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2015.09.14

オーストリア見聞録(その1)

2015年7月、仕事でオーストリアに行った。海外出張は15年ぶり。仕事のスケジュールがびっしりで名所見物は移動日の夕方くらいしかできなかったけど、夜8時過ぎまで明るく、また、街の治安もいいことから、ウロウロ、フラフラ。

そこで見聞きした、写真とともに思いつくままに書き連ねます。

まずはこの建物。仕事でお世話になったあちらの政府の建物なのですが、もともとは海軍省の建物だったそうな・・・。

「え?  海がないのに海軍省?」  ロシアの大臣にそう訊かれたどこぞの海無し国の海軍大臣が、「そういう貴国にも文化省があるではないですか。」と答えたとか。

かつてのオーストリア帝国はアドリア海に面していたのですね。

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写真は、オーストリア航空のCAさん。上着・スカートだけでなく、ストッキングから靴まで真っ赤。
また、オーストリアの国旗は、横縞で、上から、赤・白・赤とシンプル。

これは「第3回十字軍に参加したオーストリア公レオポルト5世が敵の返り血を浴びて全身赤く染まったが、ベルトのため腰の部分だけ白く残ったという故事が有名。」(Wikiより)  実際はそれよりも前から使ってたらしいけど、日の丸の赤が太陽であるのに対し、この赤は血しぶき。そう考えると、このユニフォームもちょっと怖い。

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そう言えば、オーストリア国鉄の車掌さんのネクタイも赤だったし、車内販売の女性も赤いスカートだった。全身赤よりは違和感がありませんが・・・。

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オーストリア国鉄には、ウィーン→フィラッハ、フィラッハ→ツェルアムゼー、ツェルアムゼー→ザルツブルク→ウィーンと、国内移動の度に乗った。


最後の移動だけ単独行動だったのでツェルアムゼーの窓口でキップを購入。
日本の乗換案内のようなサイトを国鉄が出していて、そのコピーを打ち出していったのだけど、乗る時間と行先を言うだけで、乗継便まで全て変えて、指定席の予約もOK。
日本でもみどりの窓口(ビュープラザ?)に行けば、同じなのだろうけど、外国でこういうサービスが受けられるとは思わなかった。

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ザルツブルク→ウィーンの特急列車は「フランクフルト発ブタペスト行」。ウィーンのウの字はあるけど、ザルツブルクのザの字はないんですね。

さすが、陸続きの国、寝過ごしたら国境を越えちゃうんですよね。

この区間は基幹路線らしく混んでた。
指定券を持っていたのですが、その席には上の写真のお兄さんが座ってました。チケットを見せたら、その隣のおっちゃんが席を立って、そこにこのお兄さんが移って、おいらの席があく・・。指定を持ってないおっちゃんが座ってたけど、お兄ちゃんがま、いいか、と空いていたおいらの席に座ってた・・・ってことですな。
もちろん、トラブルはありませんでしたが。

そして、この列車、途中で230キロを出してました。先頭と最後尾に機関車が連結されていて、引っ張って、押して・・・ということをしているそうな。

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途中の客車にはモーターがないので、床が低くて、その分、駅のホームも低かった。

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ウィーンの都市内の交通は、地下鉄と路面電車が便利。両方に乗れて7ユーロちょっと(約1000円)の24時間券ってのもあるので、ちょっとした距離でも気楽に利用できる。

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地下鉄の駅や車内もきれいで、NYやローマの地下鉄のように、緊張する必要はないようです。

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面白かったのは、駅の「次の列車」の表示。日本なら「〇:〇〇」と到着予定時刻が出るところなのだが、オーストリアでは「(あと)〇分」表示なのですわ。確かに、この方が、引き算しなくても、どれくらいで来るか判っていいのですが、時刻表通り来るのかどうかは、わかりにくくなってますね。

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ある日、南部のケルンテン州フィラッハという街で、36,7度のオーストリアにしては珍しい猛暑の現場から帰ってきて、ホテルに入るや否や、空が真っ黒になり、突然の夕立・・・。にしては激しく、部屋に入っても窓ガラスをたたく音が尋常じゃない。
よく見ると、雹(ひょう)

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ホテルの窓ガラスもところどころ割れ、ロビーも冠水している。
落ち着いてから街に出てみると、ピンポン玉くらいの氷の塊がゴロゴロ。
教会のステンドグラスも砕け散って、残ってるのは枠の針金だけ。

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しかし、ここまで凄いのに、町の人々は比較的平然としていて、さっさと後片付けをやってる。被災地のニュースで「どこから手を付けたらいいのか判らない」といった途方に暮れる様子をよく見るけど、それはなかった。ひょっとしたら、年中行事のように生じるのだろうか?

