【劇】 BREATH (演劇集団 キャラメルボックス)
2015年。前年の怒涛のような観劇本数からは少し落ち着いたものの40本近く観た「観納め」はクリスマスイブの キャラメルボックス。
神戸「キャロリング」を観て以来、何と3年ぶり。神戸からの転勤話でバタバタしていた一昨年はともかく、年間70本も観ていた昨年も観てなかったのが意外です。
「劇団創立30周年を締めくくる新作!」
30周年ですって。成井さん、頑張ったなぁ。
「12月。東京都内の劇場に勤める堀江恭子に、高校時代の同級生の赤星一馬から電話がかかってくる。一馬は「明日のニュースを見てくれ」と言う。翌日、テレビを点けると、そこに一馬が映っていた。一馬は新人作家を対象とした芥山賞を受賞したのだ。それを見て、恭子は高校の卒業式を思い出す。別れ際、一馬は恭子に向かって、「僕が芥山賞を取ったら、結婚してほしい」と言ったのだ。「あいつ、まだ覚えてやがったのか。あれから15年も経ったのに」と呆れる恭子。ところが翌日、一馬が家へ訪ねてきた……。」(公演チラシより)
恭子と一馬の15年ぶりの再会を軸に、彼らを取り巻く人々。
恋人、元恋人だけでなく、親子、祖母と孫、女優と元付き人等様々な人間関係。
医師である一馬の患者が、恭子の劇場で公演をやっている演出家の恋人。
恭子と一馬の15年ぶりの再会を軸に、彼らを取り巻く人々。
恋人、元恋人だけでなく、親子、祖母と孫、女優と元付き人等様々な人間関係。
医師である一馬の患者が、恭子の劇場で公演をやっている演出家の恋人。
地味な役者に一目ぼれした女性の父親が、ニュースキャスターで、彼の番組に一馬が出演。
一つ一つは地味なありそうなつながりなのに、それがさらにつながっていく。複雑なようであり、よくできたパズルのようにひとつひとつのパーツが収まっていく。
ラストは丁度、2015年12月24日・・・。今日の、この時間だ・・・。
一つ一つは地味なありそうなつながりなのに、それがさらにつながっていく。複雑なようであり、よくできたパズルのようにひとつひとつのパーツが収まっていく。
ラストは丁度、2015年12月24日・・・。今日の、この時間だ・・・。
後半からは、すすり泣きの声、多数。全てがハッピーエンドではない切なさ。
西川さん、大森さん、坂口さん、そして菅野さん。馴染みの役者さんたちが要所を占めていて、そしていいツボで笑わせてくれる。特に坂口さんの怪演ぶりがとってもよかったし、大森さんが、ともすればベタっとなりそうになる役どころを、サラリと演じているのも、さすが・・・と思わせる。
キャラメルらしい作品と言うべきか。
「クリスマスイブ恒例」とのことで、「キャラメルキャラメル」が配られた。
役者さんが舞台から降りて、ひとりひとりの観客に手渡し。素晴らしいですね。しかもカーテンコールでは「撮影タイム」が・・・。客の心、鷲掴み。
本作は2時間だったけど、劇中「芝居は2時間超えると、トイレに立ったり、お尻が痛くなったりする。」って言ってた。きっちり2時間に収めるのね。
キャラメルらしい作品と言うべきか。
「クリスマスイブ恒例」とのことで、「キャラメルキャラメル」が配られた。
役者さんが舞台から降りて、ひとりひとりの観客に手渡し。素晴らしいですね。しかもカーテンコールでは「撮影タイム」が・・・。客の心、鷲掴み。
本作は2時間だったけど、劇中「芝居は2時間超えると、トイレに立ったり、お尻が痛くなったりする。」って言ってた。きっちり2時間に収めるのね。

# 高校の卒業式、一馬が恭子を呼び出したのは『第二体育館の柔道場』。このセリフに反応したんだけど、うちの高校は第二体育館と柔道場が別にあったな・・・。その間の暗い通路に呼び出したのかな?
観劇日:2015年12月24日(木)ソワレ
小屋:池袋・サンシャイン劇場
観劇日:2015年12月24日(木)ソワレ
小屋:池袋・サンシャイン劇場
木戸銭:6800円
« 【ス】 AFSC自主トレ (2015.12.19-20) | トップページ | 【劇】浮寝鳥闇路言觸 (駒塚由衣) »
« 【ス】 AFSC自主トレ (2015.12.19-20) | トップページ | 【劇】浮寝鳥闇路言觸 (駒塚由衣) »
コメント