フォト

リンク集

無料ブログはココログ

« 本日の手作り弁当(1/29) | トップページ | 本日の手作り弁当(2/4) »

2016.02.03

【ス】 突発野沢一人旅

例年、昔の職場のツアーが入る週末。予定を入れなかったが、幹事さんの都合で2月に延期。ぽっかり空いて、同行者も見つからず、急きょ一人旅。

シーズン券もあり、常宿もある志賀か野沢かで迷ったが、志賀は既に12日滑ってること、野沢には板を預けてあることから、野沢に決定。
常宿は満室だったが、そこは40年のお付き合い、裏ワザを使わせて頂いた。
1月29日(金)雨

今シーズン3回目の夜行バス。2日前に予約が取れたのは軽井沢の不幸な事故の影響もあるのか。

東京の夜は雪の予報もあったが雨。
某Sツアーは新宿発の直通。都議会議事堂前が集合場所。雨の中、指定場所に行く。予約も簡単に取れたのでガラガラかと思いきや、若い人であふれかえっている。
2カ所で受け付けしていたが、どちらにもSツアーの文字がない。結局、都庁の前をぐるっと一周したが見つからず、Oツアーの係員に尋ねると「奥で受付しています。」

そう、OツアーがSツアーの受付もやってるんですわ。ひと言、どこかに書いてくれるといんだけど。(今シーズン2回使ったビーウェイブという代理店からのメールには「集合場所ではビッグトラベルのジャンパーを着た係員がご案内します」とハッキリ書いてあった。)

受付後、雨の中を100mほど歩いた場所が乗車位置。こういう天気だと、池袋乗換の方が楽かな。
水戸ナンバーで、少し小さ目のバス。雨のせいか荷物を次から次へと積み込むのでパズルがうまくいかずに運転士さん大変そう。何とか頑張ったけどスノーボード1台が積めず、運転席の後ろ(控えの運転士さんの仮眠シート)に置いていた。

定刻よりも10分遅れで23:10出発。出発前、事情係員からシートベルト着用も含めて説明があり、出発後直ぐ消灯。運転士さんは何も話さなかった。消灯後も、結構大きな話し声が続いていた。
01

途中、何回かトイレ休憩。さすがに、運転士さんのアナウンス。
おいら3回連続窓際の席。今回の通路側の席は同年輩の男性で、アイマスク、首枕、マスクと慣れている感じ(おいらは、これに耳栓。)。
休憩のときは、気を使ってか、早めに降りて、遅めに帰って来てくれる。こういうちょっとした心遣いがありがたい。

早朝5時前、信州フルーツランド到着。ここで、チェーン装着。すぐに山に上がるのかと思ったら、「出発は6時」とのこと。トイレに行って、とっとと寝ました。

1月30日(土)晴れ


6時に出発して、まっすぐに野沢かと思いきや、見慣れない景色が続く。7時過ぎに「ヒルサイドホテル到着です。ここでお降りのお客様はご準備を」とアナウンス。何と、斑尾経由でした。しかし、アナウンスに「斑尾のまの字も出てこない」ので、本人たちが気づいていないみたい。
何度も呼び出して、結局、降りるべき客の名前を読み上げて、ようやくノロノロと立ち上がる。結局ここで15分ほど停車。実は、これがおいらの「初・斑尾」。

(「斑尾」という地名を出すべきかな。アナウンスのタイミングをもう少し早めにするとスムーズなんだろうけど、他の客への配慮かなぁ。)

慎重にバスを走らせ(女の人が喋ってると思ったら、スマホのナビを使ってた)、8時過ぎにようやく野沢・新田のターミナル、そして、(そこからもナビを使って)、8時5分に中央ターミナル着。予定よりも1時間15分ほど延着。

渋滞があった訳でも、特別雪が深かったわけでもなし、フルーツランドの時間調整が不要だった。あそこは、乗務員休憩所もあるようだし、オトナの事情で泊めざるを得ないのか。
降りるときに、運転士さんに「ありがとうございました。」と声をかけたら「遅れてすいません。」だって。なんか可哀想。ちなみに、このバスは、野沢の後、戸狩までに行くんだそうな。ほんとに、運転士さん、ご苦労様です。

そんなこんなで、宿で「あさが来た」を観てから滑走・・・という野望は潰えて、8時10分宿着。
今回、客室満室のため、仏壇部屋に泊めて貰った。
普段から、来るたびに、仏壇のオヤジさんの遺影・位牌に手を合わせているが、泊まるのは40年で初めて。

02

頼んであった朝食を食べて、厨房で、おかあさん手作りのにしんの酢漬けでコーヒーを頂いて、のんびり。
たまたま、常連のKさんが新幹線で向かってて10時半頃に到着とのこと。かつては、よく一緒に滑ったが、もう5、6シーズンは会ってないか?

