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2015.11.22

【劇】 ダイナリィ (カムカムミニキーナ)

Dainari_2 カムカム、旗揚げから25周年だそうな。これまで見たことってあったかなぁ。
地元の芝居小屋まで足を運びました。

チラシにあるように、「ダイナリィ」とは「>(だいなり)」という数学の記号でもあり、「お稲荷」でもある。

狐の方が、人間よりも偉大だ!ってな意味のチラシかな。

未だ見ぬ母が屋根裏に隠した異国語の日記~ダイアリィ~。そこに無数に記された謎の記号「>」~ダイナリィ~。
迷える少女がルーツを探るうちに紛れ込むのは大正モダンの帝都東京、旧都京都。
暗躍するはお狐様の嫁入り行列~オイナリィ
平安の昔より千年続く妖狐と陰陽師安倍一族の争い。人を別人に変えてしまう恐るべき狐憑きの力。その超人的能力を利用せんと企む、権力者、商人、そして鍵を握るは、昔も今も報われぬ前衛演劇人たち…」(劇団WEBサイトより)
現在、大正、平安と3つの時代が輻輳し、そして、表現手法として人間の肉体を小道具にした舞台表現。
客席含めた様々な意外な演劇空間に取り組んで来たカムカム十八番、シリーズ「サラウンド・ミニキーナ」。
今回は旗揚げ25周年スペシャル版。バックステージの役者と劇中の登場人物がごちゃごちゃに混在して展開する物語、名づけてサラウンド・スケルトン!
劇場全体を所狭しと駆け回るカムカム役者陣の裏回り、スタンバイ、早替えなんかも場合によっては見えちゃいます。虚実あいまみえるカムカムならではの劇体験をぜひ!」(劇団WEBサイトより)

座・高円寺1、正方形の舞台があり、客席は三方。舞台は2段構造で作られ、上が通常の舞台、中央の蓋付きの穴からも役者が出入りする。下は楽屋。ここで着替えたり、次の大道具を用意したり、水を飲んだり(笑)の場面が客席からも見える。

オイラの席は下手側。もちろん三方に客席があることを前提に作られているのではあるが、セリフだけは聞き取りにくくて困った。まだ正面席の人はいいのかもしれないが、おいらの席だと、上手の席に向かって話されると、殆ど聞き取れない。残念。

往時の夢の遊眠社を思い出させる、時間と空間を縦横無尽に飛び回る感じで、セリフの問題もあって、一度見ただけではちょっと理解しにくく、したがって、楽しめない感じだった…・

この公演、座長は戦国鍋TVでもおなじみの山崎樹範。動いて、叫んで、熱演でした。カムカムの看板役者、八嶋智人は出演してなかったけど、この日は終演後のアフタートークに登場。ふたりの「ノープラン」でのやり取りは面白かった。

観劇日:2015年11月19日(木)ソワレ
小屋:高円寺・座・高円寺1
木戸銭:5000円

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