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カテゴリー「文化・芸術」の5件の記事

2018.07.07

【劇】東京アフロが新聞で紹介されていました

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北浅草で、ホンワカする芝居を続けている東京アフロが、昨日の東京新聞に紹介されていました。
この劇団、IOHの名作を次々にリメイクしてくれていますが、IOHですら、新聞に載ることなんてなかったのでは???

現在の公演「オヒガンホリデー」は明日7月8日まで。8月は新作「バクソーセレナーデ」。
今、東京アフロから目が離せません!
# ちなみに、オヒガンホリデーは8日ソワレ(最終公演)を観にいく予定です。

2015.12.02

2015年秋 ~「 芸術の秋」編~

2015秋、様々な芸術、文化関係のイベントに参加しました。以下、思い出すまま・・・。

演劇は秋に限らず見てるけど、この3ヶ月では上記文化祭の出し物も入れて11本。
週に1ステージのペースなので、だいぶ落ち着いてきた感じですね。
その中で特筆すべきが、10月下旬に観た「配達されたい私たち」。

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お芝居そのものがどうのこうの、ではなくて、原作者が一色伸幸さん。ご存じ、「私をスキーに連れてって」の脚本家さんなのでした。終演後、ツーショットをお願いしちゃいました。

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そう言えば、この秋は展覧会の類は殆ど行ってなかったです。唯一行ったのが、話題の「春画展」。江戸時代の人々の何とおおらかだったこと・・・。
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秋と言えば文化祭。母校の文化祭にも2年続けて顔を出してきました。在校生=後輩に友人のお子さんが何人かいるんですわ。普通だったら、そういう年齢ですよねぇ。退官された恩師も来られていて、お話したら、何とお住まいがすぐ近くでした。

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で、自分でも何かやりたいな、って参加したのが「高円寺の大文化祭  高円寺フェス2015」なのでした。
みうらじゅんの講演会、プロレス、アイドルのコンサート、ストリートパフォーマンス、古本市、スタンプラリー、ゆるキャラプロレス、フードファイト・・・、何でもありのカオスなフェスティバル。
一芸のないおいらとしてはボランティアに応募。1日だけでしたが、北口広場で観客整理、チラシ配り、イベント補助、撤収・・・と「中の人」をやりました。
高円寺のゆるキャラ「サイケ・デリーさん 」。最初は気持ち悪いだけだったけど、だんだん可愛くなってきた。わたると体型が似てるし・・・。

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こんなビブをつけて、ウロウロしてました。
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そういえば、クラシックのコンサートにも行きました。
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大学(&職場)の先輩が所属するオケの定期演奏会。マーラーはお祭り騒ぎで楽しかったです。(そんな感想でいいんだろうか(汗))

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ライブと言えば、久しぶりにスージーズのライブで、なんた浜にも行ってきました。

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丁度、おいらの誕生日だったので、サンシンの伴奏で、店のお客さんみなさんがハッピーバースデーを歌って下さいました。

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滅多に観ない映画もみました。図書館戦争。封切りから1週間以内に映画を観るなんて、珍しいですわ。これまで、演劇ばっかりで、映画は見てなかったけど・・・・。

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この秋、メディアへの露出もありました。

映像系では、夏の間にエキストラ参加していた、NHKのコント番組「LIFE! 」の宇宙人総理が放映されました。どうかな・・・と思ってドキドキして見てたら、何とどアップ!  エキストラに参加したことは知り合いには伝えてあったので、観て下さったお友達も多数!
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街頭演説中の小津える(西田尚美さん)を見つけた通行人の役でした。まあ、何とバラバラな3人組。小津えるは、年配の男性に人気がある、っていう設定で、大勢のエキストラさんの中からオッサン3人がピックアップされました。

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そして、もうひとつのメディアが、山と渓谷社のスキー雑誌「skier」。しばらく休刊していたそうですが、今シーズン復活。
その中で、わたスキの特集が組まれ、座談会が企画されたところ、おいらにもお声がかかりました。編集者さんが「名セリフ集」を以前からご存じだったそうです。

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全部で4ページの企画の中で、座談会は1ページ半ほどでしたが、似顔絵のイラストや、後ろ向きのウェア姿の写真も載せて頂きました。

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ということで、例年よりも、バラエティに富んだ2015年の秋でした。

2015年秋 ~「スポーツの秋」編~

9月~11月の3ヶ月、増量傾向の体重の恐怖から、努めて体を動かすようにしてました。

まずは、中学から細々と続けているバドミントン。
高校のOB連中と、懐かしい野沢温泉でバド合宿をしました。他のメンバーは朝から車で向ったのですが、おいらは東京都スキー連盟の評議員会が午後に入ってしまったので、遅れて新幹線で合流。期せずして、初・北陸新幹線!

