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2015.07.25

【劇】 祝祭 (Trigger Line)

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高校の後輩の知り合い(=他人)が所属するTrigger Line(「劇団制はとっていない」と、WEBサイトに書いてある)を観に行きました。

主宰者は文学座の役者さんで、「作品は史実・事件などをモチーフにした群像劇を特徴とし、フィクション、ノンフィクションを巧みに織り交ぜながら展開させていく。近年はよりフィクション性が増してきていて、メッセージ色が強くなったと言われるが、あくまで、お客様に楽しんでもらえるエンターテイメントを目指した作品作りを真摯に心がけている。映像的な場転を持ち味とし、高い関心を集めている。」(WEBサイトより)と書かれているとおりの舞台。

2時間があっという間。
事件そのものは知っているので、どうやってドラマ性をだすのかな、って思ったのだが、交渉役になったペルー高官のカタオカとその妻、そして人質になった神父のサイドストーリーを作っていたとは。

お目当ての女優さんは、犯人役の一人。事件の中で、気持ちがどんどん変わっていく難しい役。

最後は、ある人物を庇って撃たれてしまう。「嘘が下手なんだから」っていうセリフがちょい元気過ぎたり、息絶える瞬間が感じられなかったり(じわじわと死んじゃう)、若干木にはなりましたが、頑張ってました。

有名なあの事件では、知り合いも人質の一人になっていたから、よく覚えています。
難しいな、って思うのは、実際の事件を知っていると、結末も判っていて、予断を持ってみちゃうところ。
大統領補佐官の秘書が人質となったが、インフルエンザの疑いで早期に解放される。それを補佐官がなじるのだが、実は、おいらの知り合いも体調を崩して、早期に解放され、車椅子で公邸から出てくるところが報道されていた。彼も、出てきた後、あのような叱責を受けてたのかな、ってちょっとかわいそうになりましたわ。

観劇日:2015年7月23日(木)ソワレ
小屋:下北沢・小劇場B1
木戸銭:3,800円

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