
「としたら、今夜は、社員総出じゃないんですか?」「社長(ホッピー・ミーナさん)も、回ってますよ。」だって。お会いしたかったな。
話しているうちに、中から声をかけてくださって「カウンターの立ち飲みでよろしければ・・・」ということで、入れて頂く。

店内の写真を撮り忘れたけど、こじんまりしてて、壁にたくさんイラストが落書きされている。
スペインの料理屋さんって、こんな感じなのかぁ・・・って思わせる、それでいて、馴染んじゃう空間でした。
飲み物はもちろん、スペイン風ホッピー、そして、料理は、名前だけでは何かわからない②と③。

スペイン風ホッピーを作ってます。ボトルはシェリーでした。
こちらは、2軒目のベルギービール「ラ・レーヌ・ブロンシュ」とは違って、普段からメニューにはあるそうです(・・・、が「
殆ど、注文がありません。」ですって。)
かなり、甘めのお酒です。
お料理がこちら。右が②、左が③です。どちらも、美味しかったですが、ビールか白ワインで頂きたかったところです。
で、有希ちゃんも由紀さんもいらっしゃらず、こちらがオーナーの湯木さん・・・orz

ここで予定の5軒終了。
一晩で回るのは大変かな、と思ってたのが、まだ5杯しか呑んでないし、途中でインターバルもあるので、いつもより健康的。
チョコチョコっとしたつまみばかりをチョイスしていたので、最後にもう一軒、ガッツリ食えるところ・・・、ということで、まるしげサンお勧めの「
アンベ・クァトロ」。
参加48店舗中、唯一の中南米(メキシコ)料理のお店。
うーん、メキシカン! マスターは、元ロス・インディオスのメンバーで、普段は、ライブもやってるそうですが、この日は体調不良とかで、いらっしゃいませんでした。残念。

チョリソタコス(左)と「ボヒージャライス」(右・スパイシーな鶏の煮込みがご飯に乗っかってる。)。で、飲み物は「ホビンガ」。
飲み物は
ホピンガを注文。
ホッピー(ノンアルコール)の入ったタンブラーに、ピンガというブラジルの蒸留酒の入ったショットグラスを沈めるんですわ。韓国のバクダンみたいな飲み方。ビールの変わりにホッピーなので、多少アルコール度数は低いかな。
見た目の派手さはともかく、普通に美味しゅうございました。

で、マスターがいらっしゃらないので、厨房の中にいらっしゃったママさんとパチリ。

各お店で渡される缶バッチも、5種類全てコンプリートしました。達成感!!

上にも書いたとおり、5軒ハシゴって、どんだけキツいかと思いましたが、どうってことなくて、普段行かないエリアの、ちょっと敷居の高いお店に気軽に入れる、とっても楽しい企画でしたわ。ホッピービバレッジさんのサポートも半端内ですわ。
ってことで、秋も参戦確定!!