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カテゴリー「神戸」の43件の記事

2019.12.10

六甲全山縦走大会踏破!

神戸の須磨公園から宝塚までの56キロを歩く六甲全山縦走大会。これまで、2013年2015年に完走、2016年にはボランティア参加もして、もう打ち止め、って思ってましたが、横浜の山歩き仲間が参加すると聞き、さらに昨年からは「須磨~新神戸」22~3キロ?の半縦走というカテゴリーができたと聞き、若気の至りでエントリーしたのが8月。

それからは、自堕落な生活に終止符を打つべく、駅では上り下りとも極力エスカレータを使わず、週末には家の周りを軽くランニング・・・と、気分を盛り上げる(ただし、体重は一向に減らず。)

ところが、11月最初に父を亡くし、縦走どころでなくなったのが正直なところ。悩みに悩んだ末、予定通り参加しました。

そうなると、もう、遠足前の小学生と一緒。とにかく、エネルギーになりそうなものを近所のドラッグストアで買い込んできました。
前回、前々回の経験もあるので、必要最小限にしようと、前日にあれこれ考える。

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縦走前日の11月22日(金)は、職場の半休を頂き、自宅に戻り、いろいろと準備をして、神戸へ。これまでの縦走では前日は禁酒していたのだけど、今回は軽く・・・ということで、つねさへ。
とにかく、エネルギー切れを起こさないように、ということで、巻きずしにバッテラ。

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泊りは前回と同じく、新開地のカプセルホテル。全山のスタートは朝の5時で、少しでも早く、とタクシーで行ったけど、半縦は7時なので電車で余裕。車内ではおにぎりで下ごしらえ。ちなみに、おにぎりは3つ持って行って、歩きだす前に完食。
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須磨浦公園につくと、日の出の時間。全縦だと、須磨アルプス辺りで見ることになる、この景色。いい天気になりそうです。

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スタート地点で、横浜組と合流しました。この後、どこまで一緒に歩けるか・・・
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親父の写真も一緒に歩きます。ちなみに被ってる帽子、着ているベストも親父の愛用品。亡くなって、2週間ほどですが、一緒に歩きます。
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歩き始めて30分ほど、既に汗だくで、半そでになってます。後ろは、明石海峡大橋♪
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ピンホール(針穴)のサインっていうそうです。神戸の街に点在するビューポイントだそうです、これは須磨浦公園。
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最初の難関「400階段」、黙々と歩きます。途中途中の踊り場で、景色見がてら、休み休み登り切ります。駅の階段の成果があまり実ってませんでしたが、きっと荷物が重いせいでしょう。
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余裕です。
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須磨アルプス。例によって、渋滞してます。おいらにとっては、よい休憩。

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渋滞のおかげもあって、まだ、みんなと一緒に歩いてます。
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菊水山に上る前、徒歩班(ペースメーカー)のボランティアさん。16:30ゴールのペースで歩くそうです。関門(赤鬼さん)よりも1時間早いペース。彼に抜かれないように歩くのが目標♪
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無事、菊水山のチェックポイントにたどり着きました、13時ちょっとすぎです。
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空が青いです。3人よりも4,5分遅れた感じでしょうか。ここの休憩は長めなので、無事合流。
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菊水山さえ登れば、あとは楽勝・・・と思ってましたが、鍋蓋山の登りが結構、キツかった・・・。
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大龍寺まで降りてきて、余裕のこの笑顔(笑)
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布引の滝まで足を延ばしました。もう、余裕しゃくしゃく(笑)
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無事、4人そろって完走です♪
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今宵の宿のカプセルでひとっぷろ浴びたら、この体重(笑)
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そして、三宮の夜は続くのでした(笑)
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2015.12.02

2015年秋 ~「スポーツの秋」編~

9月~11月の3ヶ月、増量傾向の体重の恐怖から、努めて体を動かすようにしてました。

まずは、中学から細々と続けているバドミントン。
高校のOB連中と、懐かしい野沢温泉でバド合宿をしました。他のメンバーは朝から車で向ったのですが、おいらは東京都スキー連盟の評議員会が午後に入ってしまったので、遅れて新幹線で合流。期せずして、初・北陸新幹線!

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高校時代に合宿したのと同じ宿・げんたろうや、同じ体育館。あまり長い時間ではなかったけど1時間ほど汗を流しました。

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で、翌朝はこんな感じです(笑)

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母校のバド部は年に2回、春と秋にOB会があります。母校の体育館にOB、高校生も集まって昼間はバドミントン、夜は飲み会・・・、というスタイルを30年以上続けています。
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春はGWに開催されるため、ここのところウィスラーと重なって参加できず。昨年の秋以来1年ぶりの参加となりました。
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何試合か、優しい後輩たちに「死なない程度に」遊んでもらいました。
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さて、ここ2,3年、少しずつ始めている山歩き。きっかけは一昨年の六甲全山縦走大会だけど、それ以前も、ちょこちょこ歩いてはいました。
この秋、かつての職場の同僚の紹介で、同世代の山歩きの仲間に参加させてもらいました。

まずは10月の中旬、八ヶ岳連峰の編笠山に登りました。初めての仲間でしたが、それぞれの体力に応じての登山、天候にも恵まれ、楽しかったですわ。詳細はブログを

この登山に合わせて、トレッキングシューズを新調(っても、前のやつは高校のときに買ってもらったキャラバンシューズ)。あとりえSの吉田さんに相談して、スポルティバのTRANGO S EVO GORE-TEX ってのを買いましたが、岩稜帯の下りで威力を発揮しました。
 
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富士山もすぐ近くに見えました。富士山みるとテンション上がりますねぇ。
山から下りたら、当然、打ち上げです。終電ギリギリになりましたわ。

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その翌週の3連休は、スキー仲間の志賀高原の山歩きに参加。
志賀に通いだしてかれこれ四半世紀になるけど、スキーシーズン以外に歩くのって、去年が初めて。今年は、丁度、奥志賀フェスティバルの期間に当たりました。
紅葉のサンバレー。

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11月に入り、新しくなった大山のケーブルカー乗車も兼ねて、丹沢・大山 へ。編笠山に登ったのと同じグループ、こどもも含めて10名ちょっとのお散歩でした。
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途中からは雨。リュックのカバーを持ってないので、ポンチョで代用。せっかくの山頂からも全く景色見えず・・・。ちょっと大げさかな、とも思ったけど、雨なのでスポルティバを履いた。雨にも強かった。

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そして、〆は2回目の六甲全山縦走大会 。こちらは既にレポートを上げているとおり。
丹沢の後、中1日で強烈な太腿の筋肉痛に苛まれたのですが、それがトレーニングになったのか、はたまた、アミノサプリの大量摂取が効いたのか、筋肉痛が出なかったのは特筆事項。上記編笠山グループのお二人と3人での参加でしたが、結局スタートからゴールまで会えずじまい・・・。

靴はトレランシューズ、途中雨がぽつりときたけど、丹沢で経験済みなので慌てず、騒がず。その点でもトレーニングになりました。

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このほか、9月、10月は皇居や自宅の近くを5キロ30分ほどのペースでまったりと走りました。11月は飲み会のイベントが目白押しで走れなかったけど・・・。
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かくして、六甲縦走完走後67キロだった体重は、またたくまに増量して70キロ。
このほか、スポーツ関連では、11月に仙台ガールズプロレスリングの試合を後楽園ホールまで観に行ったり・・・

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・・・スキー技術選の東京都代表チームとの交流会に参加するなど、観るスポーツの活動も少々。

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憧れの山崎操さまともツーショットを頂き、テンションMAX!