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高校時代に合宿したのと同じ宿・げんたろうや、同じ体育館。あまり長い時間ではなかったけど1時間ほど汗を流しました。

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で、翌朝はこんな感じです(笑)

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母校のバド部は年に2回、春と秋にOB会があります。母校の体育館にOB、高校生も集まって昼間はバドミントン、夜は飲み会・・・、というスタイルを30年以上続けています。
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春はGWに開催されるため、ここのところウィスラーと重なって参加できず。昨年の秋以来1年ぶりの参加となりました。
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何試合か、優しい後輩たちに「死なない程度に」遊んでもらいました。
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さて、ここ2,3年、少しずつ始めている山歩き。きっかけは一昨年の六甲全山縦走大会だけど、それ以前も、ちょこちょこ歩いてはいました。
この秋、かつての職場の同僚の紹介で、同世代の山歩きの仲間に参加させてもらいました。

まずは10月の中旬、八ヶ岳連峰の編笠山に登りました。初めての仲間でしたが、それぞれの体力に応じての登山、天候にも恵まれ、楽しかったですわ。詳細はブログを

この登山に合わせて、トレッキングシューズを新調(っても、前のやつは高校のときに買ってもらったキャラバンシューズ)。あとりえSの吉田さんに相談して、スポルティバのTRANGO S EVO GORE-TEX ってのを買いましたが、岩稜帯の下りで威力を発揮しました。
 
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富士山もすぐ近くに見えました。富士山みるとテンション上がりますねぇ。
山から下りたら、当然、打ち上げです。終電ギリギリになりましたわ。

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その翌週の3連休は、スキー仲間の志賀高原の山歩きに参加。
志賀に通いだしてかれこれ四半世紀になるけど、スキーシーズン以外に歩くのって、去年が初めて。今年は、丁度、奥志賀フェスティバルの期間に当たりました。
紅葉のサンバレー。

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11月に入り、新しくなった大山のケーブルカー乗車も兼ねて、丹沢・大山 へ。編笠山に登ったのと同じグループ、こどもも含めて10名ちょっとのお散歩でした。
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途中からは雨。リュックのカバーを持ってないので、ポンチョで代用。せっかくの山頂からも全く景色見えず・・・。ちょっと大げさかな、とも思ったけど、雨なのでスポルティバを履いた。雨にも強かった。

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そして、〆は2回目の六甲全山縦走大会 。こちらは既にレポートを上げているとおり。
丹沢の後、中1日で強烈な太腿の筋肉痛に苛まれたのですが、それがトレーニングになったのか、はたまた、アミノサプリの大量摂取が効いたのか、筋肉痛が出なかったのは特筆事項。上記編笠山グループのお二人と3人での参加でしたが、結局スタートからゴールまで会えずじまい・・・。

靴はトレランシューズ、途中雨がぽつりときたけど、丹沢で経験済みなので慌てず、騒がず。その点でもトレーニングになりました。

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このほか、9月、10月は皇居や自宅の近くを5キロ30分ほどのペースでまったりと走りました。11月は飲み会のイベントが目白押しで走れなかったけど・・・。
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かくして、六甲縦走完走後67キロだった体重は、またたくまに増量して70キロ。
このほか、スポーツ関連では、11月に仙台ガールズプロレスリングの試合を後楽園ホールまで観に行ったり・・・

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・・・スキー技術選の東京都代表チームとの交流会に参加するなど、観るスポーツの活動も少々。

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憧れの山崎操さまともツーショットを頂き、テンションMAX!

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かくして、テンションも体重もMAXで、スキーシーズンに突入です。

2014.08.28

幸せの国ブータン (小ネタ編)

幸せの国ブータン。

写真中心の旅行記では書ききれなかったことも多々あります。
ガイドのソナムさんから聞いたこと、観光とは関係ないけど感じたことなどなど。
以下、オイラが見聞きしたこと、感じたことを記憶のあるうちに書き留めます。(本編との重複あります)

ブータン人は、自然を愛し、仏の訓えにより心穏やかに、身の丈に合った暮らしをしている。
決して裕福でなくとも、寺への寄進は怠らず、今日が満ち足りていればそれでよく、将来の心配もしない。
他国が経済力に興味を持って侵略してこないよう、天然資源の活用や産業の発展もそこそこで止める。
この状態で「幸せですか?」と聞かれれば「はい。」という答えしか返ってこない気がします。

