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2018.06.20

【劇】 オヒガンホリデー (TEAM東京アフロ)

Ohigan 3月の第1回公演「ニジノフルバショ」以来の、TEAM東京アフロ。第2回公演は出張続きで観られなかったのが残念。

オヒガンホリデーという名前ではあるけど、内容はIOHの「ゆめごころ」の翻案ものと言ってもいいでしょう。

下町の下宿屋で巻き起こる滑稽で心温まる人間模様と亡き夫とのつかの間の再会と別れを描いた 胸の奥がキュンとする おかし切ない小さなラブストーリー  (劇団WEBサイトより)

もう少しネタバレさせると、
歌手だった夫・かおるに先立たれたふみえは自宅で4部屋の下宿屋を営む。営むとは言っても家賃は月9000円。下宿人は地方出身の女性3人。
ある春の日、
そこにひとくみのカップル。ひとりは優し気な青年・カオリン、ひとりは謎の美女すみれ。どこか浮き世離れした二人。
「モヤシのヒゲ根を取る」という作業をしながら、身の上話。すみれは人の心が読めるのか、下宿人・ハナコの、そして、同じくチエの心の中の氷の湖を解かしていく・・・。
はたして、すみれの正体は? そして、カオリンとは??
2004年の「ゆめごころ」とは、いくつかの設定をカットしており、また、劇中歌もなくなってシンプルな造りになってました。(そもそも、前作はお盆だったものがお彼岸になってます。)

テンポも良く、90分のまとまった芝居でしたが、お彼岸であることが明示されておらず、カオリンが誰なのか、そのカオリンが何故現れたかが不明のまま終わる点が残念。

3カ月前の第1回公演と比べると、役者さんの演技は格段に安定していました。前回観たのはプレビュー公演、今回も初日ということで、独特の雰囲気があるとは思うのですが、全く感じないです。第1回公演、第2回公演と連続公演で、ずっと稽古していたのだから、若い役者さんの成長は著しいですよね。
難しいセリフ(叫ばなきゃいけない)も、しっかりと聞こえてくるし、ガチャガチャしている中で、静かに存在感を示すこともできる・・・。

これは、引き続き、おっかけてみたい劇団ですな。
なお、本作はひと月ほど続きますが、役者さんと設定(春のお彼岸⇒秋のお彼岸)を変えるそうなので、それも楽しめそうです。

終演後は、作・演出のKS LABOさんと浅草で一杯。

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観劇日:2018.6.15
小屋:スタジオ365浅草(東浅草)

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