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かくして、テンションも体重もMAXで、スキーシーズンに突入です。

2015.11.29

2015KOBE六甲全山縦走大会完走

神戸に住んでいた一昨年参加した「六甲全山縦走大会、須磨海岸から宝塚まで、六甲の山々56キロを1日で歩く、という一大イベント。
あんなキツイ思いは一度で十分・・・と思っていたが、神戸を離れて2年、誘ってくれる山仲間もいて参加、どうにかこうにか二度目の完走を果たしました。

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神戸にいたときは、全行程を3つに分け、実際に歩いてトレーニングしたが、今回はそうも行かず、結局、10月に編笠山、志賀、11月に丹沢を軽く歩いたのがトレーニング代わり。週イチめどで5キロ程度のランニングも続けていたが、前回よりも体重が3キロ増えてしまった。

特に、一週間前の丹沢・大山登山では、下山後、中一日でもの凄い太腿前側の筋肉痛に苛まれ、駅の階段を下りるのも一苦労・・・という状況。何とか縦走前には元に戻ったが、不安の残る参加でした。

2回目なので、1回目との違いを思い出すと、大きな違いは余裕があったこと。
上記の通り、体力的、体系的不安はあったものの、「前回は大丈夫だった」という精神的な余裕はあった気がする。前回のゴール時刻がチェックポイントの閉まる時間には4時間以上余裕があったこと、一番の心配だった膝の痛みが出なかったことが大きかった。

また、練習登山のときは何度か道に迷ったが、本番ではほぼ迷うことがなかったことから、ルートについては何ら気にならなかった。覚えのために簡単にまとめると次のとおり。

1.適度の休憩
   前回の一番の失敗は赤鬼(最終CPに合わせたペースで歩いてくるボランティアさん)の恐怖から、殆ど休憩を取らなかったため、太ももが攣りそうになったこと。
   そこで、今回は菊水山、掬星台、一軒茶屋の3回のCPでちゃんとした休憩をとった(それぞれ、10分→20分、30分→45分、0分→10分)。また、菊水山、麻耶山のそれぞれの登りの前で10分ずつの休憩をとり、エネルギー補給、水分補給、疲労回復を図って登り始めた。これらは、タイムに余裕があることが分かったからできたこと。
   これらのまとまった休憩のほかにも、ちょっとした写真撮影等で、度々立ち止まる等、余裕のある縦走ができたと思う。

2.水分補給
   前回は2.5リットルほどをしょって歩き始めた。東六甲分岐までは、いろいろな場所に自販機がある(縦走当日も売り切れにはなっていない)ことが判ったため、今回は1.5リットルほどでスタート。VAAMウォーターの粉末を持参して、調達した水に溶かして使用。

  ちなみに、実際に調達したのは、大竜寺(コカコーラ社の出張売店)、掬星台(自販機・ボランティアの水、ホットレモンふるまい)、六甲山郵便局(甘酒ふるまい)、六甲ガーデンテラス(自販機)で調達。前回よりも気温は低かったと思うが、結果的に3リットルを消費。

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   特に、このホットレモンはその場で呑むだけではなく、必要なだけペットボトル等に入れてくれるので、水分補給としても助かる(それ用に空のペットボトルを用意。)

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   郵便局さんも毎回ボランティアでお振舞。元気が出ます。近くに住んでたら、後日、年賀はがきでも買いに来るのに・・・。

   前回同様、チューブを使って、のどの渇きを感じなくても、「力水」として気合を入れるために少しずつ口にした。

    トイレは前回、朝の妙法寺小学校での1回だったが、今回はこれに加えて桜茶屋、掬星台、一軒茶屋と計4回。

3.エネルギー補給
   今回はコンビニおにぎり6個のほか、カロリーメイト、スポーツ羊羹、黒糖ドーナツ棒、スニッカーズ、ぬれせんべい等を準備。

  スタート前、菊水山、掬星台で、それぞれ2個ずつおにぎりを食べ、歩いているときや小休止ではその他のものを口にした。(写真は歩きながら、ぬれせんべいを食べてるところ)

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   おにぎり以外はおおむね1000Kcalくらいずつ3袋に分けて持っていったが、結局使ったのは1袋半ほど。
   この中で、今回重宝したのは、プロ女子サッカーチームINAC神戸レオネッサのユニフォームにもデカデカと名前のある黒糖ドーナツ棒。小袋が開けやすいこと、食べやすいこと(大きさではスニッカーズの方が小さいが、あっちは一度に口に入れると、噛むのに苦労する。こちらは、口の中でサッと融ける。)、そして何よりも美味しい!!

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   塩っ辛いぬれせんべいも時折口にしたくなるので、この2種類で何とかいけそう・・・、とも思うのだが、やはり満足感はスニッカーズには勝てず、さらにはおにぎりの効果が少なくなってくる宝塚の下りで早急に空腹感を満たすには羊羹がいい仕事をした。

   もう、六甲縦走することもないと思うが(多分、うん、多分)、通常の山登りも、こいつらを少しずつ持っていくのがよさそうだ。

4.ドーピング
  ルールに違反しない程度のドーピングも大事だと思いましたわ。
  先に書いたVAAMウォーターの粉末のほか、今回は、電解質の補給のために「塩熱サプリ」「塩熱飴」を用意した。
  前回、太ももが攣りそうになり、吉田さんの「お助けポーチ」にあったエンライテンで助かったが、今回はああなることを予防しなければならない。
  前者はカリッと食べるラムネみたいなタブレット。これを、2時間にひとつくらいのタイミングで口にした。結果的に、疲れも、筋肉の攣りもなかったのだから、効いたに違いない。(ひょっとして、水分補給が多かった・トイレも多かったのは、単に摂り過ぎだったのか?)  後者は結局ゴールイン後にひとつ舐めただけだった。

   また、今回はアミノサプリを多用した。1日1~3袋とは書いてあったが、起床時、スタート前のほか、3回の長い休憩、ゴール後、寝る前、さらには翌日以降も朝晩呑んでいる。これが効いたのかどうか、上記のとおり丹沢から降りてきて中一日で酷いことになった筋肉痛がありがたいことにほぼゼロ。サプリのお蔭か、丹沢で鍛えられたのか・・・?