数字等古かったり、聞き間違いがあるかもしれません。例えば、軍隊の規模や言語の数といった数字も、wikipediaの記述と違ってます。ガイドさんが分かり易いストーリーにしたような部分もあるかもしれません。
でも、現地でその点を指摘しても、明確な答えは返ってこなかっただろうと思います。それがブータン。

その点はご留意を。あくまでも「オイラが現地で見聞きしたブータン」ってことでご容赦。

【国土・自然】
〇 国土面積は九州と同じくらいで、8割が森林。北は山岳地帯、南は亜熱帯。
〇 ブータンの宝は森、山、川、文化。
〇 北は中国、南はインドに囲まれる(ネパールには接していない)。
〇 中国側は山岳地帯なので攻め込まれる恐れはない。
〇 山は神聖で、入山も禁止。このため、世界の最高未踏峰はブータンのガンカー・プンスム (7,570 m)である。
〇 これと関連するのか、単にコスト・技術の問題か、山間部を走る道路にトンネルはない。
〇 樹木の伐採は原則禁止。狩猟や川での漁も禁止。(方や自然保護、方や宗教的な理由と思われる)
〇 8月のブータンは雨季。雨は主に夜に降る。(確かに日中は殆ど降られなかった)
〇 1994年にパロ附近で洪水被害。標高5300mにあった氷河湖の決壊が原因。
〇 積雪は20cm程度。タイヤチェーンは使わない。塩カルをまいて除雪。
〇 地震は3,4年に一度あるが、大きな被害はない。。台風は来ない。
〇 温泉が2500m~3500mの地域で湧出。火山ではなく、地中の水が石(何かは不明)と化学反応を起こして熱くなった温泉。
〇 ブータンの国獣はターキン。頭がヤギで体が牛。
〇 ブータンの国鳥はラーベン(ワタリガラス)。4000mほどの高地に棲む。
〇 インドでの捕獲を逃れ、ブータン南部の低地に住みついたベンガルトラが、高度馴化して、高地にも棲息。
〇 トラを保護するため、野生のトラが家畜を殺したら、森林局が飼い主に補償する。

【くらし・文化】
〇 国内に17の言葉があり、通常そのうちのいくつかを話すことができる。
〇 「す」「ず」「つ」「し」という音をよく使う。日本人はうまく発音できるが、インド人には難しい。
〇 ブータン語(ゾンカ語)で「乾杯」は「タシデレ("Tashi Delek!")」。
〇 「トケイ」は「お腹がすいている」、「ワタシハ」は「牛が死にました」、「ミズミズ」は「もう、結構です」。
〇 もともと文字はなく、ネパールの文字を流用している。
〇 17言語での教材製作は実質的に不可能なので、国語(ゾンカ語)以外の学校教育は英語で行っている。
〇 義務教育ではないが、公立学校は授業料無料。
〇 6歳で小学校入学。学制は7-2-4-3。
〇 東部遊牧民で、一つのグループに11人以上子供がいたら、学校(教員)も一緒に移動する。
〇 国技はアーチェリー。140m離れた的を射る。オリンピックでは的が近すぎて活躍できなかった。
〇 ブータン人の弓は狩猟のためのものではなく、身を守るためのもの。
〇 医療費は無料だが、生活保護等はない。最後は、親族を頼るか、農業で食べていける。
〇 土地は個人所有。
〇 生活に困ったら、国王の事務所(?)に申請すると土地を与えられる。1年で家を建て農業を始めなければいけない。
〇 ブータンのラッキーナンバーは奇数。お寺のお供え物も奇数が基本。
〇 空を飛ぶもの、水に棲むものは神の使いなので食べない。
〇 川には水の神様がいるから泳がない。