9時を回ったので、「じゃ、昼はいつものパラダイスゲレンデにいますので・・・」とKさんへの伝言を頼んで、準備に取りかかろうとしたら、ご本人登場。北陸新幹線のおかげで、朝イチ列車での到着時間が格段に早くなったそうな。

せっかくなので時間を合わせて、9:30スタート。
まず、一本目は、前回は閉鎖中だったスカイライン。まだ、それほど混んでおらず、雪もやわらかいので滑りやすい。天気も快晴とはいかないが、遠くの山まで見えて爽快。
Kさんのリクエストで柄沢側から降りる。久しぶりの柄沢、こんなに長いコースだったっけ?
03

この後は再び長坂ゴンドラで上がり、やまびこへ。元気なうちに・・・、とこれまた前回は閉鎖中だったBコースのコブを滑ってみる。まあ、滑れないことはない。続いて、Aコース、Cコースと順番に滑走。
04

11時半頃に白銀に電話したら、今満席ということで12時半に席を作っておいてくれるとのこと。昼時で空いてきたやまびこを回す。
05
12時半ちょうどに、白銀へ。
今回、初めてのメニューで、鶏南蛮(だったかな?)。要は、鶏のから揚げに特別のソースがかかってるもの。おいしゅうございました。
06

午後はまずパラダイス。で、ずっとここを滑るというKさんと分かれて、一人旅。

07
まずは、前回閉鎖されていたシュナイダー。上から見ると雪はついているが、滑ってみると、ところどころ土が出てきてしまっている。

08
日影ゴンドラで上がって、次はユートピア。

09

チャレンジリフトで上がり、白銀でトイレを借りる。濁り酒の一升瓶を抱えていたKさんと合流して、最後は林間コースで長坂に戻り滑走終了。
NINJAビールで〆。
(下のログは、最後の林間が電池切れで記録されておらず、パラダイスの途中=白銀で途切れている。)

160130

温泉入って、のんびりしてたらすぐに夕食。
その後、ビール仲間から薦められていた地ビールのお店「里武士」へ。場所は、大湯の向かって右、新杵の手前。

10
店内はカウンターのみの立ち飲み。まだ2,3人しかお客がいない。
お薦めの「大湯ウィート」を注文。ハーフパイント650円。

11
この大湯ウィートが酸っぱいビールなんですわ。やられましたわ。それに気づいたら、お客がたくさん、しかも日本人私だけ・・・。こういう店に来るお客は「現地日本人との片言トーク」なんてのは求めてない。アウェイ感。


12

ってことで、早々に戻り、厨房や、ロビーで宴会。
途中で、若い子たちが外湯に行くというので、案内がてら大湯へ。
この日の大湯は「あつ湯」もいつもよりぬるめで、肩までつかって世間話ができる程度。
風呂上りも余裕の表情。宿に戻り、日付が変わるころまで厨房呑み。
13



1月31日(日)曇り

仏壇部屋のメリットでもあり、デメリットでもなのは、食堂に近いこと。6時半くらいから準備の気配がすぐそこに聴こえて目が覚める。

布団にもぐりこみ7時半まで頑張ってから朝食。温泉に入って二度寝して、9時半始動。
夜行バスで着こうが、前泊しようが、泊まろうがあまり違わない・・・。

Kさんはとっくに滑りに行ってるとのことで、今日は一人旅。前日よりも天気は悪いし、のんびりといく。
まずは、長坂ゴンドラ・連絡リフトと乗り継ぎ、スカイラインから手始め。

21
前日同様、柄沢ゲレンデに降りて、誰もいない圧雪された緩斜面を大回りでのんびりと楽しむ。普段、大勢で来ると、こっちには来ないけど、スカイラインの最後の狭いところをいくよりも、快適かもしれない。

22
再び、長坂ゴンドラからやまびこへ。日曜の午前中なので、駅舎内はそこそこ行列。改札後は「お一人様」レーンでさっさと乗車。

やまびこは、外国ファミリーが多く、彼らは一斉に滑りだす(なぜか、順番にスタートしない。「個人の自由」が徹底しているのか?)ので、一気にゲレンデが芋を洗うようになり、滑りにくく、早々に退散。