5.アクセス・スタート
   前回は西神中央に住んでいたので、自宅から個人タクシーで須磨浦公園までアクセス、タクシー代6500円。
   今回は前日に新幹線で神戸入り。新開地のカプセルホテル(3800円)に泊まり、そこからはタクシー。ホテルの前がタクシー乗り場だったが念のためMKを早朝3:40に予約。(携帯でかけると、向こうからこっちの名前を言うのは前回と同じ。)
その時間にチェックアウトする客はみんな目的地は一緒。声をかけて3人で相乗り。2920円を3で割って割安で一人千円でお釣りが来ちゃう。前回よりも安上がり(笑)

 予約よりも早く3時半過ぎにフロントに下りると、タクシー乗り場にも一台タクシーがいたが、MKも丁度到着。迎車料金もなし。20分ほどで到着。4時前に列に並べました。スタートのチェックポイント通過は5:10。
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  写真を撮ってたら実際のスタートは5:14。暖かくて、前回は歩き初めにはウィンドブレーカーを着ていたけど、今回はTシャツのみ。
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6.タイム

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  タイムを競う大会ではないけど、赤鬼さんに捕まってもいけないのでタイムは気になる。何と言っても2時間23分もかかった訳で、検証しておかないと。(もちろん、今回が最後ですが。)で、主なポイントの通過時刻を写真のタイムスタンプで拾って、前回のラップと比較。

   地名が斜体になっている6カ所でちょっとした休憩をとった。前回の3カ所から倍増、時間も長めにとった。特に掬星台では、後続の同行者と合流できるか考えたこと、雨がぱらついてきたため、雨支度をしたこと等で、かなり長い休みとなった(結果的に、ここで同行者に追い抜かれていた・・・)
   この6カ所の休憩時間増が、前回との差となって表れているラップタイムは斜体にした。休憩時間の増分を加味した差は欄外に追記。
   これから判るのは全体として、前回よりものんびりしたペースであること、これは後続と合流したい意識が働いていたこと、上記の通り、急がなくても赤鬼さんに追いつかれることはない安心感があったこと、さらには、体重増、運動不足で無意識に歩いているときはペースが上がっていないことが理由だろう。
   逆に、前回よりも大きくペースダウンしたのは須磨アルプス越え、高取山の登り、東六甲分岐以降の林の中。いずれも渋滞個所で、前回も渋滞して「馬群に呑まれて」歩いたが、前回よりもその馬群のペースが遅かったようだ。特に、東六甲分岐から宝塚の下りは前回は半分以上ヘッドライトなしで歩けたが、今回は最初から真っ暗、しかも、雨上がりで足元も悪かったことから、ゆっくりしたペースになっていたものと思われる。(その分、膝や腿のの負担が少なかったということか。)

7.写真集
   今回は前回以上に写真を撮った。以下簡単に・・・。
   四百階段:  前回同様、行列になっていて、休みながら上がれた。
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   須磨アルプス:  曇っており、日の出がハッキリしなかった。この直前、木製の階段のところで、スマホを落とすアクシデント。幸い、紐が草に引っかかったので、回収に成功。


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  須磨アルプス:  アリの行列のように列が続いている。さすがに、ここを駆け抜けていく人はいない。


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  須磨アルプス:  一番狭いところの足元。60センチほど。左も右も絶壁。足を踏み外したらヤバい。雨や強風なら、おいらには無理・・・。

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 高取山:  高取神社鳥居。山頂はパス。今回も、パスできる山頂はパスしました。明石海峡大橋も見えず・・・。
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砂防ダム:  長者堰堤って言うそうです。前回縦走の直前にできたようですが、まる2年経っても、巨石や流木の堆積は見られませんでした。

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  うぐいすロッジ:  丸山の住宅地に突如現れた休憩所。前月にできたばかりらしい。自販機が置かれ、水分補充可。

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 鵯越駅前:  例によって、スーパーが全縦参加者向けに早朝から飲料、果物の売店をやってくれてる。
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   鵯越駅: 快調に歩いてきたつもりが、思いのほかタイムが遅れててびっくり。

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  紅葉:  全体的に、紅葉には早かった。その中でもきれいだった。

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 砂防堰堤
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 菊水山の登り口・鳥原: 前回はそのまま登って行ったが、今回はここでも2,3分立ち止まって、水分、電解質サプリを補給、ウエストポーチをリュックにしまって、休憩&身支度。
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  菊水山CP:  到着は30分遅れ。前回は立ったまま10分休憩だったが、リュックをおろし、ベンチに腰掛け20分タップリ。おにぎりを頬張る。余裕の笑顔。 

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  天王吊橋:  菊水山で合流しようと、長めの休憩をとる人たちが多いのか、下りは一人旅に近かった。そうなると、逆にペースが遅くなってしまったのが今回。

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  大竜寺手前:  前回は気付かなかったが、コカコーラの臨時売店あり。ここで500ペットを一本調達。
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  大竜寺:   例によって豚汁販売。同行(後続)の二人はここで昼食の弁当を受取り。後でわかったが、一人は、ここでリタイヤしたとのこと。

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  がけ崩れの跡:  プルーシートとトンパックで応急措置してました。

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  ちょっと古い砂防堰堤:
名前不明。
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   マヤへの登り口:  「マヤ」とカタカナで書かれており、まるでメキシコみたい。この前の桜茶屋でトイレに入り、10分間の小休止。気合を入れました。

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摩耶の登り:
   写真の通り、平らなところでは渋滞はなく、階段は数珠つなぎの状態。自分にとっては、優しいペースだった。

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  掬星台CP:   ここで既に1時間15分遅れ。しかし、たっぷりと45分休憩して、ホットレモンを頂いたほか、おにぎり、トイレ、自販機で500ペット調達。ポツリポツリきたので上下レインウェアを着る。

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  アゴニー坂:  前回は一人旅だったが、雨が小降りになって、みなが一斉に掬星台をスタートしたため、数珠つなぎ。

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  遠景:  雨は上がり、曇ってはいるものの神戸の街並みが見えた。

