父、逝く・・・
去る11月6日午後3時45分、父が息を引き取りました。90歳でした。
昨年7月、肺炎で入院したのをきっかけに、足腰が急に弱り、9月にリハビリ病院へ転院しました。日々、リハビリに励んでいましたが、自宅に戻れるまでには回復せず、暮れからは、自宅から1時間ほどの介護施設でお世話になることになりました。
私も、病院にいる間は週に3,4日、施設に入ってからは月に2,3度、顔を見に行ってました。
それまでよりも、ずっと会っていたかな。まあ、これといって何を話すということもありませんでしたが、世間話をしてました。
母はずっと週に4,5日は顔を出していたのかな。二人して、穏やかな時を過ごしていたことと思います。
今年10月27日、また肺炎になり、施設から病院に搬送されました。11月4日に見舞いに行きましたが、肺炎の治療は順調だったようで、ベッドの上や車いすで簡単なリハビリなんぞもやって貰っていました。「何か言いたいことある?」って聞くと、「ありがとう」って言ったように聞こえました。
ところが、11月6日未明、病院から「血圧が下がった」と連絡を受け、駆け付けました。呼びかけても返事はありませんが、呼吸はしっかりしていました。スマホで、好きだった曲を何曲か聞かせたり、手をさすったりしてまして、午前中を過ごしました。
血圧も戻ったようだし、主治医の先生から「明日以降の治療の方針」なんてのもお伺いして、午後イチの会議に出るために職場に向かいました。会議が始まって、10分ほどしたときに「急変した」と電話があり、会議を抜け出して病院へ。そして、30分ほど後、文字通り眠るように息を引き取りました。
その夜、父は1年4か月ぶりに自宅に戻り、多分、初めて客間で眠りました。
翌日、近所の方々が弔問に来てくださいました。自治会長などもやっていたので、ご近所さんがいろいろと思い出を語ってくださいました。
9日の通夜、10日の告別式は自宅から近い、お寺さんで執り行いました。秋晴れの下、ご近所さんや親戚、学生時代からのお友達など、多くの方に見送っていただきました。
父ゆかりの方には逝去のご連絡をしましたが、他の皆様には、この場でのご報告となりましたこと、ご容赦下さい。
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