【劇】高橋みなみプロデュース特別劇場公演 ＳＴＡＦＦ公演 （ＡＫＢ４８）

昨年の忘年会。「あさが来た」のテーマ曲「３６５日の紙飛行機」を歌って踊ることになった。

そこで、練習のためにＣＤを予約して買ったら、この４月でＡＤＢを卒業する高橋みなみさんがプロデュースする特別公演の応募券が入ってた。

特別公演は８公演あって、「ザ・アイドル公演」「ダンス選抜公演」「愛しのにゃんにゃんお誕生日おめでとう公演」なんてのもあったけど、超・初心者のおいらとしては、一人ポツンと「誰が誰だかわからない」公演を観に行くよりは、みんながあまり判ってないであろう「STAFF公演」ってのに申し込んでみた。倍率低そうだったし・・・(笑)

年が明けて、忘れた頃に何と当選通知。それから、いくつものハードル（チケットセンターへの会員登録やら、当選枠の確定やら、枠を使っての応募やら、二重、三重のセキュリティ）を危ないところでクリアして、ようやく当日に。

職場をほぼ定時で退社し、末広町からほど近いＡＫＢ劇場についたのは１８時過ぎ。
１階から７階まではドンキホーテ。８階が劇場なんだけど、エレベータを探してウロウロ。びっくりぽん、エレベータなし・・・。

狭いエスカレータで８階へ。周りの壁はＡＫＢだらけ。８階に着くとすぐにチケットブース。そこで、当選番号を告げて、身分証明書を提示すると「名前・整理番号入り」のチケットが渡される。「１８：３０から抽選を行いますので、それまでに奥のロビーへ」と説明。

その間に、コートや荷物をコインロッカー(２００円）に預ける。当局の指導で、バッグ類持込み禁止だそうで、しかも入口には金属探知機。握手会？での襲撃事件の影響ですかしら。ものものしい。

他にすることもないので、ロビーをウロウロ。周りを見渡すと８割以上が男性かな。しかも、想像していた「秋葉原っぽい人」だけじゃなくて、スーツ姿の年配の人もいないわけじゃない。
ほどなくして、１０人ごとに整理券順に並ばされて、さらに、係員さんから諸注意。
１８：３０、抽選開始。よく聞こえなかったけど、１７０番台から入場だったようで、なんと９番目の入場。ベルトまで外して臨んだ金属探知機で、まさかの腕時計を外し忘れたというオチはついたものの、無事入場。さすがに、センターブロックの最前列がまだ空いていたので、そちらに座る。

おいらの左はスキンヘッドのお兄さん、右はオイラと同じような格好のサラリーマンさん。
おいらが、物珍しそうにキョロキョロしていたからか、サラリーマンさんが声を掛けてくれた。「一巡目で入ってきたんですか？」「はいそうです。」「いやぁ、こんな席に座れるなら、普通の公演のときが良かったなぁ。」「そうですか、私はＡＫＢ劇場初めてで。実は、去年の忘年会で・・・」と、なぜ、私がここにいるかを説明。仲良しになりました。

最前列中央は８名。うち２名は２０代と思しき女性。残りの男性の内３名はネクタイ姿。おいらがいても、全く編じゃないです！

最初に入場したので開演までほぼ丸々３０分。その間ＢＧＭは「３６５日の紙飛行機」がずっとリピート。そして、開演３分前。突然切れて、開演前アナウンス。これが、たかみな本人の声。一気にテンションが上がる。

そして、開幕、と思いきや、まずは舞台奥のスクリーンに練習風景、そして『悲報』・・・・。戸賀崎元支配人のリタイヤが告げられる。

そうこうするうちに始まりました！  もう２ｍ位先に、金髪に男子高校生風のたかみながいるのよ。ちっちゃ！ 他のスタッフも、それぞれ、高校生風。女装もいれば、昭和の香りがする人も・・・。

そこからは、歌とダンス。すごいです、これ、ホントにスタッフさん？？  中途半端な学芸会風かと思ってたら、豈はからんや、ちゃんと、ダンスしてますわ。すごい！

お客さん、工事現場の誘導灯みたいなライトを振ってる。おいらも、それに合わせて手を振って、手拍子して、声を出して・・・。ほどなく、隣のサラリーマン氏が「これ、使って下さい。」って一本貸してくれました。ああっ、嬉しいな。

年間、何十回も劇場に通うけど、隣の人と話したり、まして、こんなグッズを貸して頂いたりなんてないから・・・。ＡＫＢ独特なんでしょうかねぇ。

そして、それぞれの自己紹介。なんつうか、「コール」があるんですね、スタッフにも。
あ、スタッフと言っても、支配人さんくらいはオイラも顔を知ってるんですけど、それ以外のスタッフさんのコールをお客さんしってるんですねぇ。

スタッフさんの最高齢はオイラと同学年らしいんだけど、すばらしいです。元気貰いました。
ただ、体力的なものなのか、記憶力的なものなのか、最初の４曲で終わって、この後は「朝まで生討論」風に、これからのＡＫＢを語る趣向。これが、また、裏話ありの、ダメ出しありの。仕切るたかみなのテンポの良さ。十分楽しめた。

しかも、みゃおさん、こじはるさんのサプライズ登場！！  こじはるさん（数少ない、知ってるメンバーの一人(笑)）なんて、たまたま客席に来てたとかで私服で登場、細っ！！！！

公演の詳細はまとめてくれているサイトにお任せ。

とにかく、楽しかったですわ。知ってる曲なんて「会いたかった」と「唇にＢｅＭｙＢａｂｙ」しかないけど、そんなの関係なし。舞台と客席の距離感「会いに行けるアイドル」ってこういうことだったんですねぇ。

たかみなさんの、ちょっとべらんめぇなＭＣも良かったけど、実は、スタッフとの絆なんてのも感じたし、スタッフさんのＡＫＢ大好き、ってのもひしひしと感じられましたわ。
他の公演よりも、おいらにはこのスタッフ公演がピッタリだったと思う。

終演後、「お見送り」ってのがありました。事前には「ハイタッチは禁止」って言われてたのに、たかみなが「やっぱ、ハイタッチでしょう！」って言ってくれてハイタッチに、そして、実際には握手までしてくれた。おじさん、いろいろ喋りたかったのに、ただただ「ありがとうございました。」しか言えませんでした。

初ＡＫＢ、楽しかった！ 楽しかった！ 楽しかった! ＹＥＳ！

観劇日：２０１６年２月１６日（火）ソワレ

小 屋： 秋葉原・ＡＫＢ劇場

木戸銭：招待

（２０１６－６）