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   紅葉2:   こんな感じで紅葉はまばら。



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  六甲ガーデンテラス:  公共交通機関でのリタイヤの最終ポイント。最終バスの時間が掲げられ、「勇気ある決断」を促している。16:27通過なので、海側に帰る最終バスまであとわずか。もちろん、今回もリタイヤはしない。

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   六甲枝垂れ:  神戸学検定にでますね。前回は通過したけど、今回はここでも5分ほどの休憩。自販機にて500ペット調達。

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   六甲からの暮色:  17時くらい。まだヘッドライトは無くても大丈夫だけど、日没前なのに暗い。

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   一軒茶屋:   ここで「六甲全山縦走記念」のバッジ(900円)を購入。ついでに、ヘッドライト、懐中電灯、予備の電池等を手元に出し、夜装備。

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  一軒茶屋CP:  茶屋での買い物等とトイレで10分ほどの休憩。前回は779番目の通過だったが、今回は1200番台。出発は殆ど変らないので、500人近くに余計に抜かれてる。ここからはヘッドライト使用。 

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   鉢巻山のトンネル:  楽です。

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  東六甲分岐:   ずっと行列ができてます。上のトンネルと前の人はずっと同じ人。

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   宝塚への下り:  要所要所でボランティアさんたちが灯りをつけて、励まして下さる。ホントにありがたい。

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   宝塚・大阪の夜景:  この夜景が見たくて、ゆっくり降りてきたのだ(大違)

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  宝塚ゴール:    無事、ゴール。

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  宝塚駅:   前回同様、はばたん&甲子園大学の学生さんが出迎えてくれました。が、前回のような感激にひたる間もなく、同行者の待つ三宮へ。二宮温泉で汗を流し、着替えて、夜行バスまでの30分で、駆けつけ3杯!!

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2014.06.26

神戸~宝塚~大阪 (その2)

2014年6月15日(日)
関西遠征二日目である。カプセルホテルで快適に目覚める。おいら、この閉塞感が好きなのかもしれない。子どものころ、二段ベッドで寝ていたせいかなぁ。

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8時過ぎに起きて、ひと風呂浴びる。もう一度寝れば最高なんだけど・・・。このままいると、ワールドカップの日本の初戦が始まっちゃう。10時前にチェックアウト。

そのまま、宝塚へ直行。阪急電車も宝塚仕様になっていてテンションが上がる。

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有川浩の「阪急電車」を何となく思い出しながら、窓の外を見ていたら、宝塚の少し手前で、妙な看板を発見。
「地すべり資料館」・・・・?

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こりゃ、降りなきゃいけない。慌てて、次の駅「仁川」で降りる。
実は、電車の中からは「150m」と見えたのだが、実際は「1500m」。しかも地すべりがあったのは山のほうだから、川縁の道を上流に向かって歩く。世の中のひとはみなサッカーを見てるのか、人っ子一人いない。

歩くこと20分ちょい。汗だくでようやく着きました。地すべり資料館

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知りませんでしたが、阪神大震災のときに、ここ仁川百合野地区で100m幅の地すべりがあって34名の犠牲者が出たそうな。

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今では、水抜きや杭打ちなどを施して、安定しているようで、斜面にはボランティアによる植栽がされていました。芝桜の季節がいいそうです。

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展示物の中に、神戸の急傾斜地崩壊地区、地すべり地区、土砂災害系改築等を示したパネルがありましたが、ほいと見ると見知った団体の名前が。こんなところで、出会えるとは・・・。

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思わぬ道草を食ってしまいました。駅に戻り、宝塚へ一直線。

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ひとつ手前の宝塚南口で下車。というのもお目当てがあったのでした。

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お目当てその1はここ「サンドイッチ ルマン

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神戸にいたときに見ていた「ごぶごぶ」という浜ちゃんと東野の番組で、浜ちゃんが絶賛していたサンドイッチやサンなのですわ。タカラジェンヌにもファンは多いらしくく「差し入れ」にも使われているようだ。

浜ちゃんが絶賛していたたまごサンド。それだけだと飽きちゃいそうなので、ハムサンドとのセットを頂く。
ずしりと重いサンドイッチ。これだけのボリュームでも卵はしつこくなく、レタス。胡瓜の入ったハムサンドも水っぽくないんですわ。800円チョッとの値段は、コンビニのサンドと比べちゃうと難しいところだけど、喫茶店のサンドイッチだと思えばアリですね。

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橋を渡って、木陰でサンドイッチのブランチ。

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次に向かったのは手塚治虫記念館
手塚治虫は、5歳から約20年間、宝塚で暮らしてたんだって。その縁だそうな。

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小学校に入った頃から、天分を見せていたようで、そのころの漫画もしっかりとしていて、既に「ひょうたんつぎ」らしきキャラクターが登場しているのにはビックリ。

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その他、直筆原稿やら、作風の変化やら、じっくり見れば何時間でもいられるんだろうけど、地すべりで予想外の時間を食ったので1時間半ほどで次なる目的地へ。

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その名も「すみれミュージアム」

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宝塚音楽学校と宝塚歌劇団の歴史がわかるんですわ。
音楽学校の一年をわかりやすくした動画とか、創設以来の歌劇団のチラシとか、ここもじっくり見たら相当時間がつぶせます。が、そんな時間はなくて、ここも1時間半ほどで退散。

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(ちなみに、手塚記念館が700円、すみれミュージアムが300円。どちらかを先に見ると2館目は半額。おいらの準で回ると2館で850円だったが、逆に回れば650円だった。何か、損した気分だ。)

で、本日の本命、初・宝塚大劇場!! 

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雪組の 『一夢庵風流記 前田慶次』『MY DREAM TAKARAZUKA』  ← 感想はこちら

幕間にはウロウロ。さすがに、メイク&衣装は女性のみだそうな。

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いやぁ、いつもながら夢の世界ですね。今回は雪組のトップスターの最終公演ってことで、大階段から降りてくる姿も見ていて感慨深いものがありますなぁ。

楽しゅうございました。

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で、大阪・難波の「虎ばん」へ。

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マグロは入ってない、ってことで餃子やら、山形牛やら、キムチやら、にんじんしりしりやら、マグロのレタス包みやら・・・。美味しゅうございました。

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22時過ぎまでタップリ頂いて、キムチもテイクアウトして、夜行バスで東京へ。

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充実した二日間でした!