教会と言えば、こちらはウィーンのシュテファン寺院。早朝のお散歩なので、人影もまばらだけど、ウィーン観光の中心のひとつ。

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ウィーンに限らず、オーストリアはどんな小さな町にも教会があって、朝昼晩(街によっては1時間おき)に鐘がなるんですわ。
これだと、子供の頃から、生活の中に教会が入り込んできますね。日本のように冠婚葬祭と初詣やお祭りのときだけ・・・っていう訳じゃない。

日曜日は、休業しているお店が多いのも「日曜日は、教会に行って、休む日」って意識が強いんじゃないかと思います。

ウィーン観光と言えば、まずはシェーンブルン宮殿ですね。
最終日の移動日、早めにウィーンに帰ってきたので、公開時間に滑り込みました。

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殆どの写真は、腕を伸ばして自撮りなのですが、これはそばにいたお兄さんのシャッターを押してあげたら、「お前も撮らないのか?」と押してくれました。急に言われたので、リュックをしょったままなのが残念。

ここは、夏の離宮だそうですが、街中から地下鉄で数駅、いくら馬車の時代とはいっても、そんなに気温に差がある訳でもなかろうに。しがらみを逃れたかったのですかねぇ。
マリア・テレジア、マリーアントワネット、そしてエリザベートたちが、豪華絢爛な暮らしをしていたんでしょうねぇ。

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歩いていたら、ジョギングする人が多数。え? 王宮で??って思ったんですが、考えてみれば、自分も皇居の周りを走ってるのだから同じですね。

もう一つ、有名どころと言えば、国立オペラ劇場ですね。出張から戻ってきて、丁度公開になった、ミッション:インポッシブルでは、ここを舞台に、オーストリア首相の暗殺をイーサン・ハントが阻止すべく、活躍してましたね。ロープを使って、屋根から地上に降りてきたのは、この左側じゃないかしら。

残念ながら夜の10時近くになってからしか行けなかったし、そもそも、7月、8月はオペラ、コンサートの類はお休みの付なのだそうです。

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その代り、と言ってはなんだけど、このオペラ劇場の裏にある「ホテルザッハ」のカフェで頂いたのがコーヒーとケーキ。

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ウィーンでコーヒーと言えば「ウィンナコーヒー」しかありませんね。ここでは「メランジェ」って言うそうですよ。コーヒーにたっぷりの生クリーム。なぜか水と一緒にサーブされます。
で、右側のケーキがその名も「ザッハトルテ」です。ザッハホテルなんですから、これぞ、本家本元ですよ(笑)

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店内はこんな雰囲気。22時を回ってましたが、数組のお客さん。みんな観光客っぽかったですね。ほとんどの人は同じもの注文していたようです。両方で11.5ユーロ(約1600円)でした。

ウィーン国立オペラ劇場からほど近い楽友協会ホールってのは、ニューイヤーコンサートで有名ですね。今回は行けませんでしたが・・・。

そのニューイヤーコンサートでのアンコール曲といえば、ラデツキー行進曲。
ヨハン・シュトラウスが作ったのこの曲は、オーストリア軍の元帥であったヨーゼフ・ラデツキーさんを称えたものなのだそうです。

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このラデツキーさんが、北イタリア遠征の際にミラノから持ち返ったカツレツが、その後「ヴィーナー・シュニッッツエル」として、ウィーンの名物料理のひとつとなったとの説もあります。もともと仔牛のひれ肉だそうですが、今ではいろんなバリエーションがあって、豚、七面鳥なんてのも食べました。

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このほかの名物料理、ってこれと言って思い出せません。海が無いので、魚は川魚がメイン。肉はたくさんあるけど、わりとシンプルに焼く、煮るといった味付けのように感じました。

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食べ物の次は飲み物。
ざっくりいうと、東側はワイン、西側がビールといったところですね。

ウィーンは市内に多くのワイン醸造所があり、主に白ワインを作っています。ホイリゲと呼ばれ、飲み屋さんが併設されていて、そこでワインと食事が出てきます。
ホイリゲってのは、もともと「今年の」って意味らしく、永年寝かすのではなく、その年度に作った新しいワインを飲ませてくれるのです。

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写真のホイリゲは、ベートーベンが第9を作曲したころに住んでいたという由緒正しいところ。ブドウ棚の下でワインを楽しむことができます。

ホイリゲの作法。ワインはテーブルで注文するのですが、食事は、建物の中まで行って自分で買ってくるのです。食べ物は種類が多過ぎて、オーダーミスが起きないように・・・ってことなんですかねぇ。

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ちなみに、今年の夏は暑いから・・・ってことでもないのでしょうけど、白ワインを炭酸水で割って飲むスプリッツアーSpritzerが流行ってた。え?って思うけど、飲んでみると、これがなかなか美味しいのです。熱い外で、ごくごく飲むのにはいいですわ。

オーストリアの発泡系と言えばゼクトSektってスパークリングワインも美味しかった。
最初に泊まったウィーンのホテルでは、何と朝食ビュッフェにも出てましたねぇ。こいつを朝から行くのがウィーン流だとか。おいらがどうしたかはナイショです。

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方や、ビール。これは、ドイツと接していることもアリ、ドイツ風のビールかな。
アサヒ、キリンといったナショナルブランドはないようで、ザルツブルクやウィーンに大きめの地ビールやサンがある、って感じかな。
(下の2枚の写真、まだ空が明るいけど、上は21:10、下は21:30です。調子狂っちゃいます。)

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フィラッハにも街の醸造所に併設されたビアガーデンで6種類のビールが飲めました。

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喉が渇くのは人間だけでなくワンちゃんも。消火栓の蛇口の下には、ペット用の水飲み皿。散歩の途中で喉が乾いたら、ここで・・・、ってことなんでしょうな。

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ワンちゃんと言えば、こんなのも、ときどき見かけました。落とし物を始末するバッグとごみ箱なんですね。日本だと、飼い主が責任を持って、ってことで、お散歩には皆さん持っていくようですが、こっちでは忘れても大丈夫、ってことなのでしょうか。街中で落とし物を見ることはなかったです。(上にバッグ、下にポイ)

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ペットにやさしいんですねぇ。

(続く・・・かな?)

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