【ブータン人】
〇 人口70万人。
〇 日本人とブータン人は見た目が似ている。3人に一人はよく似た日本人が思い浮かぶ。
〇 JICAの専門家も着任直後は見分けがつくが、日焼けして民族衣装を着るようになると区別がつかない。
〇 ブータン人は心配しない。どうせ命は短いのだから、今が大切。昨日のことは終わったこと、将来のことはわからないから、それらについてくよくよしたり、不安に思ったりしない。だから貯金もしない。
〇 目がよく、メガネをかけている人を見かけない。周りに緑があり、有機野菜を食べているからだとか。
〇 視力のせいか、性格のせいか、微笑みかけたり、手を振ると、遠くからでも高確率で反応が返ってくる。
〇 徴兵制はないが軍隊(陸軍)はある。4000人規模。殺生が苦手なので強くない。
〇 飲酒は毎日、唐辛子も毎日。ガイドさんは小学生時代、自家製アラを持たされて通学した。
〇 99%は恋愛結婚。4代国王はお祭りで、5代国王はピクニックでお妃様を見初めた。
〇 4代国王の4人のお妃は実の姉妹。5代国王は3人目の妹の子だが、異母兄弟の中で最年長者。
〇 モテるブータン男子の4条件「重いものが持てる、牛や馬の世話ができる、いい着物を着ない、嘘をつかない」
〇 モテるブータン女子の3条件「子供を育てる、機織りをする、手と顔を洗わない」
〇 ブータンは伝統的に男性が女性に婿入りする。
〇 ブータン人の夢は、お寺を作る>仏塔を建てる>マニ車を建てる>お供えをする
〇 生活の訓え。「毎日30分瞑想せよ。」「毎日30分散歩せよ。」「家族と一緒に住め」
〇 小学校も毎日5分、瞑想の時間がある。

【産業】
〇 国民の70%は農家。残り30%は民間企業、公務員。
〇 主要作物は米。7月に田植えをして10月に収穫。そのほか、モモ、ウメ、アスパラや輸出用のリンゴ・ジャガイモ・ミカン・生姜等の果樹、野菜を作っている。南部低地ではマンゴ、バナナを、北部高地ではイチゴも作っている。野菜は100%有機野菜。
〇 ブータンの最大の輸出品は豊富な水力で発電する電力。インドからの借款で水力発電所を建設しており、発電量の8割をインドに輸出。まだまだ発電余力があって、1.8倍~2倍は発電できる。
〇 発電所はあるが、ダムは見当たらなかった。
〇 「輸出している電力を国民が使えないのはおかしい。」との前国王の命令で、全国電化計画実施中。 現在電化率85%。あと2年で100%を目指す。
〇 電気は文化を支え、道路は経済発展を推し進める。(農村電化により、若者が帰農する。)
〇 ブータンの民間企業は小規模。年金もなく給料も安いため、しばしば転職をする。転職は経験として捉えられ、マイナスのイメージはない。最後の選択肢は農業。
〇 コメは1kg150円程度。
〇 マツタケがとれるが、ブータン人は炒めちゃう。
〇 国産のビール、ウィスキーも南部のインド国境付近で製造。
〇 東ブータンは手織り、西ブータンは機械織り。それぞれの地域ごとに、特徴的な柄がある。
〇 手間がかかる手織りは、絹、毛、綿等の素材では値段はあまり変わらず、大きさ、柄のち密さで値段が変わる。
〇 染料も自然のものを使い、合成染料は使わない。

【仏教】
〇 ブータンは政治と宗教が未分化。(政教分離はしているが・・・)
〇 ブータンのお寺は、どこからも拝めるように山の上に作られる。
〇 チョルテン(仏塔)は星占いで、建立場所が決められ、道路の真ん中にあることも。(丁度車は左側通行(右回り)なので、お参りしているのと同じ感覚。)
〇 火葬場はお寺の近くに作る。強欲な人は火葬しても魂が重くてそこにとどまるため、お寺の近くで浄化されるのを待つ。
〇 ゾンの周辺に町ができ、見晴らし、風通しが悪くなると、政府によって強制移転。
〇 寺では五体投地を行い、「自分」「家族」「一切衆生」 の幸せを願う。決して自分だけのことを祈らない。
〇 火曜日はお寺参りの日。街でお酒も買えない。
〇 お経を覚えられない人のための万能おまじない「オマニペメフン」。これだけを唱えておけばOK。
〇 お経が書かれた布(ルンタ)をいろいろなところに奉納。赤い布は太陽を、緑は森を、黄色は土を、白は水を、青は空を表わしている。風になびくたびに1回お経を唱えたご利益。
〇 経典が収められた円筒状のマニ車を回すと、お経を唱えたのと同じご利益。右手を使って、右回りに回す。
〇 白い経文旗を死後四十九日に立てる。かつては108本並べたが、樹木伐採を防ぐため、大統領の命令で5本又は7本にすることとされた。(どうしても本数をそろえたいときは竹を使う。)
〇 お供えは、水、バターランプ、線香、お菓子、トゥルマ(きれいな飾り)。
〇 寺に供えるのは造花。自然の花は自然にあるのが一番美しいので、敢えて殺さない。お寺のために栽培した花ならOK。
〇 プナカゾンはブータンで一番きれいで二番目に大きい。
〇 プナカゾンの仏間には3体の像。お釈迦様、仏教を伝えたお坊さん、国を統一した人。
〇 ティンプーの巨大な大仏像は、ある高僧が浄財を募って建立中。仏像の他、学寮等は民間資金。土地は政府が無償で提供し、アクセス道路も政府が整備中。