2014.06.17

神戸~宝塚~大阪 (その1)

この週末は、つねさの13周年をお祝いするため神戸へ。
ただ飲むだけではもったいないので、前後にいろいろとつけました。

往路は旅費と時間の節約のためスカイマーク。久しぶりに乗りました。

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神戸空港、半年ぶりくらいなのに、懐かしい。
エントランスにあったモザイク、これ、全部顔写真なんですね。背景の色とか服の色の微妙な違いで絵を作ってるの。凄いや。

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昨年「神戸学検定」に合格したときに貰った、いろんな施設の招待券。一度も使わないまま転勤になっちゃったので、今回はそれを使うことに。ポートアイランドにあるUCCコーヒー博物館と市立青少年科学館にめどをつけてポートライナーに乗り込む。
一つ目の駅が「京コンピュータ前」。あれ、これって理研だよな、理研と言えば・・・。
ってことで、ふと思い立って、二つ目で途中下車。
不謹慎かもしれないけど、「解体」も取りざたされてるから、今のうちに話題のあの研究所へ。

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ちょいと寄り道しちゃったので、コーヒー博物館へ。
上島コーヒーは神戸の地元企業。ポートビア博覧会の施設を利用して作ったそうです。

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館内は、コーヒーの歴史、栽培、飲み方やUCCの歴史等を判りやすく展示してました。CMの歴史も面白かったですねぇ。
UCCの社長さんが、ブルーマウンテンの産地・ジャマイカの名誉総領事になってる(この博物館の一室が名誉総領事館)とか、おいらがいつもトラップに引っかかるKALDIの語源が、コーヒーを発見したといわれる羊飼いの名前だったとか、初めて知ることも多かった。

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順路の最後にはテイスティングコーナーがありまして、この日はコーヒー豆の乾燥の仕方による味やコクの違いを利き比べ。

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ひとしきりお勉強して、クイズコーナーで合格点を取って「「コーヒー博士認定証」を頂きました。

で、つづいて、お隣の青少年科学館へ。まずはプラネタリウム。

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このプラネタリウムも81年の時にできたのだそうだ。(投影機は更新してるだろうけど・・・)
座席が真ん中を囲むんじゃなくて、一方向を向いてるんですが、これ珍しいですね、って訊いたら「古いですから」って言われました。

その晩の空、火星・木星・土星が見えるんですって。月は十六夜。そして、この30年の宇宙開発なんぞを見せてくれて、いいプログラムでしたわ。

その後、館内をぐるり。まあ、どこの科学館も同じようなものですな。
そんな中で面白かったのは、顔認識。カメラでとらえた顔から年齢を判定してくれる。
やってみたら・・・

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(普通に撮ったら43歳、目を大きくしてほっぺを膨らませた結果20歳若返りました。)

で、ノンビリ回っていたら18時を回ってしまいました。
慌てて、つねさへ。「13周年&常連さんの帰神を祝う会」になりました。

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お開きの後、檀家回り。なご味は丁度店じまいの時間。ご挨拶だけ。
続いて、茶わんは常連さん3名ほどがカウンターにいたので、おいらも一杯だけ頂く。

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最後に流れた「最後の20セント」は、何故か閉店していた。ここって、年中無休、朝まで営業の店なのに珍しい・・・。

ってことで、日付が変わったくらいで、この日の宿・カプセルホテルへ。
風呂とサウナを楽しんで就寝。

(二日目に続く)


2013.12.13

つねさ日替わりランチ(9月~12月上旬)

神戸・三宮「おみわ横丁」の名店『つねさ』。
ランチも美味しい。

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一番人気の幕の内弁当。これだけで20種類近い食材がとれます。

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いろんなもの少しずつ、ちょっとお洒落なミニ会席
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この外、定番の刺身、サバ焼、サバ煮、サンマ焼。
若い人は、とんかつ、唐揚げなどの揚げ物。昼限定のカレーには、カツや唐揚げがトッピングされますし、女性のお客さんにはフルーツサービスもあります。

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季節のお楽しみもあります

夏。土用丑の日にはうな重がメニューになりました。
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冬にはカキフライ定食がランチに登場、寒くなると鍋も出てきます。
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節分には恵方巻きも作ってくれるし、恵方も教えてくれる。さすがに、黙って一気には食べられませんでしたが。
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でも、これらの季節のお楽しみは、毎日あるわけじゃない。「あったら、ラッキー・・・」って感じ。

そんなある夜、飲みながらの会話でランチに話題が。
「定番もいいけど、この辺りの店はランチで『日替わり』をやってるんですよねぇ。今日はナニかなぁ、と探して歩くのも楽しいんだなぁ・・・。旬のメニューも季節感が楽しめるし。」ってな話をしたところ、「やりましょう!」と、髪型が少し似てる?ソフトバンクの社長のように即断即決。

今年9月から『つねさ日替わりランチ』が始まりました。全て650円

まずは、9/12関アジがはいったお刺身定食
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また別のとき、「旧海軍や海上自衛隊は金曜日を『カレーの日』にして、曜日の感覚を忘れないようにしてるんですよねぇ。」という話から、「それじゃつねさは水軍だからって『水曜日はカレーの日』にしよう。」と、カレーの日までできちゃいました。

9/18、野菜カレー。素揚げした野菜をトッピング。このときは、まだ、小鉢は冷奴で、漬物は千切りのたくあん。
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9/19、海老天2本のてんぷら定食。これはおいらの誕生日だったので、一本オマケでした。
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9/20、オーソドックスにさわらの塩焼き
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9/24、地魚の煮付け。カレイ、舌平目、小鯛、コチ、イサキから選べます。オイラはカレイ。何となくミニ会席に似ているけど、気にしない、気にしない。
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9/27、ヘルシーランチと称して、大根と手羽先の鍋焼き。揚げ物なし。
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10/2、シーフードカレー
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10/4、満を持して、しょうか焼定食の登場。注文を受けてから一枚一枚、丁寧に焼いてる。
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10/8、握り寿司。そう、親方は寿司職人でもありました。この内容で650円は地域最安値。(昼にうかがえなかったので、同じものを夜に出していただきました。昼は味噌汁が付くそうです。)
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10/10、海老と野菜のてんぷら定食
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10/11、シンプルにカツ丼。カツが丼からはみ出てますo(^o^)o

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10/15、サンマ開き定食
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10/16、きのこカレー。シメジ、ブナシメジ、エリンギ、マイタケが煮込んであります。この頃には、付け合せはミニサラダ、香の物は福神漬けに進化。これも、安岐さんとの会話の中から生まれました。
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10月中旬、オムレツと唐揚げ、ブリの造り、ブリ大根、白身フライカレーは食べにこられなかった。