23
ゲレンデとリフト乗り場の混雑具合があまり快適ではなかったので、「隠れ里」の湯の峰、水無へ。ホッとする。

24
そうこうしていたら、お昼近く。「お昼は白銀」という伝言があったので、そちらに向かう。いつもなら、湯の峰-パラダイスの連絡コースをスケーティングするが、毎度それも能が無いので、黒鞍から日影に降り、そこから日影ゴンドラでパラダイスに上がることに。

この黒鞍コース、パッと見は、何てことはなさそうだが、見た目以上の難所。最大斜度37度、平均斜度28度と、野沢ではチャレンジの壁に次ぐ急傾斜。
25
出だしは好調にすべったのだが、中腹くらいにコースの真ん中にブッシュがあって、その両側は幅2メートルもなく、しかもモサモサ。さすがに、20mほど、横滑りで降りた。

下から見るとこんな感じ。扇のかなめの辺りにボヤっとしているところが、上記のブッシュのところ。後ろからボーダーに煽られる(しかも、彼らは転がり落ちてくる)ので、怖かった。

26

日影ゲレンデで気を取り直し、ゴンドラでパラダイス。

27

二日続いての白銀。既に呑んでいたKさんと合流。朝イチでスカイラインの後、ずっとパラダイスを回していたのだそうな。
何年かぶりに、白銀にてごまみそラーメン(=炭水化物)を食す。

28
昼食の後は、Kさんと一緒にやまびこに上がり数本滑ったあと、湯の峰から水無と、ひと通りおさらい。

パラダイスから、最後はおいらは、今回まだ滑っていないチャレンジを降りる。

チャレンジだけでなく、どのゲレンデも日曜日の午後なのに、まだまだ人が多い。これは、あまり曜日に関係ない、長期滞在の外国人客の多いことの効果なのか。

雪は重くて、少々滑りにくいが、前回のように石が出ているよりはずっといい。

29
最後は長坂を2本滑る。長坂は、まだ段々畑が残っている。
もう少し滑るというKさんを残し、おいらは上がり。

160131


結局、帰京日だというのに16時15分過ぎまで滑走。このあたりが、新幹線の気楽さ。
げんたろうやレストハウスでビールを飲み、板は前回同様、地下の倉庫の片隅に置かせてもらう。宿に戻り、のんびりと温泉、パッキング、精算。
宿も晩御飯の準備で忙しそうなので、早めにお別れして、18:05の飯山駅行直通バス「野沢温泉ライナー」に乗るため中央ターミナルへ。

既にバスはほぼ満席で、おいらが最後から二人目の客。私の次のお客さんが乗ったところで、定刻10分前に発車。2台運行しているようで、次の次のお客さんは隣のバスに案内されていた。

路線バスだと約40分700円のところ、この直通バスだと25分600円。村が運営しているので安いそうな。

順調に18:20頃に飯山駅着。次の北陸新幹線はくたかは18:55発。30分以上あるが、時間をつぶせそうな場所がない。せめて、立ち食いソバでもあるといいのだが。

いずれにせよ、おいらは指定席が取れなかったので、早めに自由席の列に並ぶことにして、駅売店で缶ビール2本買い込み、人影もベンチもないホームでプシュっ。

30
はくたかは定刻到着。自由席はガラガラで、飯山を出た時点では3割程度の感じ。金沢など、遠くから来る人で指定席は埋まってるのか?
この後、長野で8割がた埋まり、上田ではほぼ満席。

31
車内でもビールを飲んで、晩飯代わりのサンドイッチなどをつまんでいるうちに、あっという間に大宮へ。そこからも接続がよく、宿を出てからジャスト4時間、22時前に自宅到着。

1週空いて、2回連続の野沢ってのも珍しいが、一人旅のところ、懐かしい人とも滑れて、雪もまずまず積もっていて、満足の二日間でした。
滑走日  :2016年1月30日~31日(通算16日(うち志賀12日・野沢4日))
宿泊費:  9,870円(げんたろうや1泊朝食2夕食1)
交通費  : 15,300円(往路夜行バス6800円+復路野沢ライナー600円+新幹線7900円)
リフト代  :           0円(シーズン券利用)
    計      25,170円

« 本日の手作り弁当(1/29) | トップページ | 本日の手作り弁当(2/4) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 本日の手作り弁当(1/29) | トップページ | 本日の手作り弁当(2/4) »