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2016.01.13

【劇】 真夜中の弥次さん 喜多さん

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真夜中の弥次さん 喜多さん」。
15年前の初演 を名古屋・大須の七ツ寺共同スタジオで観た舞台。
当時の印象は「ストーリーはひたすら馬鹿馬鹿しく(というか、筋はないのでは?)、汗だくだくの演技もあまり好きではないが、とにかくパワフルであることには敬服。桟敷のいちばん前の端っこで、必ずしも観やすい、楽な位置ではなかったが、1時間45分の間、半ば口をポカンと開けて、気が付いたらラストシーンだった・・・というのが正直なところ。」というもの。(なんと、この拙いレビューが、ご本家・KUDAN  projectさんのサイトでリンクを貼って頂いている。)

これを、ミュージカル仕立てで演ずるというのだから、観ない訳には行きませんな。
弥次さんと喜多さん・・・  薄っぺらな江戸の町からリヤルを求めて旅に出る。お伊勢さんに行けば全部叶うんだぃ!
しかし、途中の関所は奇妙奇天烈なところばかり・・・  出逢う人も、出来事も不思議なことばかり・・・
はたして!  弥次さんと喜多さんは、お伊勢さんにつけるのか・・・  お客様はリヤルを実感することができるのか・・・」(公演WEBサイトより。改行位置編集)

まあ、大筋は当時と一緒なんだけど、印象はかなり違う。
何といっても、登場人物。初演は二人芝居だったのだが、このミュージカルは登場人物が多くて、しかもイケメンが多い。
また、初演時のレビューにもある「同じ場面、同じセリフが何度も何度も。メビウスの輪から出られなくなっているようでもある。」という部分は、しつこさがもの足りない感じ。
つまり、別の作品なのですわ。比べちゃいかんのです、あれと。

この作品単体の印象は、少々長い。登場人物みんなにエピソード(というか見せ場)を与えたせいだろうか、カーテンコールも入れて休憩なしの2時間半。
また、いかにもアドリブ・・・といったシーンや、客席の通路を使った演出もあって、楽しいことは楽しいのだが、ストーリー(そんなものはないのだろうけど)が散漫になってしまった印象もある。
(特に、途中の「茶番茶屋(?)」のシーンや、変なドリンクを呑ませるシーン、偽喜多が弥次さんにキスする場面など、日替わりゲストに配慮しているのだろうが、ファンは大喜びでも、流れの中での必要性は感じられない。おいらも楽しんでましたが・・・)

隣の席の若い女性がしばしばオイラと違うところでツボに入っていたようだが、あれは明らかに役者さんたちを知らないと笑えない場面。勉強不足でしたわ。

とは言うものの、全体を通せば、笑えたし、映像をうまく使った舞台装置もきれいだったし、役者さんも個性的で達者で、良い舞台だった。

劇場は、シアターGロッソ。キャパ750ほどの大きな劇場なのに、初めて名前を聴いた。調べてみると、戦隊もののショーの会場として使われているところだそうな。後楽園駅で降りてから、迷いに迷ってたどり着きました。

観劇日:2016年1月13日(水)ソワレ
小屋: 後楽園・東京ドームシティ シアターGロッソ
木戸銭:7500円

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