10/23、コロッケカレー
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10/28、イワシ味噌煮定食。この1週間はトライヤルウィークで中学生が2人お手伝いしてました。
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10/29、ちょっと涼しくなってきてとり鍋定食
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10/31、野菜の黒豚ロールかつ
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11/5、カキフライ定食。この時点では、まだはしりで、日替わりですが、12月に入って、季節の定番メニューになりました。
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11/6、エビフライカレー。揚げたて、プリプリの大きな海老がどーんと2本。初つねさとなった、カレー好きの上司も大満足!
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11/8、ブリ照り焼き。季節的に、まだ脂はのってませんが、味はしっかりしていました。

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11/11、黒鯛かぶと煮。昼にノンビリ食べてると時間がなくなっちゃいます(笑)
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11/12.カキみそ鍋。贅沢にカキが入ってました。
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11/19.赤魚煮付け定食
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11/20、ツナカレー。ふんだんにトッピング。
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こんなメニューの日もありました(笑)
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11/21.???は関あじ塩焼き定食でした。
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11/22.いい夫婦の日。鯛鍋定食、フーフーしながら頂きました。
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11/25、チキンカツ定食。ボリュームたっぷり。六甲全山縦走大会を完走したオイラには、ありがたい栄養補給。
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11/28、お母さんの煮込みハンバーグ。原ちゃんの手作りです。あっという間に完売でした。見た目通り、ふっくら、温たか。デミソースも上品。
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12/4、ぼっかけカレー。神戸1年3ヶ月、初ぼっかけ!!
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12/5、ミンチカツ定食、原ちゃん手作り、メニューに偽りなし!!!
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12/11カキカレー、旬の牡蠣フライがドドンと5つ!!
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12/13、「?丼」と表示されていました。ぶりの漬け丼定食。あっという間に売り切れ。しかも、シャリがなくなり12時半過ぎには全てのランチメニューが「完売御礼」
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刺身、焼き物、煮物、揚げ物、鍋、カレー・・・。和から洋から、秋から冬から、安岐からぴなへ、毎日が楽しみです!!

2013.12.04

六甲全山縦走大会の収支

六甲縦走にどれくらいお金をかけたのかしら。

参加料3000円

縦走マップ400円
ガイドブックと観光地図は「茶わん」のマスターから拝借0円

装備
 ストック5980円
 リュック5480円
 水飲みチューブ2100円
 靴下2500円
 ゴアテックスの雨合羽10000円
 左膝と右足首用にバンテリンのサポーター2360円
 その他の装備(「レンタル吉田」往復宅配便代)2000円
 ヘッドライトの電池40円

当日早朝のタクシー代6500円
当日、宝塚からの帰りの電車賃300円くらい
3回の下見の交通費は合計3000円くらい

食べ物
 下見は1回500円くらい×3
 本番は1000円くらい?

シップの類は医者に貰ったやつなので判らない

これら、ざっくり合計して、46,000円ちょっと。

リュックやサポーター、雨合羽はこれからも使う機会は少なくないだろうし、ストックも先っぽのゴムを替えれば街なかでノルディックウォークに使えそう。
食い物は山に登らなくても必要だったし・・・、と考えると、丸々の出費は参加費、マップと交通費、宅配便代くらいか。

で、感動はプライスレス

何よりも、アクセスのコスト(交通費、時間)が少ないのが神戸のいいところですわ。
これまで住んだ、横浜、東京、名古屋、仙台に比べても段違いです。名古屋は山がないし、仙台は遭難しそう(現に、同じ区内で遭難してヘリで捜索された中学生がいた)。東京はあるんだろうけど、30分で行けるとこはないよなぁ。あ、横浜からなら、鎌倉のハイキングコースはあった。

いずれにしても恵まれてます>神戸 だからこそ『毎日登山』なんていう習慣が生まれるんですね。

2013.11.26

2013 KOBE 六甲全山縦走大会 完走!

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23日、秋晴れの下、六甲全山縦走大会(全縦)に参加、無事56キロを完走。(走っちゃいけないので『完歩』が正しいのだろうけど、そもそも大会名も『縦走』だし。)

練習に付き合ってくださった皆様、いろいろとアドバイスを下さった皆様、用具や参考図書等を貸してくださった皆様、そして応援して下さった皆様、いろんな方に支えられての完走。この場を借りて深く深く感謝。

22日夜 晩ごはんはおにぎり1個とお餅2個を雑煮風に。なんちゃって「カーボローディング」。
夜8時半に布団に入り、とにかく暗くして、ココロ静かに仮眠。6時間うつらうつらして、23日2時半起床。

まずは食事。お餅の磯辺巻きを3個とおにぎりひとつ。VAAMを飲んで食事完了。
膝、足首など心配なところにテーピング代わりにシップを貼って、サポーターを巻き、あとりえSの吉田さんからお借りしたシャツ、パンツを重ね着。準備ができたら、ストレッチ。
ほどなく3時半、つねさの安岐さんのお友達のタクシーが迎えに来てくれる。須磨浦公園へ。

公園到着23日午前4時。既に列は敦盛橋のちょっと上まで100m程できている。前のグループの一人が受付まで見に行って「500人くらい並んでる。」ってことでした。

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ストレッチしたり、おにぎり食べたりしながらスタートを待つ。
5時丁度受付開始、おいらは5時12分スタート。長い長い一日の始まり。

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まだ暗い中、東の空が赤くなるのを眺めつつ黙々と歩く。
須磨浦公園の中の階段は結構きついが、行列ができていて、ゆっくりのペースでなのがありがたい。旗振山到着5:37。汗ばんできたので、ウィンドブレーカー代わりのゴア合羽と厚手の上着を脱いで、先を目指す。

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下見の時には山頂まで行った鉄拐山も、巻道を廻り、おらが茶屋も通らずに高倉台へ降りる。かなり楽。
団地の中にも早朝からボランティアさんが「お静かに」のプラカードを持って誘導している。
栂尾山に登る通称「400階段」。一気に上るとかなりしんどいが、列がつながっているので丁度いいペース。「渋滞」と言うほどのイライラ感はない。

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大分明るくなってきた横尾山。ほとんどの写真は歩きながらなので、暗いうちはぶれちゃってるのが多い。

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須磨アルプス前で日の出。山でご来光を仰ぐなんて、ゲレンデを除けば(いや、ゲレンデではこんな早い時間に起きてないか)、20数年前の富士登山以来ではないかしら。

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馬の背は数珠繋ぎ。それでも渋滞というほどではなく、写真を1,2枚撮っていると、列が進む、という感じ。
ちなみに、写真に何人か(実際は3人)見える黄緑色のウィンドブレーカーの方々はボランティアさん。暗いうちから、ここまで登ってきて誘導してくださっている。頭が下がる。