【お坊さん】
〇 僧侶になるには10歳で出家し、寺に併設された学寮で、経典のみならず、仏教画や仏像の製作、踊り、楽器等幅広く勉強。
〇 僧侶の大学卒業後、崖の上の小屋で外界との接触を断ち、1年間の瞑想。
〇 瞑想の間、家族(又は、頼まれた人)が食料等を運ぶが会うことはない。
〇 瞑想後、街に戻っても、既に俗世に興味がなくなっている。(この時点で25歳)
〇 修行途中で離脱してしまった人に対して、周囲が後ろ指を指すことはないが、自分には後悔が残る。
〇 僧侶は選挙はしない。世俗とは違う次元の存在だから。
〇 日本の戦国時代の頃、高僧が悪霊を封じ込め、犬に変身させた。
〇 魂は、昆虫→犬→人間→昆虫・・・と生まれ変わる。
〇 お坊さんは、人間から人間に直接生まれ変わる。世の中が幸福になれば生まれ変わりはなくなる。(普通の生まれ変わりの手順を踏むということか。)
〇 高僧の生まれ変わりは4歳の時に分かる。我が子が出生前の様子を語り始めると、親は僧侶に相談、僧侶はいろいろと質問して判定。生まれ変わりとなると、そのまま仏門に入る。

【その他】
〇 インドのルピーがそのまま流通している。1ルピー=1ヌルタムで固定。
〇 工事現場で働く人はインド人が多い。
〇 県境に入国管理局の検問所がある。インド人労働者が、工事後もブータンに残るのを防ぐためらしい。
〇 インド人労働者を雇用する際は、ブータン人の雇用主が国境まで出向いて、国内に連れてくる。(我々観光客も似たようなものだが。)
〇 ヨーロッパ人は鳥を見に来る、日本人は花を見に来る。アメリカ人はトレッキングをしにくる。
〇 トラックはインド製、乗用車はインド、日本(スズキが多い)、韓国のものが多い。クルマは左側通行。
〇 ブータンには世界遺産はない。世界遺産に多数の観光客が来ることも望まないし、周辺の整備を求められることも国策に合わない。

(ブータン旅行記に戻る。)

2011.10.23

劇団ひまわり

「劇団ひまわり創立60周年記念公演」と銘打った三部作の第二弾だそうな。劇団ひまわりといえば、加藤清史郎くんも所属する児童劇団だと思ってました・・・。
観劇仲間からのお誘いで代官山の劇団専用の劇場に足を運びました。

お話は、過ちを犯して魂になってしまった主人公が、他人の身体を借りて1ヶ月だけ人間の世界に戻る。その1ヶ月の間に自らが犯した過ちに気付けば「輪廻のサイクル」に戻れる・・・、というもの。
主人公(番号で呼ばれていたが、忘れちゃった)は、小林真という男子中学生の身体を借りる。彼は睡眠薬自殺を図った。臨終のベッドで突然蘇生(代わりの魂が入ってきたから)した彼にどう接して良いか戸惑う家族達。そして、学校での彼の存在の希薄さ・・・。魂君は戸惑いながら、何とか答えを捜そうとするが、初恋の人の秘密を知り自暴自棄になったりもする。
そして、タイムリミットのその日、魂君は小林真が描きかけにしていた絵の前で何かを感じ絵筆を走らせる。すると・・・。

これ以上書くとネタバレになるのでやめておくが「なるほど、そう来たか。」という結末。2時間10分と長い芝居なのだが、「彼の犯した過ちって?」と観客である自分もヒントを見つけようと一生懸命に見るから時間は感じさせなかった。
Aキャスト、Bキャストとあり、私が見たAキャストの魂君(=小林真)は女優(野本ほたる)が演じている。最初は違和感があったのだが、途中から彼女が男の子にしか見えなくなるから不思議である。

人間界と霊界を結ぶ?狂言回し役の天使・プラプラが関西弁でホンワカ要所を締め、暴走しがちな主人公を抑えており、全体として○な芝居。Bキャストも見たくなる舞台でした。