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朝日を浴びながら今日最初の難所を歩く。

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無事「馬の背」を歩き、妙法寺小学校で、この日初めて(で、結果的には最後の)トイレをお借りする。7:29。
下見のときに、ペースが判らずスタスタ歩いて、死にそうになった高取山の登りも、流れに乗って、30分ほどのゆっくりしたペースで難なく登頂、7:59通過。
普段の朝は、神戸名物・毎日登山のおじさんたちがビールを飲んでいる茶屋も、本日は縦走仕様。
「バナナ一本50円」の看板が立ち、下見の時にはいなかった若い売り子さんが営業中。

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高取山を下り、丸山の街の中を苦労して歩く。結構、原付を飛ばす人が多い。住んでる人は毎日大変だろうな、この坂は。
鵯越(ひよどりごえ)駅を8:46に通過。鈴蘭台処理場の脇を抜け、菊水山への登り口。「苦しみに堪えるのもあなたの人生ですぞ」の看板。そのとおりなんだけど、『堪える』じゃなくて、『耐える』が正しいと思う。
前半の踏ん張りどころ、菊水山の登り。気づくと、頭の中で「1、2、3、4・・・」。リズムを取るのではなく、何故か歩数を数えるように。100まで行くとゼロに戻ってるので、結局、何歩なのか判らないが・・・。

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最初のチェックポイント菊水山についたのが9:45。既に4時間半歩いているのだが、特に疲れはなし。
山頂に携帯用のアンテナが設置されているよしみか、docomoのおじさん、おねーさんがゴミ箱を設置して、キットカットと、縦走路でdocomoの電波が入る地点の地図を配っている。
下見では、ここで靴・靴下を脱いで、30分ほど休んだのだが、今日は立ったままで、おにぎりを一個お腹に入れ、10分の休憩で出発。

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天王吊橋通過10:21。下の有馬街道は、紅葉シーズン、晴天の祝日ということもあってか渋滞。

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大龍寺に降りてきたのが11:08。名物の豚汁1杯200円。眺めるだけにしておく。
ここには、サポート隊が何組か来ていた。大会事務局から斡旋されたホテルに泊まると、ここで昼食を渡されることになってるのだが、歩くペースによってはここじゃ困るよなぁ。

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大龍寺から市が原にかけては紅葉がきれい。愛でつつ、歩きながら最後のおにぎりをぱくつく。さっきの豚汁と一緒に食べればよかったかも・・・という気持ちと一緒に飲み込む。

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市が原到着11:20。ひと月半前の下見のときは13時過ぎだったせいか、もっと川原に人がいた気がする。

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摩耶山への登り口。スタートから既に6時間以上、菊水山での10分間の休憩(しかも、立ったまま)で歩いてきてしまったのが失敗だった。

ただでさえキツイ稲妻坂、天狗道で、脚、特に、太ももの前側が悲鳴を上げ始める。筋肉が疲れてしまって刺すような痛み、このままだと攣っちゃう・・・?  
登山道の脇に立ち止まり、リュックから吉田さんからお借りした「お助けポーチ」を取り出し、電解質フィルム「エンライテン」を口の中に含み、1分ほど様子を見る。酸っぱくないみやこ昆布がすっと舌の下で解けていく感じ。

この後は、ストック2本で体を支えて持ち上げるようにして岩をよじ登っていく。4,5分歩いては一旦立ちどまって、後ろの人をやり過ごし、再び歩き出す、といったペースで摩耶山山頂を目指す。

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2つ目のチェックポイント、摩耶山の掬星台(きくせいだい)到着は12:50。
かなりゆっくり登ったつもりだったが、それでも下見のとき(2時間52分)よりも1時間以上早いペースで登ったことになる。そりゃ、脚も悲鳴を上げるわなぁ。完全にオーバーペース。

ここで、この日初めて腰を下ろし休憩。毎年恒例のホットレモンのサービスを頂く。温かくて、甘くて、酸っぱくて・・・。嬉しいなぁ、美味しいなぁ。「ホッとするからホットレモン」とガラにもないオヤジギャグ。
お代わりをして、空のペットボトルにも入れて貰い、30分ほど休憩。そうこうするうちに、太ももはかなり落ち着いてきた。

ベンチの隣には大学生らしき男の子。タイツの上から、痛み止めのスプレーを大量に膝に吹き付けている。顔は苦痛にゆがんでいる。明らかに膝をやっちゃった風。「いってーーよぉ、いってーよぉ」とうめいている。知り合いなら絶対に「よく頑張った、ここからバスで帰ろう。」って言ったと思うんだけど、さて、彼はその後どうなったんだろう。

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そうこうするうちに、おいらは紅葉を見る余裕も出てきた。
13:15過ぎに掬星台、スタート。あれだけ人がいるのに、タイミングが悪く、アゴニー坂は一人旅。

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アゴニー坂を下り、丁字ケ辻を目指す。
下見の時には縦走マップにある「三国池・三国岩経由」を歩いたが、今回は、標識を見ながら、サウスロード経由で歩いた。後で地図を見ると距離は長いが等高線沿い。途中からボードウォークを歩けることもあって快適。

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実は,この週の初めに六甲は雪が降った。そのせいか、ぬかるみ道もあった。当然歩きにくいが、2週間前の1回目の大会は、道中、ずっとこんな感じだったんだろうなぁ。

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丁字ヶ辻を抜ける。ここは、いつ来ても(っても2回目だけど)下からの車のタイヤがゴム臭い。
記念碑台までは車道を歩く。六甲山郵便局前では、「ゴールしたら温まってください」とお巡りさんが入浴剤を下さった。

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そして、有名な郵便局さんの甘酒の振る舞い。温かくて、濃くて、美味しかったですわ。生き返りましたねぇ。

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摩耶山の登りであんなに辛い思いをしたのが嘘のよう。景色を見るゆとりすらありました。この頃は「あまちゃんのテーマ」が頭の中でグルグル回っていたかな。何でだろう?

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下見の時には道を間違えてオルゴールミュージアムの方に上がってしまい、通ることのなかった登六庵。カレーが有名らしいが、もちろん、この日はスルー。

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ゴルフ場の中、ボールの直撃を防ぐためフェンスで囲まれた道を歩く。
この神戸ゴルフ倶楽部は1903年、イギリス人貿易商A.H.グルームによって造られた日本最初のゴルフ場。(これ、神戸学検定に出ます。)

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みよし観音。下見の時には、道に迷って折れていたココロを優しく癒してくれた観音様。今日はあっという間についた。この後の道中の無事を祈る。

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六甲ガーデンテラス。下見の時には記念碑台から45分かかったのに、この日は23分と半分の時間。
事前に送られてくるパンフレット「神戸のエスプリ」や「六甲全山縦走マップ」では、このガーデンテラスが「最後の決断の場所」と書かれている。公共交通機関で下山できる最後のポイントになる(有馬に降りるロープウェイが使える)のだ。
ずいぶん脅かされていたが、この日は快調そのもの。見晴らしから景色を見る余裕さえあって、休憩も取らず、先へ急ぐ。
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この先、下見の時には山道を歩いたけど、今日は車道。上り下りはないけど距離的には長い。
また、かなりの人のブログに「疲れの出てきた後半にアスファルトの道は脚にくる」と書いてあったが、きっと重い登山靴を履いている人なのだと思う。おいらの靴は街中もしばしば歩いているので問題なし。
できるだけ吹き溜まっている枯葉の上を歩くようにしていた。多分、そのほうが膝に優しいはず。

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ちゃっかりと豚汁を売ってるクルマ発見。おいらが見ている間には利用する登山者はいないようだったが。。。
ちなみに、この頃は、「つねさ第2応援歌」1番がひたすら頭の中でリフレイン。

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六甲最高峰931mは縦走ルートからはずれるのでパスする。40キロ歩いてきた脚には、このちょっと、ほんの2,3分の登りがないのがありがたい。その分、道路からの景色を楽しむ。

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一軒茶屋到着。昨年11月、芦屋川から有馬温泉に単独行したとき、立ち寄った茶屋に「全山縦走」のバッチが売ってた。当時はピンとこなかったけど、今なら欲しいだろうな。でも、今日はスルー。

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最後のチェックポイント一軒茶屋、15:35。779人目の通過だそうな。500番くらいからのスタートとすれば、かなりの人数に追い越されていることになる。ま、完走目的の、走っちゃいけない大会なので、順位なんてものは気にしない。

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下見の時には登った鉢巻山は、トンネルを通過。あっという間。

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東六甲分岐到着は15:52。下見の時は見落としそうになった山道の入口、今日はテントが張られ、ボランティアさんが数名。

ここから先、宝塚・塩尾寺までは本当に山の中を歩くため、リタイヤできる(=何とかタクシーが呼べる)ポイントが無く、真の最後の決断の場所だが、体調もすこぶるいいし、、まだ、明るいし、何のためらいも無く通過。宝塚まであと12キロ。

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暗くなり始める宝塚への下り。ボランティアさんが要所要所で照明を用意してくれている。

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暗闇をヘッドライトとともに歩く。ときおりボランティアさんが声をかけてくれる。最終赤鬼通過までずっとここにいるんですよねぇ。ありがたいことです・・・、「お疲れ様! 頑張って!!」の声に「ありがとうございます。」と応えたら年配のボランティアさんから「ニッコニコしてるね。」とさらに声をかけられた。だって、嬉しいし、楽しいんだもん。

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ヘッドライトの灯りを頼りに歩くこと45分ほどで塩尾寺到着。17:55。

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大阪方面?の夜景がきれいでした。最後の最後までストックを使いながら、急な車道をいいペースで降りていく。この辺では、もう何も考えてなかったかなぁ。カッコ良く言えば「無心」かな。

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宝塚到着・・・、と思ったらゴールの前に最後の難関・階段が待ってた。駆け上るとまではいかないが、足取り軽く登っていく。

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そして18:26、ゴール!!
須磨浦公園を歩き始めてから13時間14分。14~5時間で歩ければ、と思っていたので、自分的にはでき過ぎ。何よりも、膝、足首等の関節の痛みが出ず、用意していた痛み止めの出番がなかったのがありがたかった。

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宝塚温泉で汗を流し、運動後のストレッチ。阪急宝塚駅前では、地元宝塚のボランティアさん、甲子園大学の学生さんが拍手で迎えて下さり、豚汁などを振る舞って下さる。
兵庫県のマスコットキャラ「はばタン」とのツーショット。

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準備段階では不安だらけだったけど、いざゴールしてみると、楽しさだけが残っている。
人生最長の56キロを完走し、「やればできる!」という自信が出てきたのはありがたいこと。
当選通知からの2ヶ月ほど、久しぶりにドキドキワクワクできたなぁ。

家を出てから帰るまで、トータルの歩数は69、398歩、よく頑張った>膝

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2013.11.18

神戸マラソン2013

17日日曜日、神戸マラソンに出てきました。
とは言っても、死んだばーちゃんの遺言でフルマラソンは走れないので、クォーター(10.6km)。
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天気もよく、沿道の声援も終始途切れることなく、気持ちよく1時間のランニングを楽しむことができました。

ちっちゃな子達もハイタッチしてくれました。

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この小父さん、翌朝の新聞に出てました。

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にしても、今回一番驚いたのは、このランナー。この格好でフルマラソンですよ。普通に歩くのも難しそうなのに。

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2万人のランナーに7500人のボランティア。大変スムーズで、全ての関係者に感謝!!

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走ってるところを、同僚がたまたま見つけてくれて、写真を撮って下さいました。
カメラ持って、何してるんだろ>ぢぶん

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2013.10.31

神戸学検定、合格!!

9月に受検した神戸学検定の結果が送られてきました。初級・中級とも合格でした!! 

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初級88点、中級75点とどちらも自己採点よりも1点低かったけど、70点の合格ラインは無事クリアしていました。ちなみに、初級の合格率は56.9%(平均点は78.4点)、、中級は23.3%(同59.0点)だそうです。(ちなみに、上級の合格率はたった2%)。

昨年の合格率は初級64.8%、中級41.4%、一昨年がそれぞれ、74.5%、43.8%だったので、今年はいずれも、狭き門だったってことですな。いやぁ、よくやった>ぢぶん

コーベアーのハンドタオルが同封されていました。

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このほか、合格者得点として、いろんな施設の無料券、割引券がついてきました。
初級と中級で内容が違いましたが、例えば、中級の無料券は、有馬切手文化博物館(500円)、神戸華僑歴史博物館(300円)、水の科学館(200円)、王子動物園(600円)、小磯記念美術館(200円)、森林植物園(300円)、須磨離宮公園(300円)、青少年科学館(1000円)、太閤の湯殿館(200円)、市立博物館(200円)、六甲山牧場(500円)、神戸ファッション美術館(500円)、ポートタワー(600円)、神戸ゆかりの美術館(200円)、孫文記念館(300円)、竹中大工道具館(300円)、UCCコーヒー博物館(300円)で、これだけで6500円分。受検料が5250円だったので、元がとれちゃってます。

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神戸学検定のキャッチフレーズが「知ればもっと好きになる! 神戸の街のものがたり」ですが、ホント、いろいろ行ってみたくなってたところなのでありがたいご褒美ですわ。
応援してくださった、皆さん、ありがとうございました!!